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ソウル市長の謎の死

私は松本清張の時代小説は大傑作ばかりだと思うが、推理小説は好みではないのでほとんど読んでいない。しかし、この事件は何となく松本清張っぽいな、と思う。セクハラの被害女性が、おそらく市長の遺体発見後(市長本人はまだ捜索中というのは事実誤認だろう。遺体は発見されたと思う。)かその直前に警察にセクハラの告訴をしたというのが怪しい。まあ、死人に口なしだから、警察は予断をせずに冷静に捜査してもらいたいものだ。死者にも死者の家族にも名誉というものがある。
遺書も捏造で、セクハラも捏造で、市長は野党勢力やその親玉のCIAに殺された可能性もある、と書くとまさに松本清張の世界である。遺書が私宅ではなく公邸(たぶん、公務員など一定の身分なら誰でも入れる)で発見されたのも怪しい。

(以下引用)
徐台教(ソ・テギョ, 서태교)
@DaegyoSeo
韓国『SBS』。朴元淳ソウル市長、2017年から秘書にセクシャルハラスメントを繰り返し、メッセンジャーで写真を送るなども。被害女性が昨晩ソウル警察庁に告訴。この女性によると被害者は他にもいるが怖くて言えなかったと。朴市長の公邸からは遺書が見つかったと。市長本人はまだ捜索中。


(夢人追記)




朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長=ソウルで2019年9月27日、渋江千春撮影© 毎日新聞 提供 朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長=ソウルで2019年9月27日、渋江千春撮影

 聯合ニュースによると、9日午後5時15分ごろ、朴元淳ソウル市長(64)の娘から「4~5時間前に父親が遺言のような言葉を残して家を出た。携帯電話の電源が切られている」と警察に通報があった。警察などが捜索したところ、10日未明、ソウル市内で朴氏が死亡した状態で見つかった。


 ソウル市によると、朴氏は9日は市庁に出勤せず、午後に予定されていた大統領直属の国家均衡発展委員長との面談を体調不良で取り消していた。民放MBCは9日、朴氏からセクハラ行為を受けたとして、元秘書が警察に告訴状を提出したと報じた。


 朴氏は弁護士出身。無所属の野党統一候補として2011年にソウル市長に初当選し、現在は3期目。与党「共に民主党」所属で次期大統領選の候補にも名前が挙がっていた。【ソウル渋江千春】





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