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太陽の花は放射能が大好き

「ネットゲリラ」から転載。
私が福島原発の放射能被害報道の最初の段階で疑問に思ったのが「なぜホウレン草」ばかり報道されるのか、ということだった。放射性物質が降り注いだ作物はホウレン草ばかりでもないだろうに、やたらと「あちらのホウレン草は何ベクレル、あちらのホウレン草は何ベクレル」とホウレン草のオンパレードであった。葉野菜の代表としてホウレン草があるのならともかく、ホウレン草はそれほど人気のある野菜ではない。だからこそ「ポパイ」のような宣伝アニメが作られたのだ。
やはり、これはホウレン草は放射能をよく吸収するという性質があると見るべきだろう。つまり、植物の中には放射能を吸収しやすいものとそうでないものがあるということだ。ヒマワリもその一つだと考えれば、そうした研究をすれば福島の死の大地も案外と短期間で生命を蘇らすことは可能だということになる。
特に、放射能感受性の弱い老人たちが先頭に立って、福島復活プロジェクトを立ち上げるのも面白いのではないか、と私は思っている。もちろん、その暁には私も参加したい。


(以下引用)


菅直人に怒鳴られて、座りションベンしてキチガイになっていた盗電社長がノコノコ出てきたようだが、福島県庁を訪れて、ロボットみたいな顔してTVカメラの前で吐いたセリフが、「県民の皆様に心身両面で苦労していただいていることに改めて深くおわびしたい」というんだが、まぁ、アレだ、このひと言に、物事の本質が集約されているわけです。「苦労していただいて」って、苦労させてるのは誰なんだ? という事ですね。東電がとんでもないミスしでかしたからこそ、日本中が苦労しているわけで、そら、「ご迷惑おかけして申し訳ない」と言うべきだろう。まったくもって、当事者意識の薄いバカどもで、地震が起きたとたんに逃げ出そうとした会社だから当たり前といっちゃ当たり前だが、東電にしてみりゃ、そう言いたくなるような事情もあるらしい。

というのも、そもそも最初に原発を導入しようとした時に、電力会社側としては、むしろ消極的だったわけです。それを、政治家が無理じいしてやらせるにあたって、1200億免責とかいう訳わかんない特約作って、「事故が起きたら政府が面倒見るから心配すんな」と押し付けた。そうした経緯があるために、東電としてみりゃ、「好き好んで原発やってんじゃねーぞ、こら」という意識がある。

好き好んでやってるんじゃない、という意味では、原発に関わる人たちみんなそうですね。山谷釜ヶ崎の労務者掻っ攫って、働かせているとか、色んな噂があったりするんだが、カネ払いが良いので釣られて働いているとか、まぁ、そんな感じらしいんだが、イヤイヤやってます、というのが仕事ぶりにも出てくるわけだ。

ところが、世の中には
放射能が好きで好きでたまらないというキトクなお方もいらっしゃるようで、



というか、人ではないんだが、向日葵なんだが、向日葵が放射能大好き、という話です。
tokaiama 東海アマ管理人
関東東北の大地に無数のひまわりを播こう。成長したら一カ所にまとめて堆肥にしEM菌を散布。大地にもEMを500倍に薄めて繰り返し散布すべし。高濃度汚染値は表層5センチを入れ替える。決してl耕耘しないで、混ぜると汚染が拡大する
ヒマワリが、何故か放射性物質を集める作用を持っていて、土壌の浄化に効果がある、というわけです。チェルノブイリ事故の際に発見されたんだそうで、
 ヒマワリが、放射能汚染された土壌の浄化に効果があるとされている。

 植物には根っこから土壌の放射性物質を吸収するものもあるそうで、その中でもヒマワリが最も吸収の効率が良いのだという。土壌の放射性物質の除去までに30年以上はかかると言われる場所でも、わずか20日で95%以上を除去したという記録が残っている。

 1995年に米ラトガーズ大学のスラビック・デュシェンコフ博士ら旧ソ連出身の植物学者達が、チェルノブイリ原発から1キロ離れた池で20種類の植物を栽培し、ヒマワリがセシウム137を根に、ストロンチウム90を花に蓄積することをつきとめた、という研究報告がある(日本テレビ系(特命リサーチ200Xより)。

 これはファイトレメディエーションと呼ばれ、植物が持つ自然の能力を活かした環境汚染の浄化技術で、現在も研究が進められている。
なんでヒマワリは放射能が大好きなのか、理由は不明なんだが、土の中の放射性物質をせっせと取り込むらしい。また、汚染された土壌で米を作ると放射能米が出来るんだが、そこでも、主に胚芽の部分に放射性物質が集まるらしい。まぁ、人間にとっては有害でも、植物にとっては何か役に立つ要素があるのかも知れない。で、植物だけではなく、細菌でも放射能大好きというのがいるそうで、
 国立環境研究所の研究グループが過去に行った放射性物質を取り込む細菌の研究で、水中の放射性物質が放射線を出す能力(放射能)を10分の1まで下げる細菌を発見していた。福島第一原子力発電所の事故で放射性物質の環境汚染が懸念される中、浄化手段としてあらためて注目される。ただ「簡単に増えるため大量培養は難しくないが、海水の中で利用できないことや温度や酸性度の条件で制約がある」(冨岡典子主任研究員)など実用化には課題があるようだ。
 冨岡主任研究員らの研究グループはチェルノブイリ原発事故をきっかけに1988年から約10年間、細菌が放射性物質を取り込む現象を研究した。当時高精度な放射性物質の監視(モニタリング)装置がなかったため、細菌によるモニタリングの可能性を探るのが当初の研究目的だった。
チェルノブイリをきっかけに、色々と発見があったようなんだが、さて、ここでお馴染みの飯山一郎センセです。
ここで,少々理屈っぽくなるが,「光合成細菌の放射能利用の原初形態」を述べる.
 1.原始地球には海水と岩石しか存在せず,有機的エネルギーがなかったので,地球最初の生命体は,宇宙からの紫外線や放射線をエネルギー源とした.
   当初,紫外線や放射線の破壊力を色素で減じさせ,無機的環境下で光合成を行うというシンプルな生命体であった.
 2.微生物や植物は,炭水化物・脂質・蛋白質等の有機物を必要とせず,紫外線や放射線をエネルギー源として,炭酸ガスと水から体細胞を合成している.
 3.光合成細菌は,水の代わりに硫化水素などの無機物を栄養源として紫外線や放射線の電磁粒子で炭酸同化して体細胞を合成できる.この際,放射性物質を体内に吸収すれば,電磁粒子のエネルギー受容率は格段に高まる.

ようするに…,原始地球において,紫外線や放射線という強大なエネルギーが存在したからこそ,最初の生命体が誕生できたのであり,紫外線や放射線という強大なエネルギーを利用しつくす光合成細菌が誕生したからこそ,生命の進化の基礎が築かれた,ということを,イメージングできるヒトは,私の仲間になれるのですが….

有機物の存在してなかった原始地球では、紫外線や放射線のエネルギーを取り込んで生きる細菌がいたのではないか? という説なんだが、そういや、深海の熱水鉱床では、硫化水素を栄養源として生きるバクテリアがいて、そのバクテリアを自分の腹に生えた毛で「養殖」して食べて生きている蟹がいる、という番組をこないだ見たんだが、
海底熱水鉱床(かいていねっすいこうしょう)は海底にある熱水鉱床である。海底熱水鉱床は、海底のうち海嶺などマグマ活動のある場所に海水が染み込み、熱せられた海水によってマグマや地殻に含まれていた有用な元素が抽出され、この熱水が海底に噴出して冷却される事によって沈殿して生成する鉱床である。

好熱菌など特異な環境で生息する生物も存在する。また、それらを生産者とする特異な生物群集があることも知られている。
あるいは、ヒマワリというのも、放射線を「養分」とするそうしたバクテリアを根っこに集めて、自らの生育に役立てているのかも知れないんだが、まぁ、チェルノブイリでこうした研究が始まったように、今度の福島では、放射線とバクテリアとか植物とか、そうした研究が進むのかも知れないです。

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