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「実践理性批判」批判(5)



10:の不滅、あるいは永世の前提のみが、無限の進歩を可能とする。
11:道徳論を幸福論とも名づけうるためには、宗教だけがわれわれに与えるところの
最高善を促進すべき希望が必要となる。
12:したがって認識理性の対象ではなく、したがって証明もされなかった神は、いまや実践理性によってそのような不死なる魂へ報償を与えるものとして要請され、体系のなかへ位置づけられる。
13:自由・魂の不死・神、これらはみな証明されえず、認識の対象ではないが、しかし実践理性はこれらの概念を前提し、その上に己の法則を立てるのである。したがって次のようにいうことができよう
これらの概念は物自体に他ならない。



(考察)

10:不同意。まったく合理性を感じない。
11:不同意。カントの主観的意見にすぎない。
12:不同意。これは哲学ではない。宗教(キリスト教)プロパガンダである。魂の不死など証明不可能であり、事実として受け入れることは不可能である。
13:不同意。12と同じ。





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酔生夢人
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職業:
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自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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