弘兼憲史は、現実主義者だから、打算や計算だけで人生を渡っているような人間でもあるの
だろう。まあ、青木雄二の「ナニワ金融道」と一緒に読めば、ちょうどいいwww
ところで、リアリストと「現実主義者」は必ずしも一致しないのではないか、と、今ふと思ったのだが、「現実を冷徹に認識している人間」がリアリストであるのに対し、「現実がこうだから、それに追随する」人間が現実主義者である、という定義はどうか。リアリストでありながら理想を持つことは可能だが、現実主義者は理想(理想主義者)を馬鹿にしているわけだ。
現実をありのままに見ることが難しいとは私は思わない。現実の醜さを知りながら、それでもなお絶望せずに理想を持つ人間のほうがはるかに尊いだろう。
最初の話に戻れば、青木雄二はリアリストで、弘兼憲史は現実主義者、となる。
(以下引用)
引用ツイート
島耕作はまさにその象徴で、松下と東芝をモデルにしたハツシバの経営者で、経団連や経済同友会の大物になるが、松下も東芝も凋落し、経団連が非正規雇用の拡大を進めてきた現在、日本の若者から未来を奪った責任者として島耕作こそ物語のなかで断罪されるべきなのだが、知らんぷりして進んでいる。 twitter.com/TomoMachi/stat…

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