「東海アマブログ」記事の一部で、他の部分では例によって偏見と独断の主張が多いが、この部分では非常に客観的で重要な事実を述べているので、これからの日本がどうあるべきかを考える指針になるだろう。
ただし、東海アマ氏お得意の「利他主義」という精神論ではお題目だけに終わると私は断言しておく。口には利他主義を唱えながら我欲を追求する悪党が跋扈するのが目に見えているからだ。
要は、法律(特に憲法)を万人平等にきちんと守らせればいいだけである。そして、憲法に違反する行為や法律は厳正に禁じるだけでいい。
(以下引用)赤字は夢人による強調。ただし「責任感を持って仕事をしたい」ではなく、「責任感を持って仕事をするのが当たり前だ」というのがかつての日本人(特に官僚)だっただろう。
日本社会は、戦後の貧しさのなかで、「国家、国民のために責任感を持って仕事をしたい」という強い目的意識を持った人たちが多く、全世界の国家の中でも、腐敗の少ない健全な組織として機能してきた。
私の記憶では、2000年頃までは、日本政府も社会も「健全」といえたと思う。
しかし、このころ、小泉純一郎・竹中平蔵コンビが政権を握り、合理化、金儲け最優先の新自由主義思想を日本社会に持ち込んだ。
このときから、日本という国が腐り始めた。
その結果として、息子の小泉進次郎が、年金支給を80歳からにすると言い始め、竹中平蔵は、年金を廃止して「月7万円のベーシックインカム」を導入すると言い続けている。
貧しい人には「施し」をすればいいとして、底辺の生活者を構造的に豊かにすることに頑強に反対している。
財務省が増税路線をやめない本当の理由は、底辺の民衆生活を貧しくして、日本社会に構造的な差別体制を作ることで、特権階級の利権と支配を強固にすることだといわれる。
小泉体制が定着した今世紀に入って、国家の下部構造である警察や消防、行政にも新自由主義が浸透し、前世紀のような「国民を守る」と決意して業務に取り組む意欲に溢れた人たちが排除され、竹中平蔵が持ち込んだ「市場原理最優先」思想が行政の現場にも蔓延してきた。
どういう意味かというと、「金にならないことは、やらない」という思想である。
だから、最初に、赤字経営の続く過疎地方の公共サービスが排除されていった。
私が、今住んでいる中津川市蛭川に移住した20年前には、約10分離れた停留所に、一日8便のバス便があった。それが竹中平蔵による地方合理化路線によって、数年毎に半減し、2019年には、ついにバス便が廃止され、我が家の最寄りバス停は、徒歩10分から2時間に変わった。
(バス便は日8便が生活に役立つ最低の便数だ。それ以下では利用価値がない)
廃止された理由は、バス便への公的補助金が廃止されたからで、地方財政の無駄を切り詰めろという竹中路線だった。
バスと共に、公共診療所や行政施設、小さな図書館など、次々に廃止されていった。
バス便が廃止されたなら、必要になるのはマイカーだが、その優遇措置も皆無どころか、税金は3割くらい上がり、今年の自動車保険料は5000円以上、上がった。ガソリン代や灯油代は、20年前の2倍近い。これも財務省の思惑といわれる。
ただし、東海アマ氏お得意の「利他主義」という精神論ではお題目だけに終わると私は断言しておく。口には利他主義を唱えながら我欲を追求する悪党が跋扈するのが目に見えているからだ。
要は、法律(特に憲法)を万人平等にきちんと守らせればいいだけである。そして、憲法に違反する行為や法律は厳正に禁じるだけでいい。
(以下引用)赤字は夢人による強調。ただし「責任感を持って仕事をしたい」ではなく、「責任感を持って仕事をするのが当たり前だ」というのがかつての日本人(特に官僚)だっただろう。
日本社会は、戦後の貧しさのなかで、「国家、国民のために責任感を持って仕事をしたい」という強い目的意識を持った人たちが多く、全世界の国家の中でも、腐敗の少ない健全な組織として機能してきた。
私の記憶では、2000年頃までは、日本政府も社会も「健全」といえたと思う。
しかし、このころ、小泉純一郎・竹中平蔵コンビが政権を握り、合理化、金儲け最優先の新自由主義思想を日本社会に持ち込んだ。
このときから、日本という国が腐り始めた。
その結果として、息子の小泉進次郎が、年金支給を80歳からにすると言い始め、竹中平蔵は、年金を廃止して「月7万円のベーシックインカム」を導入すると言い続けている。
貧しい人には「施し」をすればいいとして、底辺の生活者を構造的に豊かにすることに頑強に反対している。
財務省が増税路線をやめない本当の理由は、底辺の民衆生活を貧しくして、日本社会に構造的な差別体制を作ることで、特権階級の利権と支配を強固にすることだといわれる。
小泉体制が定着した今世紀に入って、国家の下部構造である警察や消防、行政にも新自由主義が浸透し、前世紀のような「国民を守る」と決意して業務に取り組む意欲に溢れた人たちが排除され、竹中平蔵が持ち込んだ「市場原理最優先」思想が行政の現場にも蔓延してきた。
どういう意味かというと、「金にならないことは、やらない」という思想である。
だから、最初に、赤字経営の続く過疎地方の公共サービスが排除されていった。
私が、今住んでいる中津川市蛭川に移住した20年前には、約10分離れた停留所に、一日8便のバス便があった。それが竹中平蔵による地方合理化路線によって、数年毎に半減し、2019年には、ついにバス便が廃止され、我が家の最寄りバス停は、徒歩10分から2時間に変わった。
(バス便は日8便が生活に役立つ最低の便数だ。それ以下では利用価値がない)
廃止された理由は、バス便への公的補助金が廃止されたからで、地方財政の無駄を切り詰めろという竹中路線だった。
バスと共に、公共診療所や行政施設、小さな図書館など、次々に廃止されていった。
バス便が廃止されたなら、必要になるのはマイカーだが、その優遇措置も皆無どころか、税金は3割くらい上がり、今年の自動車保険料は5000円以上、上がった。ガソリン代や灯油代は、20年前の2倍近い。これも財務省の思惑といわれる。
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