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板垣英憲氏も「農業工場」を主張

「板垣英憲のブログ」は、一応お気に入りには入れてあるが、それほど熱心に読むブログではない。しかし、「属国離脱の道」経由で、下記記事が書かれていることを知って読んだところ、私が以前から主張していた「農業工場」が「全天候型高層ビル内農場」として書かれているので、ここに転載しておく。(基本構想は私とまったく同じだ)ただし、板垣氏はTPP参加賛成派なので、その点では私とまったく正反対の立場である。私の考えは、「日本の農業改革は急務である。しかしTPPには絶対に参加してはならない」というものだ。
この「農業の工業化」は「TPP参加」とは完全に切り離して考えてもらいたい。
日本の農業がこのままでは死滅し、日本人の食糧が完全に外国や外資に支配されることは必至である。その前に、日本の内部で農業改革をしなければならないのであって、それとTPPを結びつけてはならない。
私は、「農業の工業化」は絶対に必要であって、それによって雇用問題の解決もできると考えている。TPPと結びつけられることで、この考えまで葬られてはならない。その意味では、板垣氏の発言は、多くの人にこの考えを知らせるという点ではよかったが、危ない方向を持った言い方である。


(以下引用)


 たとえば、以前にも、「板垣英憲情報局」で紹介したけれど、農業について言えば、日本が、高い関税を止めても生き延びて行けるようにするには、科学技術立国の強みをフルに活かして、これまでの単なる「農業(アグリカルチャー)」から大きく脱皮して「工業(インダストリー)化」を果敢に図って行く必要がある。すなわち「農工業(インダストリアル・アグリカルチャー)」である。言い換えれば、この「全天候ドーム型ハイテクタウン」には、日本の最先端技術が、総動員される。  
 その1つのモデルが、「全天候ドーム型ハイテクタウン」だ。このなかでは、「ビル型農業」が実現される。とくに「高層ビル」(30階建て)では、各階で異なる栽培技術を駆使して、食糧自給が可能となる。農業が宿命としてきた「天候との戦い」は、これで解消されるので、台風、寒波、日照りなどによる被害から解放されることになる。そして、生産した穀物や野菜、果実などは、海外にも輸出できるので、工業製品と並んで、有力輸出産品となる。

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