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クリミアと対馬

「think outside the box」から転載。
なかなか面白いたとえ話なので、参考までに。もちろん、下のたとえ話の一部は現実の歴史ではないので、ご注意を。この話を韓国側から見れば、「対馬は韓国人の血で購った我が領土」ということになるかもしれない。沖縄についての米国人の意識(古い世代の意識だろうが)にもそのようなものがあり、だからいつまでたっても沖縄の「実質的日本返還」が進まない、という面もあるのではないか。いや、もちろん、日本の支配層そのものが、「沖縄は米国に差し上げます」と米国に土下座しているのが一番の原因だが。


(以下引用)言うまでもなく、クリミア帰属問題についてのたとえ話である。




日本に置き換えると、ロシアの論理が分かりやすくなります。

  1. 大日本帝国が韓国を併合する。
  2. 韓国人の反発をなだめるために、島民の意向を無視して対馬の行政区分を韓国に移管する。ただし、島民の大半は日本人で、国防上重要な軍事基地が存在。
  3. 敗戦により大日本帝国崩壊。韓国が分離独立する。対馬に大量の日本人が取り残される。
  4. 敗戦国・日本は周辺国との軋轢を避けるために、日本人島民の安全・自治と軍事基地の使用を条件に韓国の対馬領有を認める。
  5. 韓国で過激な反日民族主義勢力のクーデタが成功。新政権が対馬自治権剥奪・日本語使用禁止・軍事基地の使用停止に動く。
  6. 対馬自治区住民投票に基づき、韓国からの分離独立を宣言。日本への編入(復帰)を要求。
  7. (A)日本編入は韓国の主権侵害及び国際秩序への重大な挑戦と見做して対馬島民の要求を拒否(見殺しに)、(B)歴史的根拠及び日本人島民の人権保護等を理由に対馬を編入


日本政府は、AとBのどちらを選択するべきでしょうか。



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