(以下引用)
仏紙襲撃容疑者2人死亡=印刷会社、ユダヤ食品店で籠城―部隊突入、人質一部犠牲に
時事通信 1月10日(土)1時27分配信
【パリ時事】パリ北東約40キロのダマルタンアンゴエルで9日、フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブド銃撃事件の実行犯2人が警官隊と銃撃戦を展開、その後、人質を取り印刷会社に立てこもった。仲間とされる別の男もパリ東部ポルトドバンセンヌ付近のユダヤ教食料品店で子どもを含む少なくとも5人を人質に取り籠城。仏特殊部隊は午後5時(日本時間10日午前1時)ごろ、2カ所にほぼ同時に突入、ロイター通信は食料品店の人質少なくとも4人が死亡したと伝えた。世界を揺るがせた銃撃事件は発生から3日目で終結した。
印刷会社に立てこもったのは風刺紙銃撃のシェリフ・クアシ(32)、サイド・クアシ(34)両容疑者。人質は同社幹部とみられる。AFP通信によると、建物を包囲していた特殊部隊は突入後、両容疑者を殺害。人質も無事救出された。
両容疑者は7日午前にパリの風刺紙本社を襲撃し、警官や編集長ら計12人を殺害。車を乗り捨てながら逃亡し、9日にも女性から車を強奪した。この女性が直ちに当局に通報、車を発見した当局との銃撃戦を経て印刷会社にたどり着いた。
ユダヤ教食料品店に立てこもったのはアメディ・クリバリ容疑者(32)とみられ、仏ラジオによると、クアシ容疑者の解放を要求していた。当局はパリ南部の郊外モンルージュで8日に女性警官が射殺された事件の武装犯と同一人物とみている。仏テレビによると、クリバリ容疑者は2010年にシェリフ容疑者らと共にイスラム過激主義者の脱獄を計画。当局から逮捕されて禁錮刑を受け、約2カ月前に出所したばかりだった。
AFP通信によると、クリバリ容疑者は突入作戦で殺害された。
現場では立てこもる前のクリバリ容疑者と警官隊の間で午後1時(同午後9時)ごろに銃撃戦があったとみられる。2人が死亡したとの情報もあったが、これを否定する報道もあり、真偽は不明。ヘリコプターが上空を旋回する中、近隣の学校では児童を学内に退避させる措置が取られ、警察は周辺の住民に自宅にとどまるよう要請した。
(夢人追記)「阿修羅」記事のコメントの一つが興味深いので転載しておく。ソースなど無くても、一連の出来事を合理的に説明できるかどうかで読む人はそれが真実かどうか判断すればいい。そもそも、どんな情報でも自分自身で目撃したわけではない。大手マスコミや海外通信社ほど小さな真実に隠して大きな嘘を言うのはご存じのとおりだ。
05. 2015年1月09日 22:48:25 : 7Jf08eHag1
ソースは挙げないことにする。
リベラシオン紙が取材した以前の事件の担当弁護士によれば、容疑者の一人、シェリフは、煙草を吸い、酒を飲み、髭の生やさず、結婚前のガールフレンドがいた。
厳格なイスラム教を信奉する過激派組織に属している人間としては、奇怪なことだ。
9.11事件の主犯格であったモハメド・アタ容疑者が、フロリダで飛行機操縦の訓練を受けていた際に、ストリッパーの恋人がいて、ナイトクラブに通って酒を飲んでいたと言う証言(恋人は、後に証言を否定したようだ。)と驚く程似ている。
類似点は、これだけではない。
アタがボストン空港に乗り捨てた車の中から、9.11の実行犯であることを示す証拠が見つかったとFBIは、発表している。
今回のテロ事件も、犯人が乗り捨てた車の中から、容疑者の一人のIDカードが見つかり、特定に至った経緯は、そっくりだ。
リベラシオンによれば、容疑者二人の周りにいる関係者たちの一人は、警察当局がイスラーム・マグリブ諸国のアル=カーイダ機構のメンバーと把握していた。
イスラーム・マグリブ諸国のアル=カーイダ機構は、アルジェリア当局の情報工作員(Abderrazak El-Para)が作り上げた組織である。(これは、ソースを挙げておく。)
>Tibéhirine : les révélations cachées dans le coffre-fort du juge
http://www.algeria-watch.org/fr/article/just/moines/coffre_fort.htm
>Enquête sur l’étrange « Ben Laden du Sahara »
http://www.monde-diplomatique.fr/2005/02/MELLAH/11905
アルジェリアは、独立戦争を経て、フランスの植民地から脱出したけれど、深い所を手繰って行けば、アルジェリア政府の向こうには、フランス政府がいて、密かにつながっている、信じてもらえないかもしれないが。