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普天間基地移設問題は国民投票にかけよ

普天間基地辺野古移設で日米政府が合意したそうだ。ネットニュースを探してみたが、めぼしい記事がないので、引用などはしない。
前に私が書いた「辺野古移設は不可能になった」という言葉があっさりとひっくり返されたわけだが、私はべつにプロ政治評論家でも予言者でもないから、恥だとは思わない。恥じるべきなのは地元の意思を無視して勝手に取り決めをした日本政府である。
まあ、イタリアの原発投票のように国民投票にかけて、「辺野古移転賛成」が国民の意見の過半数を占めたら、私もあきらめる。
イタリアのように、国家的な大問題は国民投票で決めるというのは、国民の選んだ議員が国民の意思を裏切る行動をしばしばするという代議制民主主義(間接民主主義)の欠陥を補正するいいアイディアだと思う。
日米合意などといっても、それがそのまますんなり行くとは限らない。
日本国民の意思が辺野古移設反対だと明らかになれば、米国もそれに従うと私は見ている。なぜなら、建前だけにせよ、米国は民主主義を標榜する国家であり、政治的な名目や大義名分を案外重視するからである。

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