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民主党内の右翼は自民党に行け

民主党という「第二自民党」の動きなどにはまったく関心が無かったので、「谷間の百合」さんの下の記事からは有益な情報を得られてありがたい。見たくないものを見たくない、というのは人間の弱点であり、私のように幼児性の強い人間は、特にその傾向がある。それでも自民党のように政治に直接関係する政党の出来事なら、仕方なしに記事を読んだりするが、民主党などのような無力な政党がどういう騒ぎを起こそうが、好きにしろ、としか思わないわけだ。今はそれでも第二政党、つまり最大野党だが、次の選挙では共産党より議員数が減るのではないか。
何しろ、自民党より右翼性の強い議員がたくさんいる政党である。それが共産党とスクラムは組めない、と言うのはむしろ正直そのもので、長島議員の離党は大いに結構だと思う。これを機会に民主党が解体すれば、なお結構である。
ついでと言うか、細野豪志の妄言は、細野豪志という人間の正体を露骨に示したもので、これも結構なことである。(「憲法改正」の本丸を隠すために「教科書無償化」という、憲法とは無関係な福祉政策を隠れ蓑にしているところが実に姑息で、それだけでも彼の人間性が分かる。)右翼はまとめて日本会議、じゃない、自民党に行け。


(以下「谷間の百合」から引用)



長島さんは
「外交、安全保障政策で、私の目指すリアリズムと共産党の路線は重ならない」
と言っていますが、長島さんの言うリアリズムとは、アメリカが日本を支配するためのシナリオである「中国脅威論」に根差したものであるのは間違いありません。
「リアリズム」と言えば、さも真剣に国防を考えているように聞こえますが、とんでもない。
ほんとうのリアリズムとは、戦争をしないための外交のことです。
いま河野洋平さんが中国に行っておられるようですが、福田元総理や鳩山元総理が中国と交流を持たれるのは、それだけ日本の安全保障に危機感を持っておられるからではありませんか。
それを、中国へ行くだけで売国奴と言って非難するのが、安倍政権とその支持者です。
リアリズムが聞いて呆れます。


 


ところで、細野豪志さんの「憲法改正私案」が中央公論で発表されたそうです。
なんでも、教育無償化や緊急事態条項の創設が柱だということで、前者はともかく、緊急事態条項創設は自民党とまったく同じです。
9条の改正ではなく、災害時に対応するための緊急事態法だと言えば、国民を騙せるとでも思うのでしょうか。
しかし、この条項は世にもオソロシイものなのです。
緊急時には、総理大臣に独裁的権限が与えられ、それによって人権が制限されることがあるというものです。
日本版「FEMA」です。
緊急事態など、いつでも作ろうと思えが作れるのです。
教育無償化も、独裁政権強化のためとしか思えません。
細野さんは何も偉そうに「私案」など発表しなくても、自民党へ行けばいいだけです。
スッキリさせてほしい。



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