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「ビッグバン説」の虚妄性

夜明け前の空が完全に曇り空で、空を見ても面白くないので、心内の夢想だけに耽りながら散歩をした。まあルソーではないが、「孤独な散歩者の夢想」である。
で、例によって大半は散漫な夢想ではあるが、比較的集中して考えた題目が宇宙論である。

私がビッグバン説をインチキだと思っていることは何度も書いているが、それは私に宇宙物理学の知識があるからではまったくなく、むしろそういう知識が無いからこそ、直観的にそれが嘘だと分かるというか推定するのである。

その判断の根拠は非常に簡単な大原則で、「無から有は生まれない」ということだ。これに反する事象はこの宇宙には存在しないはずで、それなら宇宙そのものも無から生まれたはずがない。「ビッグバン説」は基本の基本から大嘘なのである。
何かが無から生まれたように見えるのは、単に「目には見えない物質の離合集散」の結果にすぎない。それは微生物や細菌や元素(あるいは原子や分子)という存在だ。
しかし、仮にビッグバンによる宇宙誕生が、何かの原子や分子の離合集散によるものなら、「宇宙誕生以前に原子や分子が存在した」ということになり、それは既に「ビッグバン以前にそれらの元素を含む宇宙が存在した」ことになる。つまり、無から有が生まれることは絶対にないのである。おそらく、ビッグバン説の大本(ヒント)は核爆発による異常な熱膨張現象だろう。しかし、それも「無から有が生まれた」わけではない。単なる膨張だ。
そういう意味では、ビッグバン説とは別の話として「膨張宇宙説」は可能性が無いとも限らない。しかし、膨張とは基本的に「限界があるもの」の話であり、限界の無い宇宙(宇宙に限界があるなら、その限界の「向こう側」はどうなる、という頓智問答になる。)が膨張するというより、単に遠隔地点の星と星の間の運動の結果が「宇宙そのものが膨張しているように見える」だけという可能性もある。核爆発による膨張と私が言うのは、爆風のことである。

まあ、物理学その他の学問は「専門的言葉」「前提的知識」が膨大にあり、それらを学んでいるうちに何もかもが混迷化してビッグバン説のような極端な詐欺がまかり通るようになるのだろう。もちろん、それは「学問の世界」が「権威者による支配」の世界であり、それに逆らうと学問の世界で生きていけないからでもある。

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酔生夢人
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考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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