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今年後半の政治を占う

前の記事を書いて、少々憂鬱になったので、今年後半の日本の政治を易で占ってみた。
出た卦は「地火明夷」の初爻である。
朝日新聞社の文庫版「易経」によれば「夷」は「破れる」意味で、「明夷」は太陽が地面の下に隠れるように「明徳」が「破れる」というなかなか厳しい卦である。「艱難を自覚して苦しみつつ正道を守るときにのみ利益がある」というのは、小沢新党へのアドバイスにも見える。特に、「韜晦し、自らの考えを隠すのがよい」、というのは実践的アドバイスだ。
初爻は「世に容れられず、彷徨しても禄にありつけない。誰かに仕えようとしても、その君主は、お前の理想は現実に合わないといって、非難するであろう。もっとも、世の中が狂っているので、義としてその禄を食うべきではない」というもので、まるで小沢新党を頭に置いて書いたかのような出来過ぎの判詞だ。嘘でない証拠にその箇所を示す。(P47 5行目から7行目)である。
私が占ったのは日本の政治であり、べつに小沢新党には限定してはいなかったのだから、これは一つの解釈にすぎない。しかし、「国民の生活が第一」の議員諸君は、これから艱難に耐える覚悟は持っていたほうがいいだろう。
ついでに、初爻が変化した変爻は「地山謙」で、「初めは運が良くないが、最後には運が開ける」というものだから、心配はいらない。謙譲の徳を守れば、天地鬼神、人心のすべてが味方するだろう、というものだ。要するに、世の中のすべての人が味方になり、報われるということである。

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酔生夢人
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考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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