結果的には学校側がこの父親に娘のアンケート回答を渡したことが、父親(実父なのか継父なのか分からない)の娘への逆恨みとなり、殺害に至るほどの虐待につながったのだと思う。あまりに軽率な行動だったとしか思えないが、さて私自身が学校側の人間だったとして、家庭内の問題にどこまで立ち入れただろうか、と思わないでもない。
しかし、子供を死に至るほど虐待する親というのはどのような精神の持ち主なのだろうか。この寒さの中で冷水シャワーを浴びせかけることだけでも恐ろしいほどの虐待である。ほとんど人間離れした残虐さだ。
大人の暴力の前には子供はまったく無力であり、まずは、DVの可能性がある、という段階で保護団体(そういう公的組織があるかどうかは知らないし、またあったとしてどれほどの権限を持っているか知らないが)などが子供を親から一時隔離する、という方法が望ましいのではないだろうか。
この事件を機に、子供を親(毒親というよりは暴力親)から守ることについての議論を深めるのが心愛ちゃんへの最大の供養になるかと思う。
しかし、子供を死に至るほど虐待する親というのはどのような精神の持ち主なのだろうか。この寒さの中で冷水シャワーを浴びせかけることだけでも恐ろしいほどの虐待である。ほとんど人間離れした残虐さだ。
大人の暴力の前には子供はまったく無力であり、まずは、DVの可能性がある、という段階で保護団体(そういう公的組織があるかどうかは知らないし、またあったとしてどれほどの権限を持っているか知らないが)などが子供を親から一時隔離する、という方法が望ましいのではないだろうか。
この事件を機に、子供を親(毒親というよりは暴力親)から守ることについての議論を深めるのが心愛ちゃんへの最大の供養になるかと思う。
千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん(10)が自宅浴室で死亡した事件で、心愛さんが2017年11月の学校アンケートに「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」と回答していたことが31日、分かった。市教育委員会は、この回答のコピーを父勇一郎容疑者(41)=傷害容疑で逮捕=に渡しており「威圧的な態度に恐怖を感じ、屈してしまった」と説明した。
野田市教育委員会は31日に記者会見し、アンケートの記述内容を公開。心愛さんは、容疑者から「夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています」と書いていた。
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