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看護婦に診断治療権限を与えよ

「ネットゲリラ」から転載。
題名は問題あり、だが、野次馬氏の言うのは正論だろう。病気や怪我は夜間休日を問わず起こるものだ。個人病院は別として、大病院や総合病院は休日も夜間もなく、24時間年中無休で開くべきだろう。それには、医者や看護婦を今の2倍雇ってシフト制にすればいいだけの話だ。給与はその代わり、それぞれ半分にすればいい。そうすれば、医者は高所得だから、という動機で医者になろうとするなり手がいなくなるが、それには、医者になるハードルを下げればいい。医学部とは別に、医療専門学校を各地方ごとに作って、修学費用は地方自治体で補助することだ。そうすれば、貧しい家の子供でも医者を目指すことができる。
もっと大胆な改善策を言えば、下の記事のような「コンビニ受診」対策には、「看護婦に診断治療させて、それで終わり」にすればいい。いちいち、医者が診る必要などまったくない。
おそらく、「たいしたことがないようには見えるが、素人には判断不能だから、医者に見せる」という急患も多いだろうが、少し医療知識のある看護婦ならその判断はできるだろう。そこで判断困難な場合だけ、医者に診せればいい。それで文句を言う患者なら、「医者に診せるなら料金は倍以上かかるがどうする」と言えばいい。これで解決である。
なお、看護婦による誤診や治療ミスはどうする、と言う人もいるかと思うが、それは医者がやっても同じく起こることだ。看護婦だとその蓋然性が少し高くなるかもしれないが、「安いものに高価な品質を求める」ほうが図々しいのである。病院に行くこと自体、常に誤診や治療ミスの危険性は覚悟の上で行くべきものだ。病院側もまた医療訴訟の覚悟と備えは常にしておくべきであるのは言うまでもない。



(以下引用)

なんで土日休んでるんだよクソ医者

| コメント(15)

コンビニ受診は迷惑なのでヤメて!というんだが、話が逆だと思う。世の中でどれだけの人が、コンビニのように手軽に受診できる病院を求めているか。医療がサービス業だという観点が、業界にはスッポリ欠け落ちている。コレは、もちろん構造的な問題であって、病院や医者の努力で何とかなる問題じゃない。端的に言っちゃえば、医者の数を増やそうとしない政府が悪い。
すり傷や風邪、夜間・休日の"コンビニ受診"もうやめて...日赤和歌山医療センター「時間外選定療養費」5400円徴収へ
ちょっとした風邪や擦(す)り傷などで、休日や夜間に救急外来を利用する「コンビニ受診」。緊急性がないにもかかわらず、「待ち時間が短い」「日中は仕事がある」などの理由で気軽に受診するため、重症患者への対応が困難になるケースが全国的に問題となっている。日赤和歌山医療センター(和歌山市)は4月から、夜間・休日に受診した軽症患者に対して「時間外選定療養費」として、5400円を徴収することを決定。同センターは「高度救命救急センターとして、本来の業務である重症者の治療に力を入れたい」としている。
健康保険制度が赤字なので、これ以上、病院に行く人が増えたら困るわけだ。それで、不便に、不便にする。結果として、働いてる人はマトモな医療の恩恵に預かれない。暇な年寄りだけが、医療の恩恵に預かれるw

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