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JR北海道は路線廃止すべきか?

JR北海道の件で、「泉の波立ち」でもちきりんに似たような意見を述べているので、参考までに転載しておく。
確かに、1車両に1人しか乗っていない列車を走らすのは極めつけの無駄ではあるのだが、では不採算路線は廃止にしろ、と結論していいのか、迷うところだ。ここが市場原理主義者の人々と、「政治による市場調整」を是とする「社会主義者」の私の違いだろう。つまり、社会全体で負担すべきものを切り捨てて行こうとする「市場原理主義」の道には無数の人々の屍が累々と残されると私は思っているのだが、JR北海道の件は新自由主義と社会主義の境界的な矛盾を露呈した事件だと思うわけである。だからこそ、私はこの事件に拘るのだ。
私の中でも、適切な解答は無いのだが、とりあえず「市場主義」の意見の代表として南堂氏の意見、そしてそれへの人々のコメントなどを引用しておく。



(以下引用)





2013年09月23日


◆ JR北海道は路線廃止せよ

 JR北海道の脱線事故で、ずさんな安全体制が判明した。では、どうすればいいか? 安全策を整備すればいいか? いや、それではとても済まない。「廃止」が妥当だろう。

 ──

 JR北海道の脱線事故で、ずさんな安全体制が判明した。各紙のトップ記事の扱いだ。
  → レールの異常、97カ所を放置 JR北海道発表
  → JR北海道:社長「管理上の責任」…現場ルール形骸化
  → 線路の二重チェック「思い込み」…前日説明覆す
  → 安全軽視浮き彫り 「モラル低下も甚だしい」抜本改革求める声

 では、どうすればいいか? 安全策を整備すればいいか? そのために抜本改革をすればいいか? 私もそう思った。「経営者をクビにして、安全担当者の首をすげ替えて、優秀なリーダーを招け」と。
 しかし、それではとても済まないようだ。比喩的に言うと、
 「頭が馬鹿なロボットの首をすげ替える」
 という方法では済まない。
 なぜなら、首から下がすべて駄目だからだ。たとえ首をすげ替えても、その下がすべて駄目だ。つまり、社員のすべてが駄目だ。
 どういうことか? まともな社員がいないのだ。中年の働き盛りは(往時の採用中止のせいで)もともと存在しない。優れた高齢者は、かつては存在したが、もはやすべて退職してしまった。若手の社員は、未経験者(というよりただのアルバイトのガキ)ばかりで、何の技量もない。……こういう状況で、つじつまあわせで安全策を採ろうとしているが、もともと能力がないのだから、どうしようもない。
 こういうひどい状況である、ということが判明した。詳しくは下記。
  → JR北海道の沿革と概況

 ──

 では、どうしてこういうひどい状況であるか? 簡単だ。収入が少ないからだ。収入が少ないのに、採算を向上させようとすれば、経費を落とすしかない。となると、何の能力もないアルバイトに頼るしかない。結果的に、安全策はおろそかにされる。

 ではなぜ、収入が少ないのか? それは、次のツイートの図を見るとわかる。




図のみ表示



 北海道はこれほどにも広大だ。それでいて、人口や旅客は少ない。当然、鉄道の収支も悪くなる。

 実際、路線別の収支(営業係数)は、次のようなデータとなる。
  → JR各路線の営業係数ランキング (動画)

 悪いところで 200を越えて、最善のところでも 123 だ。
 それでも、札幌に近い地域はまだいい。それに比べて、北部(稚内)や、東部(根室や釧路や網走)では、良くない。特に、東部の各地を横断する路線(釧網本線など)は、良くない。

 ──

 以上からして、私としては、次のように結論したい。
 「 JR北海道が、現在の水準のまま維持されることは、経済的に不可能だ。赤字の大きい路線は、切り捨てるしかない。残すのは、札幌に近い北海道西部(函館本線と千歳線と室蘭本線)ぐらいだ。他のすべては廃止していい」

 これで問題があるか? 昔ならば問題があったが、今では問題は少ない。
 (1) 高速道路や国道が整備されている。鉄道とほぼ同じぐらいの時間で、各地を自動車で結べる。
 (2) 東京などの本州から北海道各地に向かうのであれば、鉄道よりも航空機が便利。
 (3) 東京からならば、「フェリーとバス」という格安な経路もある。
    → 例:東京⇔札幌⇔富良野 片道9,900円から!

 というわけで、鉄道がなくても、特に問題はないのである。

《 参考 》 JR北海道 路線図

 ──

 唯一、問題があるとしたら、冬だ。冬には自動車が走りにくい。
 しかし冬の北海道は、住民だって何もしないで家に閉じこもっているしかないはずだ。( 注:「そうではない」という見解がある。コメント欄。 ↓ )
 まともな産業は、スキーぐらいだが、スキーならば、飛行機(と送迎バス)だろう。鉄道の出番はない。
( ※ 鉄道では、疲れてしまって、スキーをする余力がなくなる。)
( ※ ネットで検索しても、飛行機のツアーしか見つからない。)

 というわけで、冬についても、鉄道の必要性は低い。(札幌周辺を除く。)

 ──

 以上のことから、
 「北海道は、札幌周辺を除いて、鉄道を廃止して、自動車と航空機に任せろ」
 と言っていいだろう。
 人口密度が低くて、やたらと広大な土地については、航空機と自動車が主力であるべきだ。鉄道は採算に乗らないのである。そして、無理に採算に乗せようとすれば、コストを削るしかなく、その場合は、安全がおろそかになる。
 今回の事故は、起こるべくして起こった、と言える。そして、その回避策は、ない。「安全対策を取ればいい」というものではない。「安全対策を取るための金がない」のだ。つまり、事業を成立させる条件がない。
 ゆえに、事故を回避する策は、路線の廃止しかない。現状のままでは、やがては巨大事故が起こって、多大な死者が出るだろう。そして、それは、すでに起こりかかっていた。

 実は一昨年、特急「スーパーおおぞら」が営業中に全焼する列車火災事故が起きています。
 国鉄には、列車火災発生時にトンネル内で停まってはならないというルールがありました。国鉄時代の1972年、福井県北陸トンネルを走行中の急行「きたぐに」喫煙室から火災が発生し、トンネル内で停車させた所、一酸化炭素が発生して乗客乗員30名が犠牲になったためです。
 ところが「スーパーおおぞら」の運転士は列車をトンネル内で停車させてしまい、あまつさえ車掌は乗客に車内で待機するよう指示しました。乗客が指示に従わず勝手に逃げ出して事なきを得ましたが、JR北海道はもう乗客を死なせたに等しいと言っても過言ではないでしょう。過去の悲劇から得られた教訓を忘れ去って教育しない会社に安全運行などできようはずもありません。
( → JR北海道の沿革と概況 )


 本来ならば大惨事になっていたはずなのだ。死者が出なかったのは偶然にすぎない。こういう状況が放置されている。そして、これを解決する方法はないのだ。
 どうしても鉄道を維持するとしたら、そのために国庫から多額の支出を出すしかない。それは、国民がみんなでお金を出すということだ。しかし、たかが北海道だけのために、全国各地の僻地の人々がお金を出すはずがない。四国にも九州にも、同様の僻地があるのに、彼らが北海道のためにお金を出すはずがない。
 とすれば、北海道の鉄道は、「自力で維持できない分は廃止」とするしかないのだ。それが結論だ。


--------------------------------------------------------------------------------

 [ 付記 ]
 「血も涙もない」と思われるかもしれないが、そうではない。実は、札幌周辺も、「自力で維持できない」状況にある。ただ、それは、政府の基金によって、赤字が補填されているので、かろうじて維持される。( → Wikipedia 参照。)
 国として援助できるのは、このくらいだけだ。札幌周辺だけは、何とか助けてあげることができる。
 しかし、北海道全体を救うというのは、国の手に余る。あまりにも赤字が巨額になりすぎる。
 ま、福島や仙台を救うのに比べれば、金はあまりかからないと言えるが、救える人の数が全然違う。福島や仙台には多くの人々がいる。北海道の僻地には、人はあまりいない。国が北海道に莫大な金を出しても、その莫大な金は、北海道の人々を救うことにはならず、北海道の過酷な自然と対抗するために金を出すことになる。
 しかし、自然と喧嘩するために金を出すといういうのは、あまりにも馬鹿げている。北海道は過酷な土地である。そこにわざわざ住む必要はない。いつでも撤退できるのだ。ならば、撤退した方がマシだ、というものだ。どうしても北海道から離れたくない人々は、自力で生きるか、札幌周辺で生きるか、どちらかにするしかない。国の助けにすがって生きる、というのは、まともな発想じゃない。
( ※ 高齢者や障害者などを救うのに金を出すのはわかるが、健康な大人が僻地に住むのを援助するために金を出す必要はさらさらない。さっさと僻地から離れればいいだけだ。)
( ※ すぐ上には、「自力で生きる」という道を示したが、これが主流であるようだ。現在の北海道では、たいていの人は自動車の利用である。鉄道利用者はもともと少なくなっているのだ。つまり、鉄道の必要性が薄れている。時代が違う。……こうなっては、鉄道を廃止しても、たいして不便になることはないのだ。)


 【 後日記 】
  ※ コメント欄に書いたことを、ここで再掲しておく。

 何だか根本的に勘違いしている人が多いようですが、私は「北海道を見捨てろ」と書いているわけではない。次のことをちゃんと主張しています。
  ・ 札幌周辺で利用客の多い路線は、たとえ赤字でも維持する。国庫補助は続けていい。(現時点では年300億円の国庫投入。売上げ高の4割相当。)
  ・ 過疎の路線は廃止するが、代わりに代替バスを走らせる。現状よりも安価で、本数が多くて、停車駅は多い。こうして「鉄道 → バス」への転換を進める。
  ・ 道東については、船便を増やして、本州への物流の利便性を大幅に向上させる。
   → http://openblog.meblog.biz/article/18866615.html

 結果的に、今よりもずっと便利になるんです。鉄道というのは、過疎地においてはもはや時代遅れのインフラです。現代のインフラは、高速道路と船舶です。こちらを整備するべきであって、金ばかり食う鉄道は過去の遺物として廃止するだけ。
 つまり、ただの廃止ではなくて、「鉄道 → バス・トラック」という転換となる。北海道を見捨てるわけじゃなくて、近代化という形で向上させるわけです。


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 【 追記 】
     《 ※ 皮肉なので、読まなくてもよい。 》

 「路線廃止は、ひどい! 北海道の僻地の人を見殺しにする!」
 というような感情的な批判もチラホラと聞こえてきた。そこで、そう思う人たちのために、名案を示そう。

 名案とは、こうだ。
 「北海道の住民全体に、鉄道維持のための税を課する」
 つまり、増税案だ。増税額は、年額 10万円(大人1人あたり)が妥当だろう。
 それは困難か? いや、「北海道の僻地の人を見殺しにしないため」であれば、北海道の人たちは喜んで増税を受け入れるはずだ。

 その実質的な負担者は、「札幌周辺の都市部の人々」および「北海道で鉄道を利用しない人々(自動車を利用する人々)」である。彼らは、鉄道を利用しないのに、鉄道維持のために高額の負担をすることになる。しかし、仕方あるまい。「維持したい」と思う人々が多いのならば、そうするしかない。
 
 ただし、この負担を軽減するために、次の方法もある。
 「増税の代わりに、鉄道の切符を強制購入させる。年額 10万円の増税の代わりに、年額 15万円の切符を強制購入させる。その切符の利用期間は、閑散期のみ」
 切符を強制購入させて、それを閑散期のみに利用できるようにする。利用できない除外期間は、夏休み(7・8月)と、スキー期間(1~3月)と、ゴールデンウィークだ。

 結局、次の二者択一だ。
  ・ 年額 10万円の増税
  ・ 年額 15万円分の切符の強制購入(利用期間の制限あり)
 どっちかを受け入れてもらうしかない。
 ただ、私としては、それらの金銭負担を強いるのはやめて、さっさと路線廃止する方が賢明だと思う。路線を廃止しても、誰も困りはしない。かわりに長距離バスを走らせれば済む問題だ。バスならば、たくさんの停車駅ができるので、かえって便利だろう。料金だってずっと安くなる。(ただし時間は2~3割長くなる。冬季ならばさらに長くなる。)
 なお、一番大切なのは、人が死なないことだ。現状では、事故は不可避であり、そのうち大量の死者が出る。「大量の死者が出てもいい」と思う悪魔のような人だけが、「ブレーキも利かない欠陥車」みたいな危険なものに、人を乗せたがればいいだろう。「どうぞ死んでね」と思いながら。

 ※ 路線廃止を唱える私を「血も涙もないやつだ」と思う人は、
   優しい心を持っている悪魔なのである。人殺し。

 《 注記 》
 私のことを「北海道の人に冷たいやつだ」と思っている人もいるようだが、それは壮大な勘違いだ。私の第一の目的は、北海道で鉄道事故による死者を防ぐことだ。人命第一である。
 一方、私が批判しているのは、次の二つだ。
  ・ 現状のままでもいいさ、と思っている楽観主義者。
  ・ 国が金を出せ、と思っている強欲者。
 特に、後者が良くない。「金寄越せ、金寄越せ」とだけ唱えて、「金はないよ」と答えた私を「人でなし!」と批判する連中。
 ま、私の悪口を言うだけなら構わないが、私の悪口を言うことで、人命を救おうとする方策を押しつぶすことになる。それは結局、人命を奪うことに相当する。
 だから、私の悪口を言うのは別に構わないが、人命を救おうとする方策を押しつぶさないでほしい。北海道の鉄道事故を未然に防ぐように努力してほしい。── それが私の願いだ。
 そのために、私の悪口を言いたければ、いくらでも言ってもいい。そのかわり、「現状のままでは巨大な鉄道事故は避けられない」という真実に目を向けてほしい。

 以前、私が「原発は危険だ」「大地震が来そうだ」と警鐘を鳴らしたときは、誰も聞く耳を持たなかった。それから何年もたたないうちに、原発事故や大地震の被害が生じた。……私の悪口を言うだけならいいが、私の警告を無視しないでほしい。多くの被害をなるべく避けてほしい。それが私の願いだ。


posted by 管理人 at 23:17 | Comment(51) | 一般(雑学)2 このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事へのコメント


はじめまして。私は北海道に住んでいますが、管理人様の意見に全くの同意です。
そもそも民営化したときに赤字路線は撤退すべきだったのです。
今でも続く国鉄時代の体質による弊害が、今になって表面化したに過ぎません。

一刻も早く、無駄な(採算の合わない)路線を廃止すべきです。
北海道では、一人一台以上の自動車があり、鉄道など無くても大きな影響が
あるのは札幌周辺だけです。地方はJRなどなくても大丈夫です。

JR北海道に、安全を維持する能力も資本もありません。
バカな従業員をこれ以上増やさないためにも、無駄な路線を切り、優秀な従業員
を増やす努力をすべきです。
私はJRなど使いませんから、JRで死ぬことはありませんが、この先このまま
放っておけば、いずれ必ず大量の死者を出すことでしょう。

Posted by skynet at 2013年09月23日 23:37



基本的に地方の人々は、クルマに依存しますので、
鉄道はほとんど使わないと思います。

使うとしたら、クルマを持たない学生、高齢者くらい
でしょうか。

最近では観光客も、空港からレンタカーを借りる人が
増えています。

一点だけ、突っ込んでおきます。

>冬の北海道は、住民だって何もしないで家に閉じ
こもっているしかないはずだ。

これは違います。雪が当たり前に降る地域の人々は、
雪が積もったくらいで引きこもっていたら、生活が
成り立たないので、構わずに、クルマで移動します。
(スタッドレスタイヤは、当然、履きますよ)

雪が積もったら外に出ないというのは、関東以西の
人々の考え方ではないかと思います。



Posted by 反財務省 at 2013年09月23日 23:54



> クルマで移動します。

 たしかに、都会だと除雪車が出るので、車で移動しますね。
 だけど、除雪車が出ない田舎はどうなのかな? 道路が雪に埋もれてしまうと身動きできない、という話を聞いた覚えがあるけど。

 ちょっと調べた範囲では、「それほど大雪になる日は多くはない。普段は固められた雪の上を走れる」ということらしいが。そうなのかな? 

 下記に参考動画がある。(雪に埋もれた車)
  → http://youtu.be/5oVXMw9BkmA


Posted by 管理人 at 2013年09月24日 00:42



これはJR 北海道だけではなく、日本の産業全体に関わる問題と考えさせられました。
技術、技能の伝承がなされない世代断絶、
イノベーションの誘起、追随さえ出来ない、ことなかれ主義、
失敗を認めない過大な起業と思って転職リスク(小さな店でさえ命懸け、殆んどの転職が割り損)、
この国の何かがどこかで狂いだしてますね。
夏の北海道、貨物列車をフェリーがわりに愛車を載せて大移動、なんて想像してましたが、叶わないまま廃線になりそうですね。


Posted by 京都の人 at 2013年09月24日 07:45



 はてブのブコメへの回答。

Q 鉄道貨物は? 
A いちいち論じなくても、すぐにわかるでしょ。代替は、船とトラック。それで問題ない。日本中、そうだし。というか、すでに北海道の物流の主流は、船とトラックです。

Q 貨物トラックとか都市間バスの事故が増えるのでは? 
A それはやむをえない。本州でもそうだし。その程度は仕方ない。ただ、それは、「線路の補修も何もしないで、安全対策がゼロ同然」という現状に比べれば、はるかにマシだ。
 本項は別に、「採算に乗っている本州の鉄道路線を廃止せよ」と述べているわけじゃない。「安全対策のできない路線を廃止せよ」と述べているだけだ。これに対する反論は、「安全対策のできない危険な路線を維持せよ」か、「コストを回収するために大幅に増税せよ」か、いずれかだ。そのいずれでもないとしたら、「天から金が降ってくる」というのを期待する子供の願望でしかない。文句を言うなら、まともな対案を出すべし。

Q 「札幌圏に人口を集約しろ」っていう結論になる。
A その通り。僻地では自動車で農業などをやっても構わないが、それは鉄道に頼らない形での自力の生活となる。鉄道に頼る生活をするのであれば、都市部に来るしかない。当然。鉄道を運行するには、一定数の客が必要なのだからね。人のほとんどいないところに鉄道を走らせる必要はない。

Q 観光客が減るのでは? 
A 札幌まで新幹線が通る予定なので、総合的には、かえって増えます。僻地の路線を廃止しても、新幹線が通るのだから、それでいいでしょ。あれもこれもと贅沢言わないで。どうしても僻地の路線を廃止したくなければ、「新幹線はいらない」と言うべきだった。それならまだしも、だった。
 あと、観光客には、あまり影響しない。今でも観光客のほとんどは、飛行機とバスと自動車だ。列車に乗る個人客も、いることはいるが、比率では大きくない。そもそも、列車に乗ったとしても、駅から先の観光地に行くには、バスに乗るしかない。列車だけで観光をしようとするのは無謀。常識的には、バスか自家用車ですね。



Posted by 管理人 at 2013年09月24日 12:57



千歳線は黒字だ。
そして、真冬はアウトドアにいそしむぞ。
くそな頭でっかちのもやしの東京もんに色々言われたくないわ。

Posted by リンダ at 2013年09月24日 14:18



地元民からアンケート取ってソース濃くしてから書けよ、あほか。

Posted by リンダ at 2013年09月24日 14:22



広がった線路の放置や今まで動いていた機材の火災等、明らかにメンテナンスに問題が起きていますね。現場が管理できていないんじゃないでしょうか?労使関係はどうでしょう?

労働組合が働く現場でちゃんと機能せず政治活動ばかりに力が入ってないでしょうか?

もしそういう組織になっているとしたら社長が交代してしがらみを断ち切った所からでなければ改革はすすみませんね。

Posted by れにい at 2013年09月24日 15:17



あ、北海道みたいな広大な土地を車だけで移動するのも無駄が多いので社会的には鉄道は必須だと思います。

Posted by れにい at 2013年09月24日 15:19



北海道は本当に広大なのでしょうか? 理科年表で各島の面積を調べてみると、
北海道島 77984 平方キロ (北方領土を除く)
本 州 島 227966 平方キロ
九 州 島 36739 平方キロ
四 国 島 18299 平方キロ

本州の方が北海道よりも、2.923倍の面積です。本州島+九州島+四国島では、3.629倍の広大さです。物流はトラック輸送が普通で、九州から大阪や東京など500キロや1000キロ走行は当たり前です。近畿南部在住ですが、旅行などでも自分の車で九州でも東北でも行っています。管理人様が仰る通り、採算のとれないビジネスは存続させるのは無理なのでは? 「もやし」などと悪態を突く方が現われましたが、お気持ちはわかりますが、もうすこし感情を抑えて紳士的でないと北海道への観光客が減りますよ…。

Posted by 山のきのこ at 2013年09月24日 16:45



この事件で誰か得する人が居れば、それを排除する事で解決出来ると考えていました。
しかし、根本的に崩壊している様なので路線の集約、便数削減と縮小均衡策をとらざるを得ない。
民営化は他の路線の利益や国税の投入を止め、自らなんとかすることです。
逆張りで拡張による収益力向上は人口増または観光客増大による乗客、旅客数の向上か、産業促進、工場誘致による貨物取扱い量の向上が必要と考えられますが、それらも国ではなく道がやるべきことでしょう。
その為に増税するか、先行減税で資本投下を狙うか、これも道が考えることです。
縮小均衡であればまずは高速道と並走する赤字路線の廃止でしょう。それも叶わない、地域経済が廃れる事を抑止するという怒りの声はありそうですが、慈善事業はいし崩壊します。


Posted by 京都の人 at 2013年09月24日 18:48



江差線の廃止の件では、強硬に反対するかと思われた地元首長も議員もあっさり賛成に回りましたね。彼ら自身が自動車利用ばかりで、JRを使わない生活をしていたのでしょう。
多額の赤字を垂れ流す留萠本線・日高本線についても、並行する高速道路の建設が進められています。JR側はもとより廃止したいのでしょうし、残すためのコストを知れば地元も案外賛成する人は多くなるのではないでしょうか。

旅行に行くのが不便だから廃止するなと言う道外の人たちはレンタカーでも使えばいいです。道民はそこで暮らすために、免許をとって車を買って、応分の負担をしているのですから。

ただ、本州以南の熱帯化(単に暑くて過酷というだけでなく、水害等も)に備えて、住みやすくなるだろう北海道への税金投入は最低限は必要です。過酷な環境を避けるという意味では、将来、北海道への移住が増える可能性があります。

Posted by ムニュウ at 2013年09月24日 19:02



 廃止で真っ先に上げられるのは、石北本線(旭川 - 網走)だろう。
 自動車の所要時間は 3時間半。
 列車の所要時間は  14時間。
  → http://goo.gl/maps/NfZL4

 列車は時速 20キロぐらいでとろとろ走り、乗客は各車両に1人ぐらいしかいない。途中の駅も次々と廃止された。
  → http://www6.airnet.ne.jp/tochio/hokkaido/2001may/sekihoku2.html

 時刻表はこれ。
  → http://ekikara.jp/newdata/line/0101111/down1_1.htm
 ほとんど走っていない、とわかる。利用価値はほとんどない。この路線の近辺の人は、みんな自家用車を使っているそうだ。
 


Posted by 管理人 at 2013年09月24日 21:12



将来的には、ほとんどの路線を廃止にするのが
現実的でしょうね。組織の体をなしていないもの。

残せる路線といえば、、、

旭川~札幌(函館本線)
札幌~新千歳空港(千歳線)

ぐらいなものでしょう。

函館、帯広、釧路などの中規模都市の扱いが悩ましい
ですが、距離が長いので、今のJR北海道では維持管理
していけないでしょう、残念ですが…。


Posted by 反財務省 at 2013年09月25日 01:07



よくぞ言ってくれた。
冬でも室内は30度。Tシャツ一枚でアイスクリームを食べる「灯油垂れ流し生活」です。
日本のエネルギーにどれだけ税金が費やされているか。悪い効率を他県に依存して生活しているという意識が道民にはないのです。

JR北海道は社長が自殺していますので厳しい言葉は躊躇してしまいますが,同じ地域の他の企業に比べて,社員の働きぶりは明らかに悪いです。仕事をしない体制が蔓延していると言われています。
それと都市圏の電車の乗り心地が極めて悪いですね。雪のない季節に乗ってもわかります。軌道というより荒い運転のしかたに問題があると思います。

Posted by 先生 at 2013年09月25日 14:10



質問に答える。

Q 鉄道事故は根絶したいけど高速バスの事故は「やむを得ない」の?

A そんなことは言っていないでしょ。「鉄道事故は根絶したい」とは言っていない。「JR北海道は安全管理があまりにもずさんすぎるから」と言っている。ずさんすぎるものについてのみ、「廃止」という措置。
 大量殺人犯は死刑にするべきだが、万引き犯は死刑にするべきではない。そのような違いがあることに注意。
 同じく赤字でも、四国や九州はずさんとは言えないようだから、「廃止」とは言えない。(詳しく調べていないが。)

Q 本項の論法でいけば、冬場の社会生活維持に金のかかる北海道なんて「無人化すべきである」としかならないのでは? 

A 「無人化すべき」ではなく、「自動車化すべき」である。本項の話を読んでほしい。鉄道が廃止されたあとは、バスが通ることになっている。つまり、「無人化」ではなく「自動車化」である。(自家用車も含まれる。)


Posted by 管理人 at 2013年09月25日 18:53



 JR北海道は、実質的に国営状態だそうだ。売上げ高の4割に相当する 300億円を、毎年国庫によって補填してもらっているそうだ。
  ※ 隠れ補助金みたいな形で、こっそり 300億円を出している。ひどいインチキ。真の民間企業ならとっくに倒産してる。
  ※ これだけ巨額の補助金をもらっても、それでもまともに安全コストを負担できない状況。

 → http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/24/jr-hokkaido_n_3985142.html


Posted by 管理人 at 2013年09月25日 19:51



札沼線は?

Posted by うんこ at 2013年09月25日 20:10



 今回はおおまかな方針を述べるだけで、細かな点にまでは踏み込みません。
 そもそも、私が決めることでもないし。

 ただ、基本的には、乗客の多いところは、廃止にはなりません。札幌周辺は、どの線も廃止にならないでしょう。
 例。学園都市線のうち、札幌市のそば。(郊外部は別。)

Posted by 管理人 at 2013年09月25日 20:47



頭でっかちの机上の空論だね。

Posted by 枢斬暗屯子 at 2013年09月25日 23:03



京都の件の記事もそうだけど、根本的と言いつつ極論か対処療法しか示せないのはなんとも

Posted by うーむ at 2013年09月25日 23:14



twitterでも書きましたがこっちにも
「線路を廃止するのはJR北海道が杜撰すぎるからだ」と言いたいようですが、ならば鉄道の管理を他の信頼できて地域振興にも力を入れられる事業者、それこそJR東日本などに任せるという発想は出ないのでしょうか。
「危険に見えるものはとにかく廃止」と言う考えが最初にあって、そこにJR北海道の一連の不祥事が飛び込んできたから「JR北海道の路線は全線廃止」と言っているようにしか見えません。

Posted by lsg at 2013年09月25日 23:17



道民です。

> ちょっと調べた範囲では、「それほど大雪になる> 日は多くはない。普段は固められた雪の上を走れ
> る」ということらしいが。そうなのかな? 

要は北海道の事全然わかってないって事ですね。

今回のネタに限らず、今までも地方の事は全然わかってないなと思ってました。
首都圏しかわかってない人の典型的な意見の代表だなーとも思って見てました。


北海道には過去に廃線になってる路線が沢山あります。そして今現在生き残っている路線があるのです。


ちなみにうちの隣のおっちゃんは保線で働いてます。子供居ないけど毎週ゴルフいっていい生活してますね~w


#北海道新幹線は笑えるw

Posted by すめし at 2013年09月25日 23:30



> 生き残っている路線

 生き残っているんじゃなくて、莫大な国税(補助金)を投入して、延命されているだけですよ。
 莫大な補助金の投入がなくなれば、明日にもポックリ逝きます。そういうのは「生き残っている」とは言いません。
 
 道民だって、北海道のことをわかっていない、ということかな。

> 北海道には過去に廃線になってる路線が沢山あります。

 データはこれです。
  → http://test2009.sakura.ne.jp/haisen/zendou.htm

 これまで書かなかったけれど、別に知らないわけじゃない。

 ※ 補助金の件は、本日別項の「売上げ高の4割」という箇所を参照。

Posted by 管理人 at 2013年09月25日 23:40



> 「線路を廃止するのはJR北海道が杜撰すぎるからだ」と言いたいようですが、

 違いますよ。それはマスコミの見解。私は「金がないから」(もともと高コストで大赤字だから)です。
 経営体質の問題じゃない、と本項の冒頭のあたりで書いてあるでしょ? 読んでないの? 

> JR東日本などに任せる

 JR東日本のまともな安全対策を取ったら、コストは倍増とは言わないまでも、ものすごく上昇するでしょう。そうなった運行不可能となる。赤字倒産。

 もともと客が圧倒的に少なくて、コストばかりがかさむ路線では、本州のようなまともな運営は根源的に不可能なんです。
 たとえば、僻地では1両編成の列車が多いが、その場合も人件費は運転手1人分かかる。都会の 10倍ぐらいの人件費がかかることになる。
 これをどうにかしろと言っても、「ない袖は振れない」としか言いようがない。
 JR東日本に任せたいのであれば、まずは、北海道の雪を全部取り払って、平均気温を20度ぐらいにするしかないですね。そうして莫大な人口を確保したあとで、初めてJR東日本の出番となる。
 今のように人口のないところでは、誰に任せても、大幅な赤字は不可避。とすれば、安全コストを手抜きするしかない。そのうち、大事故が起こったら、あとは野となれ山となれ。……原発と同じだな。

 JR北海道を維持しようというのは、「やがて来る大事故の危険性を放置する」という意味で、東電と同じ発想なんですよ。
 で、大事故が起こったら、その補償は国に尻ぬぐいさせるわけだ。
 東電と同じ発想をする人が、多すぎる。

Posted by 管理人 at 2013年09月25日 23:51



>金がないから
これは失礼しました。しかし痩せても枯れても鉄道はインフラストラクチャー。金がなく保線がなっていないからと言って、じゃあ赤字路線を全て廃止にしろというのは、
少ないといえども今まで鉄道を使ってきた、使わざるを得なかった乗客のことを考えなさすぎではないかと思います。
どうしても無くすしかない路線、列車が出るのは仕方ないにしても、最大限その人たちの利便性を慮って、できれば鉄道網を今のまま残す形で論じて欲しかった。

>JR東日本に任せたいのであれば・・・
JR東日本はあくまで例えとして出したまでですが、ここだって豪雪地帯・過疎地域は抱えており、除雪のノウハウはある程度持っているわけです。
雪質が違うという話も聞きますが、それなら鉄道でなくとも北海道の道路や空港を管理する人々から対処法を教えてもらうことが出来るでしょう。
おっしゃるとおりそれに掛かるコストは増大するわけですが、私は道民だけでなく道外の方にも負担してもらうべきだと思います。
道民の方については、道内経済の担い手ならば道内交通の安寧を維持し続ける義務を負うと考えるからで、ここはあなたの意見に近いでしょう。
道外の方については、直接JR北海道を利用することはなくても、鉄道を介した農産物輸送などで多少なり恩恵を受けているはずだからです。
上にも書いたとおり、私は利用者の利益と鉄道インフラの使命ということを考えれば即刻廃止するよりも何とか存続させたいと考える立場です。
それは、赤字なら廃止という極論は、突き詰めれば、過疎地に住む人々は全て都市部に強制移住させて行政コストを下げようなどという極論に繋がりかねないと思うからです。
その結果財政的には楽になっても、移住させられた人が本当に幸せかと言われれば疑問です。
同様に、JR北海道には可能な限り安全な運行の確保と路線の存続に向けて頑張ってもらい、その結果が廃止までの猶予期間を延ばすだけであったとしても、
せめて安全は確保したまま平和裏に鉄道の使命を終えさせ、利用者や地域に混乱がもたらされないようにして欲しいのです。

考えながら書いたので散漫な文章になってしまいました、申し訳ありません。


Posted by lsg at 2013年09月26日 01:13



北海道の重要路線には、高速道路の建設が途切れ途切れに進められている。その先手を行くようにJR北海道は線路の高規格化を進めてきた。要は宗谷線の旭川の次は稚内ってこと。50年先を見越した場合、重要都市や港湾を結ぶ意外は空白地帯にしないと日本経済はやっていけない。国もそのことを見越して高速道路の建設を進めている。と考えると、JR北海道も既に超長期な国策な国策の一部に組み込まれているってこと。北海道を空白地帯にする? 十勝の農産物はどうするの? その前に中国が攻めてくるなー。

Posted by 北海道民 at 2013年09月26日 02:13



 何だか根本的に勘違いしている人が多いようですが、私は「北海道を見捨てろ」と書いているわけではない。次のことをちゃんと主張しています。
  ・ 札幌周辺で利用客の多い路線は、たとえ赤字でも維持する。国庫補助は続けていい。(現時点では年300億円の国庫投入。売上げ高の4割相当。)
  ・ 過疎の路線は廃止するが、代わりに代替バスを走らせる。現状よりも安価で、本数が多くて、停車駅は多い。こうして「鉄道 → バス」への転換を進める。
  ・ 道東については、船便を増やして、本州への物流の利便性を大幅に向上させる。
   → http://openblog.meblog.biz/article/18866615.html

 結果的に、今よりもずっと便利になるんです。鉄道というのは、過疎地においてはもはや時代遅れのインフラです。現代のインフラは、高速道路と船舶です。こちらを整備するべきであって、金ばかり食う鉄道は過去の遺物として廃止するだけ。
 つまり、ただの廃止ではなくて、「鉄道 → バス・トラック」という転換となる。北海道を見捨てるわけじゃなくて、近代化という形で向上させるわけです。


Posted by 管理人 at 2013年09月26日 07:11



道産の農水産業のための鉄路維持費を購買地が負担するのはおかしいと思う。
流通コストは売価に上乗せされているので二重負担になる。さらに北方なんたらで税も投入されている。そう考えると夕張と同じく道がギリシャ状態になっているのでは?
鉄道の異常は前兆か、象徴かもね。

ジャガイモもトウモロコシも乳製品も地産地消できているし、困るのは鮭くらいかな?でもブリやサワラがあるし、道産物が高騰しても買わないだけです。


Posted by 京都の人 at 2013年09月26日 07:55



「わかってない」と書いたのは雪に関する道路事情の事です。
道路事情の事わかってないのに、バス使えってコメントも書いてるけど適当過ぎですね。

鉄道に補助金が入っているところはバスだって赤字です。

何で「生き残っている」=「補助金入ってるのを知らない」=「道民だって北海道わかってない」という解釈になるわけ???
生き残っているというのは言葉通り現在存在するってことです。どんな背景であれあるものはある=生き残っているということです。何故今も維持されているのか本当の理由をわかっているの?
「わかってない」というより適当な事ならべて言い訳がましい。


ってか、今の日本における過疎地帯の役割とか、
過疎でかつ自然環境が厳しい地方の役割があるのか無いのかとかそういう事ですよね。
TPPも含めて。
どうせなら要らねぇって話より、建設的な話がしたいですね。


Posted by すめし at 2013年09月27日 00:46



 もうちょっとまともな言葉遣いにしてください。

 「バスにしろ」というのは「赤字をなくすため」ではなくて、「危険性を避けるため」です。現状では危険性放置であり、遠からず巨大事故は不可避です。バスならば、少なくとも、それほどの危険性はありません。
 赤字は出るでしょうが、かなり減らせるでしょう。1両列車に比べれば、バスの方がコストはずっと低い。レールの保線費もかからない。

 あと、「過疎地を消してしまえ」なんて、誰も言っていませんよ。消すのは「ろくに使われていない鉄道」だけです。98%ぐらいの人は自家用車で自立していますから、別に問題はなし。残りの2%について、「列車からバスへ」という転換があるだけ。

 あと、北海道民のために言っておくと、こうです。
 国が出せる金は300億円に限られている。なのにその大部分が過疎線の維持のために費やされている。そのせいで札幌周辺の鉄道の安全確保のための費用が削られている。だから札幌周辺では事故が多い。
 つまり、過疎線を維持するせいで、札幌周辺の人々は危険にさらされているわけです。割を食っている。そこで、せめて最低限の安全を確保するために、国の補助金を投入したい。それが私の見解。あくまで安全優先です。
 過疎地の列車を存続させるために、都市部の大量の人々を危険にさらすというのは、一種のテロみたいなものであり、推奨できません。

 なお、参考リンク。
 JR江差線の廃止決定、バス転換で3町合意
 http://www.ehako.com/news/news2013a/5879_index_msg.shtml
 赤字鉄道路線何故バス転換ではいけない?
 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7462304.html


Posted by 管理人 at 2013年09月27日 07:24



金と効率を突き詰めれば
障害者や高齢者は死ななければいけない
あと働きが悪い若者の死なないといけない

そもそも鉄道インフラなんて利益はあがらんもんだよ
ヨーロッパ諸国は北海道並の人口密度
日本の場合は人口密度が高いから首都圏は電車を走らせれば儲かる仕組み
そっちのほうが特殊なんだよな

道路だって飛行機だって維持費は莫大にかかる
飛行機は物凄く効率が悪く黒字のところを探すのが大変なぐらいコストが悪い

それより低コストで定時性がある鉄道を目の敵にしている管理者様は大変ご立派なお考えの方で
小生ごとき小者には到底考えが及ばない

Posted by たわけもの at 2013年09月28日 00:40



> ヨーロッパ諸国は北海道並の人口密度

 そんなことないですよ。Google マップで航空写真を見てごらん。北海道は釧路と都会部以外は緑ばかりだけれど、欧州には緑の部分はごくわずかしかない。欧州の大部分は開墾されている。
 ストリートビューで見ても、たいていの土地に人家がある。北海道みたいに森ばかりの地域とは全然違います。そもそも、人口と面積を見ても、北海道がずっと過疎です。

> 道路だって飛行機だって維持費は莫大にかかる

 道路はもともとあるので、定数です。変更なし。
 道路がない時点では、鉄道は維持されていました。しかし道路ができてしまうと、98%の人は道路を使うようになります。ここが決定的な違いです。核心を理解しましょう。
 私は単純な「鉄道廃止論」ではありません。「道路への転換」論です。

> 低コストで定時性がある鉄道

 それは間違い。正しくは「高コストで定時性がある鉄道」です。「低コストで定時性がある」のは、鉄道でなくて、バスです。豪雪のとき以外ならば、定時制はあります。主要な国道ならば除雪もされているし。
 だから江差線は、鉄道からバスに変わったんです。ちゃんと記事を読みましょう。二つ前のコメントにリンクがあります。


Posted by 管理人 at 2013年09月28日 00:48

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