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情報産業による企業犯罪か?

「泉の波立ち」から転載。
IP電話乗っ取り被害について、NHKの「きらり暮らし解説」とか何とかいうニュース解説番組をたまたま見ていて興味を持ったので、少し書いておく。
あの事件では、IP電話を使っている或る会社に250万円の請求書が来て、驚いて調べると、シェラレオネに4日間で1万4000回の通話があったことになっていたそうだ。もちろん、IP電話乗っ取り被害だが、問題は、この被害に遭った会社は、自分の手落ちでも何でもないのに、この金を払う義務がある、と解説されていたことだ。アシスタントが、「この乗っ取りで、誰が利益を得るのでしょうね」などととぼけた質問をし、解説者が返答をはぐらかしていたが、利益を得るのは「電話会社に決まっている」だろう! つまり、電話会社そのものが、この事件の主犯だ、と私は推定する。犯罪で利益を得たのが主犯に決まっているではないか。従犯が、下の記事に出る「レカム」とやらか。そういう意味では、下の記事も、犯罪の本質をかえって不明にすることになってしまっている。
だいたいが、「4日間で1万4000回」の通話など、ナンセンスである。それを放置して金だけ堂々と請求する、という電話会社の行為はそれだけで立派に犯罪的ではないか。私はむしろ、この乗っ取り被害に遭った会社が電話会社を損害賠償で訴えることを期待する。常識で考えても、そうだろう。電話会社の商法には、この件に限らず、詐欺的行為が多いのだから、どこかでその風潮に歯止めをかけ、法的制限をする必要があるのではないか。
なお、こうした発言をすると、パソコンとネットの接続が「なぜか」不調になり、長い間ブログ更新ができなくなることがこれまで多かったので、更新が途絶えたら、「そういうことだ」と思ってください。



(以下引用)

2015年06月24日

◆ IP電話の乗っ取り被害

 IP電話の乗っ取り被害には、意外な裏事情があった。レカムという会社だ。

 ──

 この件は、いろいろと微妙な点があるので、引用だけで示す。
 《 IP電話の乗っ取り被害、特定ベンダーの交換機がネットに公開状態同然だった事例が判明 》
 IP電話を導入している企業・組織で知らぬうちに国際通話が発信され、高額な通話料金が請求された――。こうした被害が複数発生していることを受け、実際に被害に遭った企業・組織をネットエージェント株式会社が調査したところ、IP電話交換機(主装置)に原因があることを特定したという。
 ネットエージェントが実地調査した被害企業・団体2社で使われていたのは、レカム株式会社が販売するIPビジネスホン「AI-900」「AI-900SC」という製品。
 レカムによって管理者パスワードが変更されたほか、……レカムによって不正アクセスのログも消去されたとしている。
( → INTERNET Watch

 ここで、レカムという会社については、本サイトでも前に言及したことがある。私の好きな「××」という話題で、
  「レカムという会社は、××会社だ」
 という趣旨で書いた。( → 参考

 ところが、そう書いたら、レカムという会社から「削除依頼」のメールが来た。(ぎくっ)
 私としては法的紛争なんかするつもりはないから、さっさと削除した。(記事を書いてから何カ月もたったあとのことなので、ニュース性もなかった。このころには、アクセス数も少なかったし。)

 ただ、公開停止にはしたが、記事内容自体は保存されていた。そこにあるリンクを、あらためて以下に記述しよう。
 ( ※ これは、ただのリンクだから、削除依頼が来るとも思えない。法的根拠がない。)


 → NTTに電話しました。 すると、レカムと言う会社の営業が来て、
 → NTTに連絡したら、レカムと言う通信系の代理店が来ました。
 → 電話代とリース料を合わせた費用は以前の2倍以上になりました。
 → 高齢の父が詐欺まがい商法で高価な電話を買わされていました
 → 個人契約だとクーリングオフが適用になるので 会社名義で契約させます。

 これで、レカムという会社がどういう会社かは、おおよそ見当が付くだろう。
 今回のトラブルが起こったのも、ある程度は納得できる。故意か過失かは知らないけどね。

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