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女性の感情(身体性)、男の理屈(抽象性)

今日は記事をひとつしか載せていないので、サービスとして私の別ブログから記事を提供する。元記事では2回に分けていたが、それをひとつにまとめる。
で、その前書きにも書いたが、ここで書かれた内容は男と女の間の深淵というか、深い河を示しており、男も女もここに書かれたことを拳拳服膺するのが世界平和の基礎かと思うww
特に、男は「相手との感情の共有」はそっちのけで、話題そのものに精神を集中する傾向が、女性をうんざりさせるのだ、ということをよく理解すべきだろう。
おそらくホストなどはそれを熟知していると思う。話などロクに聞いてなくても話を「へーそうなんだ、すごいね、面白いね」と合わせる技術に優れているわけだ。

(以下引用)文中(記事後半)の「増田」とはスレッド主のことである。
非常に重要で目からウロコの内容なので、これに対応する「男の考える『面白さ』」と2回連続で載せる。

(以下引用)

2024-10-02
■彼氏がおもんなさすぎる

念の為、彼の顔や体型、学歴や社会性地位には言及しません。関係ないので。

彼とはマチアプで出会いました。

最初のデートのときから、会話があまり面白くないな...と思ってたんですが

5回目のデート(5回目!?)で彼から告白されてお付き合いが始まりましたが

会う度に「こいつおもんな~~~」って思う。

■なにがおもんないのか
人間誰しも、普通に生きてたら鉄板の話が有ると思います。

定義はウケるウケないは別として、絶対に関心を引くような話です。

(私の場合は、マチアプで出会い2年半付き合ったモラハラ男が出会ったときから既婚者子持ちだった)

(ずっと母方のお婆ちゃんだと思ってた女性が実は赤の他人だった)

(ハリウッドスターとの写真撮影で、プリンターのエラーで写真が出ず、5万円を無駄にした)(これは今でも本当に悲しい)

彼はこういったエピソードを一つも持っていません。

会社でも、上司や後輩がみんないい人だそうで、やらかしやトラブルも穏便に済ませてきたらしく

飲みの席での所謂「武勇伝」というものありません。

彼が主人公のエピソードトークを聞いたことがないです。

彼が友達と旅行に行き、感想を聞けば「◯◯に行って、◯◯見て~、◯◯食べて、寝た」

私が「◯◯には行った?」と聞けば「行かなかった」で終了です。

話を全く広げない。

■いやそれお前がおもんないだけちゃうん?
一理あると思います。

ですが、私は少なくとも旅行のエピソードがあれば

「◯◯に行ったんだけど、途中で雨が降ってきて~でも強行突破で◯◯見よう!ってなって~

日傘しか持ってなかったから日傘びちょびちょになった笑

雨やばかったからさすがにタクシーで帰った笑笑

それでそのあと◯◯食べて~、あ、写真これ!◯◯が入っててそれが美味しかった!」ぐらいは話します。

私は「自分の話はおもんない」を前提として、精一杯楽しんで貰えるように話し方や段落には気をつけて喋っています。

彼には聞き相手を楽しませようという心意気を一切感じません。

ChatGPTと話してるみたい。

■じゃあ別れれば?
彼とは趣味が一緒で、その同じ趣味をしているときは楽しいので別れません。

■結局何が言いたいのか
仲がいい相手でも、最小限自分でエピソードを掘り下げる努力をして欲しいです。

これは転職や就職時に「コミュニケーション能力」としてPR出来る部分です。

笑わせろ!というわけではなく、聞き手は細かい部分まで言及してくれた方が会話の糸口を見つけやすいです。

昨日なにがあった?というエピソードを最大限省略すれば「仕事して、飯食って、寝た」で終わります。

最小限掘り下げて「◯時に起きて~めざまし見ながら準備して~」と話してくれれば

「朝は私ZIP派だな~」という糸口に繋がります。

まじで全人類、努力してくれ。



前回の続きで、どちらも、この「男女の違い」を明確に言語化したのは凄い。

(以下引用)

2024-10-02
■彼氏おもんな増田から考える男女間の「面白さ」の違い(追記あり)

anond:20241002111546

そもそも「面白さ」に対する考え方には結構性差があって、増田が例示したエピソードは男さん基準ではそもそもオモロの俎上にすら上がらないことは認識した方がいいと思う

定義はウケるウケないは別として、絶対に関心を引くような話です。

(私の場合は、マチアプで出会い2年半付き合ったモラハラ男が出会ったときから既婚者子持ちだった)

(ずっと母方のお婆ちゃんだと思ってた女性が実は赤の他人だった)

(ハリウッドスターとの写真撮影で、プリンターのエラーで写真が出ず、5万円を無駄にした)(これは今でも本当に悲しい)

「ウケるウケないは別として」とか予防線張ってるけど大概の男さんはこれらのエピソードに関心すら持たないと思う

だって内容がすべて予定調和的というか、「まあそんなこともあるよね」の範疇にしか収まってない

3つのエピソードとも、現実世界で起こりうる事象の中で可能性が低いものがたまたま発生し、そこに増田がたまたま居合わせたという事実でしかないわけ

認知の枠外から意外性のある切り口を提示することがないから「へーそんなことがあったんだ」以上の感想は出てこない

男さんの面白さって、会話の脱臼というか、気の利いた切り口での「脱構築」的なメタ認知能力の高さ勝負みたいなところある

つまりその場にいる人間の思考フレームワークの外側から、自分しか持ちえない視点を提示しないと男さんからはオモロとはみなされない

男さんのオモロは目の前のテーマをいったん抽象化して大喜利に変換することから生まれる、と換言できるかもしれない。増田の提示した例で言えば

マッチングアプリで出会った男性に衝撃の事実が発覚。いったい何があった?

ハリウッドスターとの写真撮影でまさかのアクシデント。何があった?

というお題に対する気の利いた回答を提示する必要があって、ここで「実は既婚者子持ちだった」「プリンターがエラーで写真が出なかった」とか回答してもオモロにはなりえないということは感覚的に分かってもらえると思う

ではなぜ女さんはそんな予定調和的なエピソードトークを好むのかと言えば、答えは簡単で、女さんの会話の目的が「感情の共有とそれに伴う自身の存在価値の確認」だからだ

女さんは、トーク自体を面白くしたいわけではなく、このトーク面白いよね?という感情を目の前の相手と共有することで自分と相手が共通の価値観を持つ仲間であることを確認したいのだ

つまりトークの面白さそのものではなく、このトークを面白いと思ってもらえる関係性の方に価値を見出している。手段と目的が男さん目線では転倒しているのだ

女さんにとってエピソードトークとは、自分が任意の感情に至るまでの前提条件や結果に至るまでの文脈などを共有する手段でしかない。極端な話一切笑ってくれなくても共感さえしてくれれば目的は達成される

要は増田の真の不満は「彼氏のオモロなさ」ではなく「彼氏が自分の感情に共感を示さない」というところにあるので、仮に彼氏がスーパーオモロ人間だったとしても解決はしないと思う

■追記

男さん的面白さの具体例を挙げると、滑舌の悪いプロレスラーのインタビューを聞いて何言ってるか当ててみようっていうクイズで、天龍の声を聞いた麒麟川島が「エスプレッソマシンのモノマネをしてらっしゃる」とツッコんだやつ(無断転載ではあるが動画を見てみるとニュアンスが伝わると思う)

https://youtu.be/QeSXpiKtj0A?si=i2EaM603ERPrugo-

多分女さんがこの場に居合わせたら天龍の声がガサガサすぎて聞き取れない状況をそのままオモロとして認識してしまってそこ止まりになる人が大半だと思う

ここで面白さのキモになるのは人間の声がエスプレッソマシンとリンクする世界観を一瞬で思いつく脱構築的発想であって、男さん目線では天龍の声質そのものに面白さが宿っているわけではないということを分かってほしい

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酔生夢人
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男性
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仙人
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自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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