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張りぼての権威と畏敬すべき権威

イイハナシダナア……
「イグノーベル賞」は「 ignobleな(粗悪な)」研究に対する賞であるのと、ノーベル賞を「ignoreする(無視する)」を懸けているのかな。まあ、調べりゃいいことだが。
たしか、イグノーベル賞は日本人研究者の受賞がかなり多かったと記憶している。愛国者の端くれである私としては、ノーベル賞の受賞よりこちらのほうが誇らしい。一見馬鹿げた、ユーモラスな研究にリソースを注ぎ込めるのは文化程度の高さを示しているからだ。
しかし、物理学の世界的権威が式の掃除人を務めるという「ユーモアの厚み」においては、白人の文化の底力というか、凄みを感じる。権威を作り上げ、利用する連中の正体を知り尽くしているからこそ、こういう冗談も生まれるのだろう。
日本人はまだまだ権威(カネや地位や肩書による権威)に弱すぎる。と同時に、真に畏敬すべきもの(特に、クリエィティブな人々や、その達成)への敬意が無さすぎる。



             さんがリツイート

イグノーベル賞はホント好きなイベントなんだけど、 スピーチが終わると、観客が一斉に紙飛行機を投げつけるのがお決まり。 で、この掃除をするのが、世界的物理学者・ロイ・グラウバー博士。 この掃除する博士は一度だけイグノーベル賞授賞式を欠席した。 理由がノーベル賞受賞式のため。


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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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