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希望の虚妄なること絶望に相同じい……あれっ?

勝手気ままな形而上的妄想作文にうんざりしている人も多いだろうから、少し時事的な話もしておく。
福島県産野菜は安全だとマスコミも政府も口を揃えて言い続けていたが、その後どうなったかというと、……まだ放射能に汚染され続けているのです。(ここで「笑」などと書くと怒られそうだから、書かないが、書いたも同じか)
市場に出ているのは放射能検査を受けた安全な作物だけだと主張するかもしれないが、放射能は目に見えないから、安全性など確信できるもんじゃない。
渡る世間は嘘だらけ、というのは3,11以降に日本人が学んだことである。政府も学者も業者も経済界もマスコミも嘘つきばかりである。
風評被害がどうこう言われても、それ以前にあまりにも騙されすぎたので、少しでも疑わしいのは信じないほうが安全だ、という気持ちに誰もがなっているかと思う。
福島の農水産業は原発事故が起こった時点でもはやほとんど回復不可能な状態になったと考えて、新しい産業を考えるべきだろう。
いつまでもわずかな可能性にしがみついていることで、新生の可能性も無くしてしまうことになるはずだ。


(以下引用)



2012年08月22日15時00分

提供:毎日新聞



. .

 市場に流通しない自家栽培の野菜を食べた福島県の70代男性2人が、比較的高い1万ベクレル超の放射性物質を取り込む内部被ばくをしていたことが、東京大医科学研究所の調査で分かった。うち1人は約2万ベクレルに達したが、これによる被ばく線量は年0.85ミリシーベルトで、国が設けた食品からの被ばく限度(年1ミリシーベルト)は下回った。調べた坪倉正治医師は「健康被害が出るレベルではないが、自家栽培の野菜などを食べる場合は検査してほしい」と話す。

 2人の男性は、同県川俣町と二本松市在住。今年7~8月、内部被ばく量を測定する装置「ホールボディーカウンター」を使い、体内の放射性セシウム(134と137)の量を調べた。その結果、川俣町の男性からは1万9507ベクレル、その妻からは7724ベクレルが検出された。二本松市の男性の内部被ばく量は1万1191ベクレル、妻は6771ベクレルだった。いずれも東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムを食品から取り込んだとみられる。

 川俣町の夫婦は、同県浪江町の原木で自家用に栽培したシイタケや自宅近くで採ったタケノコ、干し柿などを毎日食べており、シイタケからは14万ベクレルを超す放射性物質が検出された。二本松市の夫婦は、この夫婦からもらった野菜を食べていたという。【河内敏康】

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