幼児期から成人するまで、私の心的世界は恐怖だけしか無かった。いや、自然に対しては別だったから、主に「人間への恐怖」である。その原因もだいたい分かっていて、幼児期に引っ越しをして、その地域のコミュニティに違和感を覚えていたのが主な原因だったと思う。特に、言葉(方言)の違いである。子供同士の会話は方言混じりだったから、その言葉が理解できないというのは、外国の社会に投げ込まれたようなものだ。私は幼年期に他の子供と遊んだ経験がまったく無い。で、寝転んで本ばかり読んでいたものだから運動能力がまったく発達せず、小学校に入ってからは運動面で物凄い劣等感を持つようになった。まあ、今でも、本の中の世界のほうが現実の人間世界よりはるかに気楽で楽しい。
しかし、暴力傾向の強い人間や他者支配的人間は「発達障害」とされないのに、コミュニケーション能力の低い人間は異常者(障害者)扱いであるというのは何とも不可解である。
(以下引用)
■anond:20220526025040
発達障害(特に自閉症とアスペ)と自己愛性パーソナリティ障害って違うものだが、重なるとこが多く、併せ持ってることも多いそうな
ちなどっちも遺伝的傾向が強いとのこと
Autism & Narcissism: The Connection & Differences
https://www.elemy.com/studio/mood-disorders/autism-and-narcissism/
Mass Violence in Individuals With Autism Spectrum Disorder and Narcissistic Personality Disorder: A Case Analysis of Anders Breivik Using the ‘Path to Intended and Terroristic Violence’ Model. (2016). University of Salford Manchester.
http://usir.salford.ac.uk/id/eprint/40449/1/Faccini%20%26%20Allely%20%282016%29.%20.pdf
ストレスのない生活を送るためにと言った切り口ではなく、直球で『テロ』とか『引きこもり』ってワードの研究がばんばか出てきちゃうので
そして『自己愛性』のパーソナリティ傾向です。「私は特別、私はすごい」という思いが前面に出るパーソナリティ傾向のことですが、
こうした万能的な自己像が損なわれることを恐れて、対人関係を回避する、試される場を回避するといった受身的な形で表れる
自己愛性の高さもあります。ひきこもりの背景要因となる自己愛性とはこの傷つきやすく受身的・回避的な自己資性パーソナリティ傾向だと思われます。
これは、甘やかして育てら れた人、傷つくことなく育てられた人のパーソナリティ傾向と誤解されがちですが、
実際 には健全な自己愛の展開を阻まれたり踏みにじられたりした経験を通じて、
特に思春期青 年期のある局面で均衡を欠くほど高い自己愛性を顕わにするという形成過程を持つのが普通です。
だから自己愛性パーソナリティ障害の人は、自分が特別であるということにこだわりながら、傷つくことを非常に恐れているのです。
なお、ひきこもる中でこうした自己愛性が二次的に高まっていく心理過程もありうると思われます。
▼思春期のひきこもりをもたらす精神科疾患の実態把握と精神医学的治療・ 援助システムの構築に関する研究 | 内閣府
https://www8.cao.go.jp/youth/suisin/pdf/shien/k_1/k1.pdf