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アベノミクスによる「円安誘導」の当然の帰結としての生活苦

「ライブドアニュース」で読んで、後でブログに書こうと思っていたら、1時間後にはもうトップ記事群から消えていた。この「スポンサー(政府も含む)にとってマズイ記事は、一応広報はするが、すぐに消す」というマスコミ報道の姿勢こそが一番の問題だろう。我々の知らないうちに、ほんの僅かな間だけ現われて、消えていった重要情報がいかに多いか想像できる。

水道・電気・ガスなどが生命と生活に直結し、それらが事実上の独占事業である以上は、その値上げは庶民にとっては死活問題であるのだから、料金値上げは政府によって抑止されねばならないはずだ。だが、政府は値上げ申請をほとんどフリーパスで認めている。
これは、政府はもはや「国民収奪機関」と化していることを意味している。

福島棄民政策、原発政策などを考え併せても、この国は飢えたハイエナが群がって貪り食う、屍骸になっているように見える。






(以下引用)


8月分電気・ガス料金、2か月連続で最高水準に

 電力10社と都市ガス大手4社は27日、使用量が平均的な家庭で8月分の料金が値上がりすると発表した。

 全社値上げは5か月連続となる。円安で、火力発電に使う原油や液化天然ガス(LNG)の輸入価格が上昇しているためだ。

 7月分と比べて、電気が12~58円、ガスが29~47円、それぞれ値上がりする。東京、中部両電力の値上げ幅が大きいのは、輸入価格の上げ幅が大きいLNGを使って発電する割合が高いためだ。

 今回の値上げで、最近3か月の燃料や原料の価格変動分を反映させる毎月の料金変更が始まった2009年5月以降の最高水準を、電気は2か月連続で、ガスは4か月連続で更新する。

 東北電力と四国電力はこれとは別に、コスト増などを反映させた家庭向け電気料金の値上げを政府に申請している。両社は7月からの値上げを目指していたが、経済産業省の審査がずれ込み、9月以降となる可能性が高まっている。




(追記)他のネットニュースからも拾っておく。部分的に詳しい内容もある。こちらは朝日新聞系だと思う。なお、大阪ガスの「標準家庭で6475円程度」という発表はかなり疑わしい。うちは現在二人暮らしだが、6月のガス料金(大阪ガスである)は1万2000円ほどもあり、冬場とほとんど同じであった。つまり、値上げの結果そうなったということだろう。この調子で行くと、今年の冬はガス料金が2万円台になるのではないかと思う。そうなれば、貧困家庭ではガス利用をやめ、凍死するしかないだろう。


電気・ガス料金、8月も値上げへ 関西電力と大阪ガス


 

 関西電力大阪ガスの8月の料金が引き上げられる方向になった。電気料金は標準家庭(1カ月の使用量300kWh)で、前月より36円ほど高い7691円程度。ガス料金(同33立方メートル)は約47円高い6475円程度の見込み。原燃料の輸入価格が上がったためで、関電は6カ月連続、大ガスは5カ月連続の引き上げになる。








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