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パチンコで蔵を建てたのは客ではなく店の経営者だけ

通常のゲームとギャンブルの違いは、カネを賭けるか賭けないかだけである。
その意味では、ゲーム好きの私はギャンブルの存在自体は否定する気にはなれない。まあ、子供のころ、台風の日に花札で家族ギャンブルをやっていた経験がそう思わせるのかもしれないwww
あまり人が言わないことだが、ギャンブル経営が確実に儲かる商売であるからこそ、日本では「表向きは」ギャンブルが禁止されている。つまり、こんなのを許可したら日本中が賭場だらけになり、まともに働かないで鉄火場に出入りする奴だらけになり、税金も取れなくなるからである。そもそも賭場で税金をまともに納めているところは無いだろう。(公営ギャンブルはどうかは知らない。)
ギャンブル経営が確実に儲かるというのは、胴元は自分では賭けに参加せず、ショバ代を取り立てるだけだからである。(下の記事のように、資金の貸し付けをして破産するまで搾り取るのもある。)つまり、客同士でカネのやり取りをするだけで、胴元自身は基本的には「場所の設定をする」以外には何もカネは出さないし、寺銭(ショバ代)は確実に徴収するから「確実に儲かる仕事」であるわけだ。(ちなみに、「寺銭」とは、昔、坊主が自分の寺を賭場として貸したことから来ているようで、寺さえあれば儲かるという点では、まさに「坊主丸儲け」だwww)
その点では、日本競馬協会は完全にギャンブルの胴元だが、パチンコ店は、まだ「店と客の勝負」であり、客同士のカネの奪い合いではないだけマシだとは思う。(機械自体が店による操作が可能だという話もあるが、客がそれを承知で来店するなら外野が何も言うことはない。)もっとも、パチンコ中毒で一家を傾ける馬鹿が厖大に発生する点ではカジノと同じだ。
なお、私は株の投機もギャンブルだとしか思わないが、投資と投機に何の違いがあると言うのか。少なくとも、買った株を長期保有するのでなければ、投資ではなく投機だろう。データを読んで、あれこれ考えるから株は投機(ギャンブル)ではない、と言うかもしれないが、素人の知り得ない情報で株価は動くのが普通だろう。つまり、「競馬新聞を読んであれこれ考えて馬券を買うから、競馬は投機ではなく投資だ」、と言うに等しいのではないか。なお、私は競馬も嫌いではない。だが、いくら考えてもケダモノ(まあ、可愛い生き物だが)が何を考えて走るかなど分かるはずがないから、「投資」にはなりえないと思う。
もっとも、「投資」案件の要素の半分くらいは予測不可能だろうから、投資と投機は親類である。ある成功した投資家の話では、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」が投資の極意らしいwww つまり、成功するための条件とは、何度も失敗できるだけの資金があるかどうかである。多くの起業家は、一度の失敗も許されない資金状態で起業し、そしてそのほとんどは失敗する。最初に成功しても、二度目(事業拡大)で失敗し、再起不能になる。だが、トランプはもともと大富豪の息子だから、何度失敗してもそこからの回復が可能だったわけだ。つまり、経済界での成功の条件とは、最初からカネがあることwww

最後に、日本でのカジノ解禁は、ギャンブルを禁止している法律を無効化するということであり、民間の賭場や賭け事を禁止する正当な理由も今後は無くなるのである。会社員が甲子園の優勝校を当てるのに職場でわずかなカネを賭けて逮捕されることもよくあった昔とは隔世の感がある。そのうち安部政権下で売春も詐欺も殺人も合法化されるのではないかwww いや、「安倍友無罪」とは、既に法律が無効になっていることなのだが。

(以下引用)

パチンコは安倍政権の資金源

| コメント(17)

ネトウヨの発言はテンプレがあって、それ以外の事を書き込んでもギャラ貰えないので、みんなが同じ事を言う。表向きは何人いるのか知らんけど、中の人は一人です。書き込みする人は一人ではないが、テンプレ書くのは一人。で、カジノについては、「パチンコが~」とふた言目には出て来るんだが、テンプレがそれしかないらしいw パチンコ関係ないじゃんw カジノの話をしてるんだからw そう言うように言われているだけですw

 2019年12月26日、横浜市内で「カジノ・ニューヨークからの警告」と題する講演会が開かれた(主催「カジノを考える市民フォーラム」)。講師はニューヨーク在住の建築デザイナーの村尾武洋氏。
 村尾氏は2004年から米国でカジノのデザインに携わり、これまで数十件もの仕事を手掛けてきたプロだ。カジノの内幕を知る人物は、なぜ「日本にカジノは要らない」と警告するのか。

「私は2004年からカジノのデザインを請け負ってきた。最初の仕事は4億円でニューヨークにあるカジノの内装デザインだった。その店がオープンしてから6週間後、事業主から『よくやった。モトはとった』と言われた。次は12億円の内装デザインで、オープン8週間後に同じことを言われた。こうしてカジノの内装を毎年2~3件ずつ請け負うようになり、カジノからカジノへ全米を回るようになった」

 だが、だんだんとカジノの正体に気づいたという。

 「カジノが儲かるということは、誰かが損をしているということだ。カジノの収益は誰かの負け金だ」
 「忘れられない光景がある。ネバダ州リノにあるカジノタウンの近くで、紳士然とした男性が高級なオープンカーを手で押していた。彼は私に『5ドル貸してくれ』と頼んだ。話を聞くと、週末に新婚の妻とカジノに来て、全財産をスッたという。クレジットカード、普通預金や当座預金も使い果たした。家も抵当に入れた。妻には別れられ、結婚指輪も失った。手元に残ったのは腕時計と愛車だけで、ガソリン代もない。彼は普通の人だったのだと思うが、2~3日のカジノで全て失ってしまった」

 しかも、カジノには破産するまで賭けさせる仕掛けがある。

 「カジノには必ずクレジットルームがある。そこで客は職業や給与を示してカネを借りる。クレジットカードの上限一杯まで借りることもできれば、家を抵当に入れて借りることもできる。カジノは客が限界まで負けられるようにカネを貸し出すのだ」

 さらに、カジノには客を逃がさない仕掛けもあるという。

 「客はカジノにいればいるほどカネを使う。だから我々は客をカジノから出さないようにする。まず時間が分からないように時計は置かない。窓も作らない。屋内照明は夕方5~7時くらいの落ち着いた明るさに調整する。光の調子、音の反響具合、カーペットの厚さ、肘掛けの高さ、クッションの柔らかさ、すべて計算している。非常出口はあるが、出口も見えないように複雑に作る」

ところで、世界には潰れたカジノの廃墟というのがあっちこっちにあって、むしろ長続きしているカジノの方が珍しいくらいなんだが、数週間で元手を回収しちゃうんだから、長く続ける必要もないわけだ。そもそも、ギャンブル中毒は何年か経てばスッカラカンになるので、長く続ける商売ではない。かくして、世界中、破綻したカジノだらけですw




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それだけで人生は生きるに値します。

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