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森林問題と水害と利水・治水

「zeraniumのブログ」から転載。
書いているのがベンジャミン・フルフォードだから、話半分に聞けばいいと思うが、内容はとても面白い。特に、オーストラリアの首相交代劇の真相は私には初耳であり、実際、そういう裏事情があったのかもしれないな、とも思う。中国の「遺伝子操作出産」の話は、眉唾物に思えるが、世の中、何が起こるか分からないのだから、これも「真偽未定のデータ」として後続情報を待てばいいだけだ。
最近はケッシュ財団とかケッシュ博士とかによる、まさにSF世界のような発明・発見の話もあるし、政治の世界で言えば「陰謀論」的情報が現実世界に浸透しつつあるように見える。それらのうち何が真実で、何が嘘かはこれから分かることである。少なくとも、既成の科学や既成のアカデミー(学問世界)の学説だけが絶対的に正しい、という人間は、それこそガリレオ・ガリレイを宗教裁判にかけた連中と同様の「狂信者」だった、と未来では見做されるだろう。
砂漠の緑化という課題は、オーストラリアだけでなく、アフリカや中国でも必須課題であり、もっと大きく言えば、地球全体の課題である。緑は大地を水源に変えるものであり、緑が失われたら、降った雨は地上にとどまらずにすぐに海に流れ込む。その緑も針葉樹よりは広葉樹(照葉樹と言うのか?)の林の方が保水力が高く、現在の日本の大雨洪水被害も、その根本原因は、全国の山々の木々を、産業優先で針葉樹(スギ・ヒノキ類)に変えてきた、明治以降の政府の植林政策の歪みにあるのである。
近いうちに世界的な「水戦争」が起こる、という話がかなり前からあり、麻生総理の「水道民営化」は、それを織り込んでの「水道私物化」協力だろう。その企業が麻生の関わるものか、ユダ金かはどうでもいい話であり、問題は、我々庶民が「命の水」を一民間企業に奪われるという最悪の事態が起こる可能性がある、ということだ。
オーストラリアの水問題は、対岸の火事ではなく、近い未来の、いや、現在の日本にとっての鏡なのである。まさに「殷鑑遠からず」である。
森林問題と水問題は結び付いている。フクシマだけでなく、日本の抱える問題は多い。


(以下引用)



「水で走る車」を作ろう !
   現在、世界では、「封印された技術」について、権力者内部でも対立が生じている。
   つまり、「これまでのように封印して独占しよう」とする旧勢力と、「解禁して技術を使おう」とする新勢力の衝突である。それは今も裏側で激しい戦いを繰り広げている。

   2007年、オーストラリア首相にケビン・ラッド就任した。
   彼はそうした新しい技術を使って海水を真水に変え、自国の広大な砂漠を緑化する計画を立てた。オーストラリアは国土の37%を砂漠が占めているので、もしこの計画が実現すれば、それは革命的なことである。

   オーストラリアの諜報機関筋によると、この計画を水面下で進めようとしていたところ、ロスチャイルドやロックフェラー、J・P・モルガンなどのFRBの大株主たちから阻止されたという。つまりその計画を知った彼らが、ラッドを首相の座から引き摺り下ろしたのである。それは自分たちの石油利権を守るためであった。

   そして代わりに首相に就任したのが、ジュリア・ギラードという女性であった。
   彼女はイギリスのデヴィッド・キャメロンや、カナダのスティーヴン・ハーパーといった首相たちと同様に、闇の勢力から動かされている人物である。しかも就任までの経緯も非常に不自然であり、選挙もなく、党内の秘密会議で選出されたのであった。

   しかし今回はこれだけでは終わらなかった。
   新勢力の猛烈な巻き返しが始まり、オーストラリアの秘密警察もラッドを支援し、2013年6月、彼は再び首相に選ばれた。そして再び海水を真水に変える技術を解禁し、砂漠を緑化するために水面下で動き始めているのである。

   彼の計画が邪魔されずに、うまくいくかどうかはまだわからない。
   しかしこうした事実は、我々人類にとって勇気を与えてくれる出来事であり、大きな突破口になるものである。これまでにも画期的な発明をしたり、それを使って世の中を変えようとした人々は多く存在する。潰された人も多いが、ケビン・ラッドはその圧力に打ち勝った。彼に続いて行動を起こす人は、これからどんどん現れると私は考えている。

   すでに中国でも新しい動きが起きている。
   夫婦が子どもをつくるとき、男女の遺伝子の組み合わせを自分たちで選択することができるという技術である。それはあくまでも相互の遺伝子の「組み合わせ」を調整するだけなので、いわゆる遺伝子組み換えとは異なるものであり、倫理的な面においても異存はないと思われる。

   これが欧米で行なわれていれば、すぐに潰されたに違いない。
   支配する者たちは、自分たちを超えるような優秀な人間の出現を望んではおらず、できれば愚かで、洗脳されたままでいてほしいし、自分たちのために文句を言わず働いてほしいと思っている。

   これは私の友人の話であるが、アメリカのある病院で、生まれてくる子どもの髪の色や目の色を選べるサービスを実施していることを知った。それで彼女がその病院で子どもを産もうと考えていたら、まもなくしてその病院そのものが閉鎖されてしまったという。政府が潰したのである。

   しかし中国は国民に優秀になってほしいと考えているので、政府主導でこうした技術を推進している。そしてこうした流れはもう誰にも止めることはできない。オーストラリアや中国、そしてロシア、インド、ブラジルなど、欧米の支配が及んでいないこうした新興国から、封印されている技術がどんどん世に出て来るだろう。人々がこうした恩恵を受けるようになって国は発展し、やがて世界の中心はこのような国々へと移っていくことになる。

   日本では東日本大震災以降、原子力に代わるエネルギーの必要性が叫ばれていながら、実用化の兆しはない。たとえば自分のゴルフ場をすべて太陽光発電に切り替えようと考えた人がいる。そのほうがコスト的にも明らかに優れているので、すぐにでも導入に踏み切りたかった。ところが銀行が、頑としてお金を貸してくれなかったのである。これものちに詳述するが、「資金を断つ」というのが「暴力」「脅迫」と並んで、新しい技術を握りつぶす際の常套手段なのである。

   ソーラーパネルもいっこうに普及する気配がない。
   その原因はコストにある。本来ならもっとずっと安くつくれるものであるが、石油利権を握る者たちが原料であるシリコンの価格を吊り上げてしまったのだ。そもそもシリコンの材料は「砂」である。砂漠に行けば無尽蔵にある砂は、本来ただ同然である。

   2008年には、大阪のあるベンチャー企業が「水で走る車」を開発し、世界的に注目された。仕組みとしては水から水素を取り出し、その水素から電子を放出して発電するというものだ。たった1リットルの水で約1時間走ることができ、スピードも時速80キロまで出すことができた。you tube では実際に公道を走っている様子を見ることもできる。

   しかしこの画期的な発明も、あるときから急に音沙汰がなくなってしまい、現在ではそのベンチャー企業のウェブサイトも閉鎖されてしまった。この発明はロイター通信が世界中に報道し、日本でも「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系)をはじめ、ニュース番組でも紹介されたものである。こうした不自然な状況を、「おかしい」と思わないほうがおかしいのではないか。

   ロシアでは、ヨーロッパの支配者に圧力をかけるために、自国の石油をヨーロッパにではなくアジアに輸出する方針に切り替えた。その煽りを受けたヨーロッパの石油精製工場は、次々と閉鎖に追い込まれている。こうした状況に対抗するために、ドイツ政府は燃費のよい自動車の大量生産を国内企業に許可した。それを受けてフォルクスワーゲン社は、わずか1リットルのガソリンで約100キロ走ることができる車をつくり、早速発表している。

   日本のトヨタなど、日本のメーカーであればどこでもそうした優れた技術力を生かして、どこよりも燃費のよい車を大量生産することができるだろう。しかし闇の権力に支配されている日本政府は、彼らの圧力によってそうした開発や販売を抑えられている。ドイツにさえ変化が起きているというのに、今や日本だけが旧態然とした中に取り残され、「技術の解禁」という世界的潮流から取り残されているのである。

   日本人の「モノつくり」の技術は世界最高水準にある。
   その技術力を生かせば、必ず日本人は人類を幸せにし、貢献することができる。この本は2009年に書いたものであるが、本書を復刊しようと思ったのも、日本のみなさんに改めてこの問題について考えてもらいたいと思ったからである。

   一つには政治の問題がある。
   ちょうどこれを書いているとき、テレビで政治討論をやっていたが、私はそれを見て憂鬱な気分になった。私たちが支配者にとって「家畜」だと言わんばかりに、「もっと美味しいエサがもらえるようにします」とか、「檻の広さをもう少し広くしてもらうようにします」とか、そんなレベルのことばかり言っていた。

   政治家がそんなことばかり言っているようでは、日本はいつまでも「家畜状態」から脱することはできない。「檻を破って自由にどこにでも行けるようにします」とか、「山や草原を自由に走り回れるようにします」とか、政治家たちはこうした大きなビジョンを持つべきなのである。

   政治家たちがこんな状態だからといって、私たちは彼らに足並みをそろえる必要はない。私たちは率先して動く必要がある。たとえば「水で走る車」の設計図はインターネットに出回っている。部品も簡単にそろうので、実際につくってみるといい。またこうした知識や情報を人に話したり、ブログに載せるだけでもいい。こうした小さなアクションが積み重なって、やがて誰にも止めることのできない「大きなうねり」になっていくのだ。


          『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術』 
                   ベンジャミン・フルフォード著 イースト・プレス





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