「ゲンダイネット」から転載。
パナソニックとソニーが大赤字であるというのはだいぶ前から分かっていたが、ソニーはストリンガーなる正体不明の外人会長をさっさと辞めさせないと日本企業とは認められない。パナソニックも日本の政治を泥まみれにした松下政経塾の産みの親だから滅亡すれば万万歳である。そもそも、松下電器が伸し上がった裏には、傘下にあった無数の中小工場を謀略で滅亡させ吸収してきた黒い過去があり、松下幸之助など人格者でも何でもない。ここには載っていないがトヨタも同様だ。その下請け孫請け工場に厳しい納期の完全順守を押し付け、自分の所は在庫をまったく持たないようにしてリスクフリーの商売をしてきただけの強欲企業にすぎない。
それらの大企業が破産したら日本が困るって? それも嘘である。輸出企業がGDPに占める割合は20%程度しかないはずだ。(もっと少ないかもしれない。)マスコミがこぞって輸出企業のことばかり話題にするからそれらを重要だと思いこまされているだけだ。
こうした極悪企業というものが無くなれば、その後をもっと良心的な企業が占める可能性が高いのだから、べつに心配するには及ばないのである。もちろん、大企業に勤める人間は路頭に放り出されるのだが、それは派遣社員などが日常的に味わっている境遇だ。こうした大企業社員が、自分たちはエリートだとふんぞり返っていられる時代も長くはない。
(以下引用)
日本企業沈没 赤字続出 大手27社
【政治・経済】 Share 2012年1月30日 掲載
NEC・任天堂・パナソニック・ソニー…
<「アジア・リスク」でさらなる悪化も>
大赤字に転落する企業が続出している。先週、電機大手のNECと、損保ジャパンと日本興亜損保の持ち株会社NKSJホールディングスは、12年3月期に1000億円の最終赤字に陥ると公表した。任天堂も当初200億円としていた赤字額を650億円に下方修正。今年に入ってから、大手企業の業績悪化ぶりが深刻になっている。
東京商工リサーチ情報本部長の友田信男氏が言う。
「長引く円高やタイ洪水被害、株式市場の低迷で保有有価証券が評価損を出すなど企業経営にはマイナス要素ばかりです。昨秋以降、ユーロ危機の影響でユーロ安(円高)が続き、その直撃を受けた会社が、ここへきて下方修正に踏み切っているのでしょう。輸出企業はもはや打つ手がない状態です」
11年度決算(通期)で最終赤字を予想する主な会社は東電や東北電力、パナソニック、ソニーなど27社(別表参照)。
「電機などの輸出企業は今後、赤字幅の拡大を発表する可能性が高い。ただ不気味なのは、赤字が輸出企業に限らないことです」(市場関係者)
赤字会社を見渡すと、不動産の東京建物や紙・パの日本製紙グループ本社、海運の日本郵船、商社の双日、サービスのロイヤルホテル、ゼネコンの大成建設と確かに幅広い。トヨタ自動車にしても、通期連結決算は黒字を確保する見込みだが、単独決算は800億円の赤字を予想する。損失飛ばしで大揺れのオリンパスは通期見通しを公表していないが、第2四半期(4―9月)は323億円の赤字だった。
「赤字企業はこの先もっと増加します。消費低迷の影響を受ける内需型企業が心配です。もっと言えば『アジア・リスク』があります。中国を中心としたアジアの景気が、ユーロ危機の影響で減速し市場が急激に縮小しています。弱り切った日本企業を需要減が襲うのです」(友田信男氏)
3月末に向け、赤字ラッシュの本番はこれからだ。それどころか“最悪の事態”が続出する恐れもある。
◆社名/最終損益(通期予想)
◇東京電力/▲6000億円
◇パナソニック/▲4200億円
◇東北電力/▲2500億円
◇中部電力/▲1100億円
◇NKSJ HD/▲1000億円
◇NEC/▲1000億円
◇ソニー/▲900億円
◇東京建物※※/▲720億円
◇任天堂/▲650億円
◇日本製紙G本社/▲440億円
◇日本ガイシ/▲400億円
◇川崎汽船/▲320億円
◇太陽誘電/▲192億円
◇マツダ/▲190億円
◇日本郵船/▲180億円
◇ローム/▲180億円
◇東京製鉄/▲125億円
◇双日/▲120億円
◇日本ユニシス/▲116億円
◇ミツミ電機/▲100億円
◇石井表記※/▲94億円
◇SUMCO※/▲90億円
◇ロイヤルホテル/▲60億円
◇コクヨ※※/▲55億円
◇東京機械製作所▲52億円
◇日本風力開発▲48億円
◇大成建設▲35億円
※は1月期、※※は12月期、無印は3月期決算。▲はマイナス .
パナソニックとソニーが大赤字であるというのはだいぶ前から分かっていたが、ソニーはストリンガーなる正体不明の外人会長をさっさと辞めさせないと日本企業とは認められない。パナソニックも日本の政治を泥まみれにした松下政経塾の産みの親だから滅亡すれば万万歳である。そもそも、松下電器が伸し上がった裏には、傘下にあった無数の中小工場を謀略で滅亡させ吸収してきた黒い過去があり、松下幸之助など人格者でも何でもない。ここには載っていないがトヨタも同様だ。その下請け孫請け工場に厳しい納期の完全順守を押し付け、自分の所は在庫をまったく持たないようにしてリスクフリーの商売をしてきただけの強欲企業にすぎない。
それらの大企業が破産したら日本が困るって? それも嘘である。輸出企業がGDPに占める割合は20%程度しかないはずだ。(もっと少ないかもしれない。)マスコミがこぞって輸出企業のことばかり話題にするからそれらを重要だと思いこまされているだけだ。
こうした極悪企業というものが無くなれば、その後をもっと良心的な企業が占める可能性が高いのだから、べつに心配するには及ばないのである。もちろん、大企業に勤める人間は路頭に放り出されるのだが、それは派遣社員などが日常的に味わっている境遇だ。こうした大企業社員が、自分たちはエリートだとふんぞり返っていられる時代も長くはない。
(以下引用)
日本企業沈没 赤字続出 大手27社
【政治・経済】 Share 2012年1月30日 掲載
NEC・任天堂・パナソニック・ソニー…
<「アジア・リスク」でさらなる悪化も>
大赤字に転落する企業が続出している。先週、電機大手のNECと、損保ジャパンと日本興亜損保の持ち株会社NKSJホールディングスは、12年3月期に1000億円の最終赤字に陥ると公表した。任天堂も当初200億円としていた赤字額を650億円に下方修正。今年に入ってから、大手企業の業績悪化ぶりが深刻になっている。
東京商工リサーチ情報本部長の友田信男氏が言う。
「長引く円高やタイ洪水被害、株式市場の低迷で保有有価証券が評価損を出すなど企業経営にはマイナス要素ばかりです。昨秋以降、ユーロ危機の影響でユーロ安(円高)が続き、その直撃を受けた会社が、ここへきて下方修正に踏み切っているのでしょう。輸出企業はもはや打つ手がない状態です」
11年度決算(通期)で最終赤字を予想する主な会社は東電や東北電力、パナソニック、ソニーなど27社(別表参照)。
「電機などの輸出企業は今後、赤字幅の拡大を発表する可能性が高い。ただ不気味なのは、赤字が輸出企業に限らないことです」(市場関係者)
赤字会社を見渡すと、不動産の東京建物や紙・パの日本製紙グループ本社、海運の日本郵船、商社の双日、サービスのロイヤルホテル、ゼネコンの大成建設と確かに幅広い。トヨタ自動車にしても、通期連結決算は黒字を確保する見込みだが、単独決算は800億円の赤字を予想する。損失飛ばしで大揺れのオリンパスは通期見通しを公表していないが、第2四半期(4―9月)は323億円の赤字だった。
「赤字企業はこの先もっと増加します。消費低迷の影響を受ける内需型企業が心配です。もっと言えば『アジア・リスク』があります。中国を中心としたアジアの景気が、ユーロ危機の影響で減速し市場が急激に縮小しています。弱り切った日本企業を需要減が襲うのです」(友田信男氏)
3月末に向け、赤字ラッシュの本番はこれからだ。それどころか“最悪の事態”が続出する恐れもある。
◆社名/最終損益(通期予想)
◇東京電力/▲6000億円
◇パナソニック/▲4200億円
◇東北電力/▲2500億円
◇中部電力/▲1100億円
◇NKSJ HD/▲1000億円
◇NEC/▲1000億円
◇ソニー/▲900億円
◇東京建物※※/▲720億円
◇任天堂/▲650億円
◇日本製紙G本社/▲440億円
◇日本ガイシ/▲400億円
◇川崎汽船/▲320億円
◇太陽誘電/▲192億円
◇マツダ/▲190億円
◇日本郵船/▲180億円
◇ローム/▲180億円
◇東京製鉄/▲125億円
◇双日/▲120億円
◇日本ユニシス/▲116億円
◇ミツミ電機/▲100億円
◇石井表記※/▲94億円
◇SUMCO※/▲90億円
◇ロイヤルホテル/▲60億円
◇コクヨ※※/▲55億円
◇東京機械製作所▲52億円
◇日本風力開発▲48億円
◇大成建設▲35億円
※は1月期、※※は12月期、無印は3月期決算。▲はマイナス .
PR