下の記事でもグルタミン酸は「記憶・学習・運動制御」に必要な栄養素とされていて、過剰摂取した場合にだけ問題が起こるようだ。で、どの程度が過剰摂取なのか、その基準も示さず、「知らないうちにいろんな食品から摂取している」というなら、外食やインスタント食品をやめて自分で料理すればいいだけだ。何も味の素を社会的に攻撃することはない。個々人が使わなければいいだけだ。
念のために言えば、私は味の素社から1銭も貰っていない。銭ではなく円やドルでも貰っていないww 「社会啓蒙家」が、たまにやる「いい加減な根拠による他者攻撃」を危惧するだけである。それは、すべての社会啓蒙家の信頼性を危うくする。少なくとも、下の記事は、比較的誠実な発信者だと思うザウルス氏にしては、私には根拠薄弱に思える。まあ、主な話題である、某料理研究家への批判と「味の素」や「電子レンジ」攻撃は別にしたほうがいい。
(以下引用)
この2冊目の著書の紹介で船瀬氏は グルタミン酸ナトリウム の危険性を強調している。
また別の方からの指摘もある。
買ってはいけない味の素!その理由とは?
なるほど、家庭で 「味の素」 を振らなくても、スーパーで売られている食品や外食産業で食べるものにはすでにほとんど添加済みで、われわれの食生活はすっかり 「味の素」漬け になっている? (^-^;
しかし、味の素社をはじめとした化学調味料の製造会社は自社のウェブサイトで、グルタミン酸ナトリウムの安全性を必死に訴えている。グルタミン酸ナトリウム有害説は根拠のない都市伝説にすぎないと。
さて、ケミカルに合成される化学調味料の老舗の 「味の素」 は明治時代(1909)から販売されており、今や世界的なブランドとなっている。
しかし、化学調味料は、しょせん 「手抜き調味料」 だ。
食材を使ってダシや旨味を出すのではなく、ケミカルに合成した物質を振りかけて 舌を騙しているだけである。
実際、天然の昆布や鶏ガラから出るのはグルタミン酸で無害だが、化学調味料はグルタミン酸ナトリウムで別物で有害という説がある。しかし、人間の舌はその違いがわからない。それをいいことに、人間の舌を騙す 「魔法の粉」 としてもてはやされてきた。
以下のように、グルタミン酸ナトリウム は グルタミン酸 に ナトリウム を結合させたもの。
グルタミン酸ナトリウムの有害性、毒性がどの程度のものかはよくわからないが、一般論として、化学的に合成された物質を常習的に摂取することには潜在的なリスクがあると言えるだろう。
しかも、医薬品のように何らかの病気の治療のためにどうしても必要というのではないのだ。ただ、ダシを取る手間を省くために日常的に使うものなのだ。となると、その常習的使用を危険視せざるを得ない。