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増田俊男「ウクライナ戦争、コロナ、インフレ、円安はいつ終わるか」

まあ、言っているのが増田俊男だから、胡散臭い言説だと思う人のほうが多いだろう。私もべつに彼の言葉(予想)を信じるわけではないが、一応、一般人の知らない情報も知っている可能性はあるだろうから、参考までに書いているだけである。

(以下「時事直言」から転載)


<時事直言>ウクライナ戦争、コロナ、インフレ、ドル高・円安はいつ終わるか


(Gold Institute for International Strategyでの私のスピーチ6/15/2022)


ウクライナ戦争は2023年12月末に終わる
新型コロナはすでに終息
インフレは本年10月
ドル・円は10月上旬から円高110円
上記はNYのthe Union LeagueでのGold Institute主催のコンファレンスで私のスピーチで述べたことである。
インフレが10月に終わるのはコロナ終息でサプライチェーン問題は回復に向かっており、需給関係が好転してきたからである。
価格操作で釣り上げられている原油価格は下げ始め、10月には正常の1バーレル60ドルに戻る。
アメリカの国民の頭の上にコロナ支援の名目で空から降ってきたドル札200兆円が溜まっていたが、このところマスク不要、集会自由の正常な生活に戻ったのでうっぷん晴らしで値段が高いのは承知の上で使いまくった。
ところが、とうとう底をついてきた為スーパーの売り上げが下がってきた。
こうなると供給過剰に逆戻りとなる。
時間とともにインフレは終息する。
にもかかわらずFRBは目先のインフレ加速を抑制する為強度な引締め政策を採っているのでアメリカ経済は冷え込みリセッションに向かおうとしている。
リセッションは大手証券アナリスト、投資銀行CEO等々のコンセンサスである。
リセッションは今年か来年かで意見は異なるが、私のように「リセッションはない」と言う者はいない。(それだけに私のスピーチは注目を集めた)
アメリカの二大基幹産業は医療産業と軍事産業であるが、2020年3月以来のコロナで医療産業はこの世の春を迎え、同産業の好況は特にハイテク等ソフト産業に波及し、NY株価を牽引した。
すでにコロナは終息したので、医療産業の経済牽引力は落ち込んでいる。
そこで次なる経済牽引役としてもう一つの基幹産業である軍事産業をこの世の春に持ち上げなくてはならなくなった。
幸いタイムリーにコロナ発生の2020年3月から2年ぶりの本年2月24日プーチンがウクライナに侵攻したおかげで、ウクライナ支援と言う名の軍事予算が次々と米議会を通過し、ペンタゴンから軍事産業に湯水のごとく資金が投下されている。
軍事支出は最も効果的な公共投資であり、経済活性化の原動力である。
従ってウクライナ情勢の悪化が続く限り、公共投資は続き、戦争が続く限りリセッションはなく、暴落も起きない。
私が軍事支出を公共投資と捉えた点がユニークとされ好評だった。
私のスピーチが下でキーノートスピーカーの元PentagonのGeneral、Ernie Audino氏と懇意になれたことは収穫であった。


Gold Institute主催(Union League)_NY-20220615-5.1
私のユニークなスピーチに聞き入る元PentagonのGeneral Ernie Audino氏とスピーカーのMr. Mark Foley氏
約50名の参加者の中にCIAの幹部がいて、中国に私がアドバイスした内容を話したら私に大変感謝していた。


             


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