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資本主義社会では経済犯罪は日常茶飯事

私の別ブログに書いた記事だが、いつ閉鎖されてもいいように、重要記事はこちらにも載せておく。

(以下自己引用)

「天国の鍵」で善と悪の問題の考察をしているが、まあ、子供向けの話である。だが、そこでも善は本当に善か、悪は本当に悪か、くらいの議論はしている。
で、下のコメントはtogetterから拾ったものだが、社会の上級国民には常識だろう。今、読んでいる最中の広瀬隆の「億万長者はハリウッドを殺す」の中には、アメリカの億万長者たちがいかに犯罪的なビジネスをして巨万の財を成したかがかなり詳しく書かれている。
たとえば、会社を興して株を売り出す時、億万長者は自社株を自分で買い、株価を吊り上げて人気株にする。(そのカネは自分に戻るのだから懐は痛まない。)そして株価が十分に上がったところで他者に売れば、会社を作った費用はそれだけで回収できるわけだ。
そして現在でも、株価が本当には誰が決めているのか、証券会社内でどんな操作(談合?)をして株価を決めているのか、外部の人間には分からないのである。単に「人気の変動で決まっている」と言われているのを信じて株を売買するのが一般人だ。

「株には手を出さんよ。あれは仕組まれた芝居だからな」(アル・カポネ)

水原一平などはギャンブルで失敗したから罪になったが、勝って大儲けをして大谷の口座にこっそり返していたら大成功者で巨額の資産を手にしていたわけだ。つまり、そこには「犯罪が割に合う社会制度」が存在する。それが資本主義である。資本主義では経済犯罪は微罪扱いである。4年数か月の懲役刑も軽い処分でしかない。36億円の返済義務も、「破産してカネがないので無理です」で終わりになるだろう。


(以下引用)

こないだ奢りにきた高学歴の前科3犯が「日本に『やってはいけないこと』は一つもない」「ただ罰則があるだけ」「罰則があること、とは『やってはいけないこと』ではなく、『コストを払えばやっていいこと』に過ぎない」「犯罪が割に合う社会設計が悪い」などと言っており、宗教なき世界の限界を見た。



マンチカンのちゃちゃ丸
@Cthulhu015
@philosopium だから人間は法と宗教を作らざるを得なかった

2022-10-30 08:58:13

masaton
@masaton8
@philosopium 人を殺したらこう言う処罰しますねってのが法律で人を殺すのは悪だってのが宗教って事だね。法律に人殺しは悪だとは書かれていない。書いちゃうと死刑出来ないし。

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