今日の文章はただの悪口だ。荻生徂徠が、煎り豆を噛みながら過去の偉人の悪口を言うことほど楽しいことはない、と言っているが、過去の偉人ではなく、この世に蠢いているウジ虫どもの悪口である。
「壺斎閑話」(「斎」は例の難しいほうの漢字だが、ワードで出しにくいので「斎」で代用。)から転載。
まあ、ネット右翼や、「ヨシリン」を担ぐ若者、橋下を「我らがヒーロー」とするような連中のIQが低いのは一目瞭然だが、私自身、文化的には保守主義者である。日本古来の文化的伝統が太平洋戦争後の対日占領政策で断ち切られたために日本人は大和魂(まあ、大和魂という言葉の胡散臭さを漱石は『吾輩は猫である』の中で嘲笑しているが)を失い、今の腐りきった日本が生まれたと思っている。古典を読まずに日本人と言えるか、と言いたいところだが、実は私もほとんど読まない。まあ、年のせいで根気が無く、軽い本しか読めないのだが。引退したら『源氏物語』や『失われた時を求めて』のような長大な小説に挑戦しようと思ってはいる。ああ、時間だけは無闇にあった子供時代が懐かしい。
さて、下記記事にある「保守主義者はIQが低い」というのは合理的推論である。自分の頭で考えるということは、その考えた答えが現実に合わないと毎日がストレスになる。そこで頭の悪い人間は「今、一番威張っている人間」を自分の神にし、自分の代わりに考えてもらうわけである。そして、社会的成功者のほとんどが、現在の自分の地位や立場を守ろうとする人間、つまり保守主義者になるのも当然だから、その信者たちも保守主義者になるわけである。
これが、アメリカの貧しい庶民が金持ち優遇政策を取り続ける共和党を支持し、金持ちもまた共和党を支持する理由である。日本ならかつての自民党を、貧乏人も金持ちも支持したようなものだ。
要するに、そういう連中は自分で考える能力が無いのである。つまり、低能であるだけのことだ。ただし、私のように権力の悪口を言う人間はもっと頭が悪い。それは自分でもわかってはいるのであるが、そこが「斯くすれば斯くなるものと知りながら、やむにやまれぬ大和魂」なのである。
(以下引用)
IQの低い人間ほど保守的イデオロギーを好み、偏見に毒されやすい?
2012年2月 4日 19:16 | コメント(0) | トラックバック(0)
IQの低い人間ほど保守的イデオロギーを好み、偏見に毒されやすい。カナダ・オンタリオのブロック大学の研究チームがこんな仮説を発表したところ、ネット社会でちょっとした反響を巻き起こしているそうだ。
研究グループのリーダー、ゴードン・ホドソン(Gordon Hodson)博士によれば、IQの低い人間は高い人間に比較して、社会の変化についていくのが苦手で、伝統と安定を好む傾向が強い。これが保守的なイデオロギーに彼らを傾ける理由ではないかという。たしかに、IQで何もかも説明できるものではないが、低いIQと保守主義には一定の相関性はあるようだと、博士は補足している。
これに対して、あまりにも一面的な見方だとする反論が、主に保守的な人々からなされた。すると、ヴァージニア大学のブライアン・ノゼック(Brian Nosek)博士は、研究グループを擁護する立場から、「イデオロギーというものは、複雑な現実を単純化して理解するのに大いに役立つものだ。それ故、複雑さに耐えきれないと思う人々が、イデオロギーに飛びつくのは不思議ではない」と、ハフィントン・ポストに投稿した。
低能扱いされてすっかり気分を害した保守主義者たちは、こんな説明には納得しない。リベラリズムだって一種のイデオロギーには違いないではないか。だとすれば、ノゼック氏のいうことは、リベラルにも当てはまるはずだ。何も低能な連中がみんな、保守主義者になるわけではないし、保守主義者の中には低能でない人間もいるのだ、というわけだ。(写真は人種差別で悪名高いKKK:ファフィントン・ポストから)
「壺斎閑話」(「斎」は例の難しいほうの漢字だが、ワードで出しにくいので「斎」で代用。)から転載。
まあ、ネット右翼や、「ヨシリン」を担ぐ若者、橋下を「我らがヒーロー」とするような連中のIQが低いのは一目瞭然だが、私自身、文化的には保守主義者である。日本古来の文化的伝統が太平洋戦争後の対日占領政策で断ち切られたために日本人は大和魂(まあ、大和魂という言葉の胡散臭さを漱石は『吾輩は猫である』の中で嘲笑しているが)を失い、今の腐りきった日本が生まれたと思っている。古典を読まずに日本人と言えるか、と言いたいところだが、実は私もほとんど読まない。まあ、年のせいで根気が無く、軽い本しか読めないのだが。引退したら『源氏物語』や『失われた時を求めて』のような長大な小説に挑戦しようと思ってはいる。ああ、時間だけは無闇にあった子供時代が懐かしい。
さて、下記記事にある「保守主義者はIQが低い」というのは合理的推論である。自分の頭で考えるということは、その考えた答えが現実に合わないと毎日がストレスになる。そこで頭の悪い人間は「今、一番威張っている人間」を自分の神にし、自分の代わりに考えてもらうわけである。そして、社会的成功者のほとんどが、現在の自分の地位や立場を守ろうとする人間、つまり保守主義者になるのも当然だから、その信者たちも保守主義者になるわけである。
これが、アメリカの貧しい庶民が金持ち優遇政策を取り続ける共和党を支持し、金持ちもまた共和党を支持する理由である。日本ならかつての自民党を、貧乏人も金持ちも支持したようなものだ。
要するに、そういう連中は自分で考える能力が無いのである。つまり、低能であるだけのことだ。ただし、私のように権力の悪口を言う人間はもっと頭が悪い。それは自分でもわかってはいるのであるが、そこが「斯くすれば斯くなるものと知りながら、やむにやまれぬ大和魂」なのである。
(以下引用)
IQの低い人間ほど保守的イデオロギーを好み、偏見に毒されやすい?
2012年2月 4日 19:16 | コメント(0) | トラックバック(0)
IQの低い人間ほど保守的イデオロギーを好み、偏見に毒されやすい。カナダ・オンタリオのブロック大学の研究チームがこんな仮説を発表したところ、ネット社会でちょっとした反響を巻き起こしているそうだ。
研究グループのリーダー、ゴードン・ホドソン(Gordon Hodson)博士によれば、IQの低い人間は高い人間に比較して、社会の変化についていくのが苦手で、伝統と安定を好む傾向が強い。これが保守的なイデオロギーに彼らを傾ける理由ではないかという。たしかに、IQで何もかも説明できるものではないが、低いIQと保守主義には一定の相関性はあるようだと、博士は補足している。
これに対して、あまりにも一面的な見方だとする反論が、主に保守的な人々からなされた。すると、ヴァージニア大学のブライアン・ノゼック(Brian Nosek)博士は、研究グループを擁護する立場から、「イデオロギーというものは、複雑な現実を単純化して理解するのに大いに役立つものだ。それ故、複雑さに耐えきれないと思う人々が、イデオロギーに飛びつくのは不思議ではない」と、ハフィントン・ポストに投稿した。
低能扱いされてすっかり気分を害した保守主義者たちは、こんな説明には納得しない。リベラリズムだって一種のイデオロギーには違いないではないか。だとすれば、ノゼック氏のいうことは、リベラルにも当てはまるはずだ。何も低能な連中がみんな、保守主義者になるわけではないし、保守主義者の中には低能でない人間もいるのだ、というわけだ。(写真は人種差別で悪名高いKKK:ファフィントン・ポストから)
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