右傾化した若者たちの多くが、安倍存命当時「アベちゃん」などと親しげに呼んで、「この人に任せておけば安心」などと、絶望的な無知蒙昧をさらけ出していた。
 安倍は「慰安婦問題における韓国の横暴を許すな」などと、あたかも反韓であるかのようなポーズをとり続けたが、実は、安倍晋三の選挙資金と運動員は、韓国宗教である統一教会が全面的に負担してきた。韓国宗教の傀儡首相だったのだ。

(中略)

 私は、安倍晋三が登場したときから、統一教会が日本政府に送り込んできた日本支配のための切り札であることを知っていた。
 文鮮明と岸信介、中曽根康弘らは、共謀して日本に強力な反共団体を産み出した。それを「国際勝共連合」という。主体は、日本の統一教会信者だった。
 
(中略)

 1980年代20歳代でキャリア組官僚に採用された原理研メンバーは、現在定年前後世代なので、ほとんど官庁のトップに君臨している。
 行く先は、防衛省、法務省、文科相などだったといわれる。
 現在の最高裁、防衛省、警察庁、文科相トップは、原理研出身の統一教会である疑いが小さくない。

 だが、検察庁だけは、政府高官への司法権を持っているため、三権からも独立しているといわれていたが、ここに安倍晋三は、自分の息のかかった(原理研出身の疑いの強い)黒川弘務検事を送り込もうとした。
 そして、森本宏や稲田伸夫がギリギリのタイミングで、黒川の賭け麻雀暴露という形で阻止した。
 現在の、検察の総力を挙げた安倍派不正資金問題の追及は、実は、背後にいる統一教会との戦いなのだ。

 すでに、司法は最高裁判事を安倍の息のかかった原理研勢力が占めて反動判決しか出さなくなっている。統一教会の力で首相になった安倍晋三は、日本の司法、防衛、文科を韓国統一教会に売り渡してきたのである。
 
 「福島第一原発巨大事故は国の責任ではない」というインチキ判決を出した裁判官は、全員安倍晋三が任命した 2022年06月18日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5938057.html

 今回、田崎スシローが、安倍晋三が在任中に検察や法務省を影で動かそうとしていたことを暴露した記事が、リテラに出たので紹介する。自民党ヨイショ記者として知られてきた田崎史郎も73歳になって老人ボケしてしまい、過去の自民党の悪行をボロボロと自白するようになっている。

 裏金問題捜査で田崎史郎が「安倍政権時代なら法務省と官邸で内々に」とポロリ! 実際にあった安倍官邸の検察捜査ツブシ総まくり 2024.01.01
 https://lite-ra.com/2024/01/post-6312.html

 
 東京地検特捜部が松野博一・前官房長官、世耕弘成・前参院幹事長、西村康稔・前経済産業相、萩生田光一・自民党政調会長、高木毅・自民党国対委員長ら安倍派幹部への任意の事情聴取をおこなうなど、捜査が本格化している政治資金パーティ裏金問題。ある人物の発言がSNS上で注目を集めた。
 それは、政治ジャーナリスト・田崎史郎氏が昨年12月16日放送『情報7daysニュースキャスター』(TBS)で発したコメントだ。

 「こういう事件の時は、法務省が官邸と内々に打ち合わせをして、黒を白にすることはないですけど、“このへんでね”という(妥協案の提示の)話が、行われるものなんですよ。安倍政権ではあったんです」
「それを岸田官邸は一切やってない。法務省の情報も東京地検特捜部の情報が全然、取れてないから分からない」

 ようするに、安倍政権時は安倍官邸と法務省・検察が内々に“手打ち”していたが、岸田官邸はそれをやっていないから捜査情報を把握できていない、と田崎氏は言うのだ。
 言わずもがな、検察は捜査権と公訴権を有する唯一の機関で、この国で閣僚クラスの大物政治家の汚職を摘発するのも実質的に検察だけだ。そのため検察は行政機関でありながらも政治からの中立性と独立性が求められる。しかし、安倍官邸は法務省を通じて検察の捜査に介入していた、というのである。

 三権分立を踏みにじる安倍政権の横暴を、さも当然のことのように平然と語る政治ジャーナリスト……。これにはSNS上で田崎氏の倫理観を批判する意見が寄せられているが、問題は、安倍官邸が法務省と“手打ち”することで検察の捜査を歪めてきたという事実のほうだ。

 あらためて振り返るまでもなく、安倍政権下では政治家絡みの告発がことごとく潰され、今回の裏金よりも悪質性が高いと思われるような事件でも検察は「不起訴」を連発してきた。田崎氏は「黒を白にすることはないですけど」などと言っていたが、まさに「黒を白にする」行為をしてきたのだ。
 
(中略)

 統一教会の安倍晋三は、日本のすべての権力、官僚機構を自分の思い通り、つまり統一教会の利権のために利用しようとし、法さえ変えてきた。
 さらに憲法さえ変えようとし、統一教会利権を恒久化しようとしたが、統一教会詐欺被害者の山上徹也氏によって射殺された。

 https://www.youtube.com/watch?v=okKxhjBK4a8

 もう上のビデオでは、こそこそ隠れて関係性を保つというものでなく、開き直って、自分が統一教会の立場にいることを明言している。
 まさに、大韓帝国王、李垠の孫である立場から、韓朝日統一帝国ビジョンを視野に入れて、日本を支配し、韓国に奉仕すると宣言しているようにしか見えない。

(中略)

 岸田文雄も安倍を継いで、統一教会の代理人なのである。この男は、韓国の利権のために日本国民を売り飛ばすだろう。「稀代のの大嘘つき」と呼ばれ、誰からも軽蔑されていた安倍晋三を「偉大な政治家」と呼び、国葬にしたことが、統一教会代理人である証拠になっている。
 なお、国際勝共連合が1968年、朴正熙と文鮮明、岸信介によって発足した当時の主張を書いておく。

 【「共産主義をこの地球上から完全に一掃する」「朝鮮半島が突破口に第三次世界大戦が必ずおこらなければならない 」「日本は生活水準を3分の1に減らし、税金を4倍、5倍にしてでも、軍事力を増強してゆかねばならない」】
https://mainichi.jp/articles/20221110/k00/00m/040/102000c