ネトウヨがまた発狂しそうである。(笑)
鳩山由紀夫をずっと支持し、高く買っている私としては、「おお、いいぞ。頑張れ、頑張れ」と声援したい。日本にもまともな政治家はいる、と世界に向けて(特にロシアに向けて)発信するのは素晴らしいことだ。
今の日本政府、特に外務省のようにアメリカに尻尾を振り続けることは、逆に日本の国益を損なうものだ、ということを右翼まがいの人々にも理解してもらいたいものである。外交とはそういうものだ。ツィプラスは、ギリシャのあの現状を逆手に取って、EUからの譲歩を引き出したではないか。弱小国でも大国と対等に発言できる、というのが国際政治の建て前である。しかし、属国にはそれができない。だから軽蔑されるのである。
しかし、鳩山のあの純粋さは、実にムィシュキン的だ。ムィシュキンは「白痴」と言われ、鳩山は「宇宙人」と言われるが、それは彼らを最高に褒め称えた言葉に等しい。
(以下引用)
鳩山元首相、クリミア住民投票は「民主的だった」 対露制裁は「欧米追随」
【モスクワ=黒川信雄】ウクライナ南部クリミアからの報道によると、鳩山由紀夫元首相は11日、中心都市シンフェロポリで記者会見し、昨年3月16日に実施された編入の是非を問う住民投票について「ウクライナ憲法の規定に従い、平和的かつ民主的プロセスにのっとって行われ、クリミア住民の意思を反映していた」と述べた。
また「クリミアで起きたことはより広い視点で見る必要がある。日本の外務省の立場が唯一正しく、現状において唯一取り得るというものではない」と述べ、日本の外交を批判した。
さらに、ウクライナ情勢をめぐり日本が対露制裁を科したことにも言及し、「日本政府は、米国や欧州の国々の例に追従するよりも、自主的な状況評価をすべきだ」と主張。「制裁が早期に解除されるよう全力を尽くす」とも述べた。


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