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敗北主義との戦い

「晴耕雨読」から転載。
どのブログを見ても、参院選はどこへ行ったの、という有様で、後5日で日本国民の永久奴隷化が決まるという焦燥感などどこにも無い。飯山一郎翁のように早々と敗北宣言を出し、あまつさえ棄権を呼びかけるに至っては、これまでの尊敬の気持ちも少々減退である。
「恐怖すべきは恐怖そのものである」と言ったのはチャーチルか、それともチャーチルが誰かの引用をしたのかは知らないが、スポーツの試合とは違って、実人生では「当人が敗北を認めるまでは敗北ではない」のである。逆に言えば、敗北感(恐怖心)に打ちのめされて戦いをあきらめた人間が敗北者となるのである。多くのブロガーたちは日ごろの戦闘的な姿勢を捨てて敗北主義者になったように私には見える。それとも何かに脅えて、発言を自粛しているのだろうか。それならば、現実が起こる前にあらかじめ怯えているのではないか。
日本の滅亡は既定事項とあきらめ、その中で自分たちだけが助かろうと小狡く立ち回るのもいいが、その滅亡の中に起こる多くの悲惨と不幸を少しでも救うべく、最後まで滅亡を阻止するために、今は戦うべきだと私は思う。
たとえば、選挙ポスターの中で「不正選挙」の存在を堂々と訴えた犬丸さん(「つむじ風」ブログ参照)のような戦いこそが真に敬意に値する戦いだと私は思う。



(以下引用)



2013/7/16

「参院選の争点は、端的に言えば「優先順位は金なのか?命なのか?」「損得なのか?善悪なのか?」と集約可能」  TPP/WTO/グローバリズム
笹田 惣介氏のツイートより。




参院選の争点は、端的に言えば「優先順位は金なのか?命なのか?」「損得なのか?善悪なのか?」と集約可能だろう。

今日本を動かしている「大人たちが生きている間の損得」などと言う目先の利害ではなく「全ての大人が死んだ後、どんな形の日本を次世代に残すべきか」を考えて投票所に足を運ぶべきだ。

日本人は「改革」という言葉に弱い。

改革は善であり改革派は正義の味方、改革に反対する輩は既得権益にしがみつく守旧派・抵抗勢力だというステレオタイプの発想が未だにまかり通っている。




小泉純一郎の「改革なくして成長なし」という言葉に、自らの頭で考えず改革の意味も知らない有権者は飛びついた日本…この国には、目に見えない情報の壁が存在する。

それを「閉ざされた言語空間」と江藤淳は呼んだ。

マスメディアが官僚と結託して情報を操作し、真実を国民の目から覆い隠している。

一般の国民はもちろん、国民が選挙で選んだ代表である国会議員、時には与党の議員でさえ蔑にされているほどだ。

リーマンショックで米国モデルの破綻が歴然と露呈した。

改革派の経済学者の中には「懺悔の書」を出す者まで現れた。

鳩山政権が年次改革要望書を廃止し「米国主導の日本改造」に死刑宣告が下されたと思った矢先、「平成の開国」と菅直人が突如としてTPPを持ち出し、安倍晋三は参加表明を断行した。

昨年の総選挙、民主党はTPP参加を掲げる一方、自民党は「交渉に参加するための6条件に違反する場合はTPP参加反対」を掲げて圧勝し政権復帰。

しかし、皮肉にもTPP交渉への参加表明は「勝った途端、手のひらを返し有権者を騙した自民党政権」により断行される結果となったのは、記憶に新しい。

「平成の開国」と、突如TPPを持ち出した菅直人。

「不退転の覚悟で」と、参加に突き進もうとした野田佳彦。

「総選挙公約を放棄」してまで、TPPに参入表明した安倍晋三。

最初は、小悪党がうろちょろしたが、一番の悪人は最後に控えていた。https://t.co/woEs1lB30k






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