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ロシアがEUの対イラン政策を批判

「スロウ忍ブログ」より転載。
酔生夢人ブログには似合わない国際政治の記事だが、ロシアのこの姿勢は評価できると思うから転載した。
今や世界中がアングロ・ユダヤの思いのままという状況だが、それに対抗できるのは中国とロシアだけだろう。ベネズエラ・キューバ・イランは軍事力が無いから、対抗はできない。もっとも、彼らはただ存在しているだけで十分に意義がある。


(以下引用)


2012年 1月 24日(火曜日) 17:42
ロシアがEUのイラン産原油禁輸制裁を批判

ロシア外務省が、EU外相会合でのイラン産原油禁輸制裁の決定を批判しました。
EU諸国の外務大臣は、23日月曜、ベルギーのブリュッセルで会合を開き、アメリカのイランに対する敵対政策に同調し、制裁に反対する国々の要請を無視して、イランの原油と中央銀行に対する制裁を発表しました。
この制裁は、EU内部の一部の反対を理由に、すぐには実施されません。
イルナー通信によりますと、ロシア外務省は、23日、声明を発表し、EU外相会合のイランに対する制裁を非難すると共に、「イランの中央銀行への制裁に加え、イラン産原油の購入、イランに関係する技術の移転、石油化学コンビナートの部品の輸出が禁じられることになった」としました。
この声明ではまた、「EU外相の新たな対イラン制裁は、イラン経済に影響を及ぼすためのものであり、この制裁は、世界における核兵器不拡散に向けた努力とは何の関係もない」とされています。
ロシア外務省はさらに、「今回の制裁は、イランに対する西側の要求の押し付け、明らかな圧力に相当するものであり、このようなアプローチは誤っている」としました。
この声明は、「今回の制裁は、IAEA国際原子力機関の専門家が、イランの核施設を視察し、イランの核活動に関する主張や6カ国との協議再開に関するイランとの合意を巡る話し合いを継続しようとしている中で採択された。イランの核問題は外交的手段によって解決すべきであり、イランは常に、圧力によって自国の権利を断念することはない」としました。
ロシアのラブロフ外務大臣も、23日、EU諸国がイランの石油と中央銀行への制裁で合意したことを非難し、「ロシアは、イランが国際社会との協議の席につくよう努力している」と述べました。


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