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沖縄は「老後の充実」最低だって

「阿修羅」記事から転載。
老後の充実の指標にレジャーやボランティアへの参加という項目があるのも疑問だが、レジャーやボランティアに参加するには生活の余裕が必要だ。沖縄の高齢者の中で、そのような余裕のある人間は、元公務員や元企業経営者、あるいは基地地主だけである。成功した企業経営者も沖縄では少ない。したがって、沖縄の高齢者は、生活費にも事欠く人間が大半であり、レジャーやボランティアなど、どこの世界の話か、ということだが、それは偶然にもこの調査レポートの結論だけは正しい、ということである。要するに、沖縄の県民所得は日本最下位であり、沖縄の高齢者の老後の充実が全国最下位である、というのは、高齢者に回す金など無い、というだけの単純な話である。
別に高齢者だけの話ではない。産業が無いのだから収入も無いわけで、保守も革新も含めて、沖縄が自立できる産業を作ってこなかったかつての為政者(県知事)すべてにその責任はある。まあ、私が知事のブレーンにでもなる以外には、この状況が変わることはないだろう。月給15万円くらいでいいですよ。どうですか? 
私なら、沖縄を日本のキューバにする。つまり、医療立県だ。そして、完全に自然エネルギー利用の島にする。医療と観光、そして芸能とレジャーの島である。亜熱帯気候を生かした果樹栽培も大いに発展の見込みがあるし、山羊の乳を利用したカマンベールチーズ作りなど、農業の可能性は大いにある。基地などなくても沖縄は幾らでも発展可能性を持っているはずである。飯山老人の乳酸菌とか、比嘉照雄教授のEM菌とか、農業発展に寄与する手法はいろいろあるだろう。まあ、沖縄には「幸いにして」第二次産業が発達しなかった。それがこれからは逆に利点になるはずである。日本は第二次産業と原発によって本来の自然と東日本全体を失ったが、沖縄には第二次産業が発達しなかったために原発も作られなかった。
何も無いということは大きな利点にも変えられるのである。


(以下引用)

老後の充実、トップは島根=東高西低、最下位は沖縄-東北大(高齢者福祉指数)
http://www.asyura2.com/10/social8/msg/490.html
投稿者 尚林寺 日時 2011 年 10 月 15 日 09:48:30: JaTjL5JPya4go
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011101500041&j4
 高齢者が最も安心、充実して生活するのは島根-。東北大の吉田浩教授(公共経済学)らの研究グループは、各種統計を基に独自の「高齢者福祉指数」を算出し、都道府県別にまとめた。「心身の健康」「経済状況」「個人生活」など5分野を調べた指数で、吉田教授は「全体として東日本や日本海側が高く、西日本が低い傾向」と分析している。
 厚生労働省の発表では、今年9月現在の100歳以上の割合は島根が1位で、高知、沖縄が続いた。高齢者福祉指数によると、沖縄は最下位、高知も32位で、長寿県でも評価が分かれた形だ。
 高齢者福祉指数は、5分野15項目について、国勢調査など既存の統計を指標化して合算した。地方議会やボランティア活動などへの「社会参加」、交通事故・犯罪被害面での「安全・安心」なども盛り込んだ。
 指数は0~1で示され、島根県は0.83。突出する項目はないが、配偶者との離婚・死別率や、犯罪被害率が低く、高ポイントにつながった。2番目は福井(0.82)、3番目は北海道、石川(0.80)だった。
 下位グループは沖縄(0.70)、青森、和歌山、福岡(0.71)など。沖縄はボランティア活動やレジャーなどへの参加率が低かった。

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