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「あまちゃん」の感想

「トリ猫家族」から「あまちゃん」最終回の感想。
私はテレビ番組を録画して見る習慣が無いので、「あまちゃん」はできるだけ見てはいたが、見逃すことも多かった。
しかし、下に書かれているように、「あまちゃん」は、NHKの朝ドラの中の歴史的傑作だと思う。脚本、演出、俳優、音楽から小道具の一つ一つに至るまで、作る側の愛情と熱意に溢れた、奇跡のコラボレーションと言うべきだろう。
私としては、ぜひ、これから半年間、今の朝ドラとは別枠で「あまちゃん」再放送をしてくれることを期待したい。
なお、見る前から悪口を言うのも何だが、次回の朝ドラの「ごちそうさん」にはまったく期待していない。予告編での印象だが、主人公をやる杏の表情が気持ち悪すぎる。まあ、見てみれば意外と大傑作であった、とならないとも限らないが。




(以下引用)




 いや~終わってしまいましたね・・・
いい最終回でした。
最初から最後まで、どの回も、どの週もすばらしかった。

 一人一人が個性的だけど、見事なハーモニーを感じさせてくれた魅力的な登場人物達。
彼らが放つ、テンポが良くて、時に含蓄を感じさせる味わい深いセリフが忘れられません。
分かる奴だけわかればいい的にあちこちに忍ばせた小ネタと伏線。
私なんて、ほとんど気づかなくてツイッターで教えてもらうことが多かったけど、それもまた楽しかった!
てか、クドカン、ぶっこみすぎだよ!

 挫折と再生、それぞれの苦悩と成長を、突飛とも思えるストーリー展開で飽きさせることなく魅せてくれました。
故郷、親と子の愛、友情、夢、陰謀、運命の残酷さ・・・深刻な場面でも、いつもそこには笑いが織り込まれていた。
でも、笑った後に必ず何かが残る。
その粒粒が心の中に残って、静かにはじけだす。
クドカンマジックは朝ドラという枠の中でも健在だったよ。

 朝ドラには魔物が住んでるというからねぇ~最初は心配しましたョ。
でも、始まって見たら、もちろん杞憂とわかりました。

 『あまちゃん』は朝ドラ史上、最も愛された多くの人の心に残る作品となりました。
クドカンの朝ドラは、あくまでクドカンらしくありながら、朝ドラの基本に立ち返らせてくれるものでもありました。
その舞台に思いをはせ、そこで生きる人々を身近に感じ、応援し、行ってみたい場所にさせてくれる。
毎日決まった時間に始まる、必ず続きが見たくなる、生活に密着した15分のドラマ。
小さい頃の朝ドラを見ていた時のワクワク感が蘇りました。

 どの場面も愛おしい。
登場人物と共に生きることができた6ヶ月間、本当に幸せでした。
そうそう!一曲一曲丁寧に、『あまちゃん』の世界観を表現し創られた大友良英さんの楽曲は最高でした。
ぴったりと寄り添い、キャラクターと場面を力強く、そして美しく支えてくれたと思います。

 スタッフとキャストの皆さんのすばらしい仕事の成果、堪能させていただきましたョ~。
ありがとうございました。

 続編を希望する声も多いでしょうが、私はアンコールの声はあげません。
『あまちゃん』は、今の登場人物たちの誰が欠けても成立しないと思うし(欠けるの前提かよ ゞ( ̄∇ ̄;))
(だからスピンオフは私の中ではなし)、9月28日の最終回で完璧に終わらせてもらったと思うから。

 最後にフレッシュな魅力でドラマを引っ張り続けてくれた能年玲奈さんに、心からの拍手とエールを送りたいと思います。
次の作品が楽しみです。






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酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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