「ギャラリー酔いどれ」から一部転載。
フクイチ事故が人災であったことの動かぬ証拠が出てきたようだ。東電は政府の一部のようなものだから、どうせこれでも責任を取ることは絶対に無いだろうが、この世で絶対に確実なのは絶対など無い、ということだけだから、まあ、期待はせずに今後の成り行きを見ておこう。
(以下引用)
◆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160949
日刊ゲンダイ 2015年6月20日
◎社内文書で「津波対策は不可避」
決定的になった東電の“人災”
「大津波は予見できなかった」との言い訳は、もはや通用しない。
東京電力が、東日本大震災の前に「津波対策は不可避」との文書を作成していたという。
18日、東京地裁で行われた福島第1原発の事故をめぐる株主代表訴訟の口頭弁論で、
明らかになった。
訴訟は東電の勝俣恒久元会長ら歴代経営陣が津波対策を怠ったとして、
株主が訴えているものだ。
今回、明らかになったのは、東電が2008年9月の会議で使った社内文書。
「地震及び津波に関する学識経験者のこれまでの見解及び、
地震調査研究推進本部(推本)の知見を完全に否定することが難しいことを考慮すると、
現状より大きな津波高を評価せざるを得ないと想定され、
津波対策は不可避」と結論づけている。
文書は機密性が高いとして、会議後に回収されたという。
東電は震災前、三陸沖巨大津波の可能性を示した政府の推本の予測を受け、独自に検討。
08年3月ごろまでに、従来の想定を上回る最大15・7メートルの津波を
試算していたことが判明している。
東電はこれまで「試算の域を出ず、設計上の対策に使えるものではなかった」
と説明してきた。
しかし、社内文書が発覚したことで、
東電は震災が起こる2年半も前から危険性を把握していたにもかかわらず、
津波対策を行わず“放置”してきたことになる。
原告側は「東電は不可避の対策を先送りしたことを自白している」
「回収予定の文書だから記載されたもので、東電の本音を示している」
などと指摘している。
原告の代理人である海渡雄一弁護士は言う。
「津波対策を行うとなったら、お金はかかるし、
原発をしばらく止めなければいけなくなる。
東電側はそれを嫌い、工事を決断することができなかったんだと思います。
耐震バックチェック(耐震性を再評価する作業)を続けながら、
古い原発を耐用年数まで使い終わった後に、
津波対策の工事をやろうとしていたのではないでしょうか」
工事費をケチって対策を怠っていたのだとしたら、完全に“人災”だ。
決定的な機密文書だけに、東電の責任逃れは絶対に許されない。
◆http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015062101001431.html
【共同通信】2015/06/21
◎高浜原発そばに津波痕跡 規制委、関電に調査促す
▼http://www.asyura.us/bigdata/up2/s/103690.jpg
原子力規制委員会の審査で、2月に「合格」と認められた関西電力高浜原発3、4号機
(福井県高浜町)そばの若狭湾沿岸で、
14~16世紀に起きた 津波の痕跡とみられる砂層を
福井大などのチームが21日までに確認した。
津波の規模は不明で関電は「津波評価や対策に影響を与えるものではない」としている。
一方、規制委は取材に対し「安全を脅かす方向につながる情報かどうか留意して、
結論ありきではなく検討したい」と関電に調査を促す考えを示した。
若狭湾沿岸では、1586年の天正地震に伴う大津波で
大きな被害が出たとの説がある。
追:1:30PM
国内におった!
◆https://twitter.com/yuiyuiyui11/status/613184367091789825/photo/1
きむらゆい@フォーラム4 @yuiyuiyui11
2015年6月22日
より抜粋、
今、銀座で勝俣東電元会長に遭遇。
福島のことは大変申し訳なく思っているとは言うが、
福島のためには何もしていないし、裁判をたくさん抱えていると。
株代には出てきていないこともただしたが、
機会があればと。
津波対策のことは、見解が違うと笑った。
今日23日の日刊ゲンダイは買いです。
昨日 私が銀座で遭遇した
勝俣東電元会長の記事が 写真と共に掲載されました。
TwitterもRT800を超え、
優雅に老後を謳歌している姿に怒りが起こっています。
隣にはジャン・ユンカーマン監督の激白も掲載。
▼https://pbs.twimg.com/media/CIJ3603UwAAxwFn.jpg
フクイチ事故が人災であったことの動かぬ証拠が出てきたようだ。東電は政府の一部のようなものだから、どうせこれでも責任を取ることは絶対に無いだろうが、この世で絶対に確実なのは絶対など無い、ということだけだから、まあ、期待はせずに今後の成り行きを見ておこう。
(以下引用)
◆http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160949
日刊ゲンダイ 2015年6月20日
◎社内文書で「津波対策は不可避」
決定的になった東電の“人災”
「大津波は予見できなかった」との言い訳は、もはや通用しない。
東京電力が、東日本大震災の前に「津波対策は不可避」との文書を作成していたという。
18日、東京地裁で行われた福島第1原発の事故をめぐる株主代表訴訟の口頭弁論で、
明らかになった。
訴訟は東電の勝俣恒久元会長ら歴代経営陣が津波対策を怠ったとして、
株主が訴えているものだ。
今回、明らかになったのは、東電が2008年9月の会議で使った社内文書。
「地震及び津波に関する学識経験者のこれまでの見解及び、
地震調査研究推進本部(推本)の知見を完全に否定することが難しいことを考慮すると、
現状より大きな津波高を評価せざるを得ないと想定され、
津波対策は不可避」と結論づけている。
文書は機密性が高いとして、会議後に回収されたという。
東電は震災前、三陸沖巨大津波の可能性を示した政府の推本の予測を受け、独自に検討。
08年3月ごろまでに、従来の想定を上回る最大15・7メートルの津波を
試算していたことが判明している。
東電はこれまで「試算の域を出ず、設計上の対策に使えるものではなかった」
と説明してきた。
しかし、社内文書が発覚したことで、
東電は震災が起こる2年半も前から危険性を把握していたにもかかわらず、
津波対策を行わず“放置”してきたことになる。
原告側は「東電は不可避の対策を先送りしたことを自白している」
「回収予定の文書だから記載されたもので、東電の本音を示している」
などと指摘している。
原告の代理人である海渡雄一弁護士は言う。
「津波対策を行うとなったら、お金はかかるし、
原発をしばらく止めなければいけなくなる。
東電側はそれを嫌い、工事を決断することができなかったんだと思います。
耐震バックチェック(耐震性を再評価する作業)を続けながら、
古い原発を耐用年数まで使い終わった後に、
津波対策の工事をやろうとしていたのではないでしょうか」
工事費をケチって対策を怠っていたのだとしたら、完全に“人災”だ。
決定的な機密文書だけに、東電の責任逃れは絶対に許されない。
◆http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015062101001431.html
【共同通信】2015/06/21
◎高浜原発そばに津波痕跡 規制委、関電に調査促す
▼http://www.asyura.us/bigdata/up2/s/103690.jpg
原子力規制委員会の審査で、2月に「合格」と認められた関西電力高浜原発3、4号機
(福井県高浜町)そばの若狭湾沿岸で、
14~16世紀に起きた 津波の痕跡とみられる砂層を
福井大などのチームが21日までに確認した。
津波の規模は不明で関電は「津波評価や対策に影響を与えるものではない」としている。
一方、規制委は取材に対し「安全を脅かす方向につながる情報かどうか留意して、
結論ありきではなく検討したい」と関電に調査を促す考えを示した。
若狭湾沿岸では、1586年の天正地震に伴う大津波で
大きな被害が出たとの説がある。
追:1:30PM
国内におった!
◆https://twitter.com/yuiyuiyui11/status/613184367091789825/photo/1
きむらゆい@フォーラム4 @yuiyuiyui11
2015年6月22日
より抜粋、
今、銀座で勝俣東電元会長に遭遇。
福島のことは大変申し訳なく思っているとは言うが、
福島のためには何もしていないし、裁判をたくさん抱えていると。
株代には出てきていないこともただしたが、
機会があればと。
津波対策のことは、見解が違うと笑った。
今日23日の日刊ゲンダイは買いです。
昨日 私が銀座で遭遇した
勝俣東電元会長の記事が 写真と共に掲載されました。
TwitterもRT800を超え、
優雅に老後を謳歌している姿に怒りが起こっています。
隣にはジャン・ユンカーマン監督の激白も掲載。
▼https://pbs.twimg.com/media/CIJ3603UwAAxwFn.jpg
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