この記事が「ヤフーニュース」に取り上げられると、コメント欄がネトウヨの総攻撃で玉城デニー批判の嵐となり、その中には明らかな沖縄差別、沖縄侮蔑コメントも膨大にある。
だが、玉城デニーの県知事としての資質もかなり問題があるかと私は思っている。知性と人格に重みが無い。もともと芸能人だからか、軽薄さがかなり目立つのである。今、この時期にこういう冗談を言うことが知事として致命傷になりかねないということが分かっていない。例の吉野家の「生娘をシャブ漬け」発言と同様、「ウケ狙い」のつもりだったのだろうが、そういう発想自体が政治家ではなく芸人だと言うのである。冗談というのは危険なものである。私も下手な冗談や軽口がすべって大きな誤解を招いたことが何度かある。まあ、頭が悪い人間や機転の利かない人間、物事の軽重の判断ができない人間は無理に冗談など言わないほうがいい。
今から予測しておくが、この冗談で沖縄県民の多くが玉城デニーを見限ったと思う。次の県知事選では彼は落選するだろう。もともと、県知事として何かの実績があるわけでもないのだから。ちなみに、私は翁長県知事時代のオール沖縄体制で政府に真正面から向かったことは高く評価している。しかし、その後の「オール沖縄」は辺野古基地移転反対以外にまったく意味を持たないのに、その辺野古基地は既に工事が始まっているのである。つまり、辺野古基地移転反対にもはやほとんど意味が無いわけだ。
(以下引用)
沖縄知事「ゼレンスキーです」 直後に「冗談」と打ち消し、陳謝
米軍基地問題に関する有識者会議の冒頭であいさつする沖縄県の玉城デニー知事=那覇市の県庁で2022年5月25日午前9時9分、竹内望撮影
沖縄県の玉城(たまき)デニー知事が25日、県庁であった基地問題に関する有識者会議で、席に着く際に「(ウクライナ大統領の)ゼレンスキーです」とあいさつした。9月に知事選を控える中、玉城氏は近く再選出馬を表明する見込みだが、軽率な発言に批判が集まる可能性がある。 【東京・新宿の上空を飛行する「ブラックホーク」】 玉城知事は「冗談です」と打ち消した後、会議冒頭では「沖縄とウクライナは離れているとはいえ、在日米軍基地(専用施設)の7割を抱える沖縄だから、命の尊厳という観点からも、戦争に向かう危険という意味からも看過できない。一刻も早い平和の回復を多くの国々の支援によって達成できることを強く望む」などと述べた。 玉城知事はその後の記者会見で「他意もなく、不用意に発言をしたことを心からおわびしたい。ウクライナの状況を私が軽んじているということは毛頭ありません」と陳謝した。【竹内望】

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