「BLOGOS」から転載。
「ブロゴス」にしてはなかなかいい記事である。比率で言えば、「ブロゴス」の記事で読むに値する記事は1割以下と私は思っているから、滅多に読まないサイトだが、時々こういう記事もあるから、馬鹿にはできない。
日本社会を動かす「空気」の半分くらいは「嫉妬」であり、自分より恵まれた人間への「憎悪」なのではないだろうか。まあ、それは自分より「下」の人間への「軽蔑」や「軽視」、「上」の人間への「媚びへつらい」と表裏をなしているわけだ。
もちろん、それらの要素は日本社会だけに限定されるものではないが、下記記事に書かれた「俺が苦しいからお前も苦しめ」という「他人を自分と同列に引きずり下ろしたい」という感情は日本人に顕著なようだ。もちろん、私にもある。私が東電幹部や政府高官を批判する気持ちの中には「庶民が苦しんでいるのにのうのうと優雅な生活をしている」連中への憎悪があるし、あるいは嫉妬もあるかもしれない。(まあ、嫉妬よりははるかに憎悪や嫌悪だが)
しかし、そういう「自分と同じレベルに他人を引きずり下ろしたい」という感情は、実は上の人間(支配層)に都合良く利用されてもいるのである。いい例が生活保護法の一件だ。あの騒ぎこそ、自分より少し上の人間を自分と同じ泥の中に引きずり下ろしたいという感情そのものではないか。
我々がやるべきことは、自分への待遇を改善せよ、という要求であるはずだのに、他人への待遇を下げよ、と要求して満足している。こういう「下の人間の足の引っ張り合い」が日本の労働条件をどんどん低水準に落とし、労働者の給与水準をどんどん引き下げている最大の原因なのではないだろうか。
それで利益を得ているのは、もちろん上の人間なのである。
「上と下」の感情は、日本人の精神の最大の問題点であり、隣国憎悪の中にも「俺は日本人だからあいつらより上なはずなのに」という理不尽な「傷ついたプライド」が存在しているように思われる。
(以下引用)
「俺が苦しいからお前も苦しめ」という奇妙な嫉妬 ~スタートトゥデイの英断~
中嶋よしふみ
2012年05月31日 01:29
ゾゾタウンでおなじみのスタートトゥデイの興味深い試みを、内藤忍さんが伝えています。
具体的には午前9時から午後3時まで、昼休み無しで6時間勤務というワークスタイルを実践しているとの事。個人的に6時間ぶっ続けはちょっときついかなあと思いますが、非常に面白いと思います。
オプションとして、昼休みを取りたい人は取れるようにするとか、6時間で8時間分の仕事を求められてもちょっとキツイという人は2時間早く来る、もしくは通常通り5時や6時終わりにする、といった選択肢もあればより良いかなとも思います。
もちろん、6時間勤務が一番効率的だと会社が判断している以上、それに沿わない働き方を選ぶ人は人事考課で評価が下がるなど、ペナルティがあっても多分問題は無いでしょう。
あるいは勤務時間に関係なく、成果で報酬を決めるといったやり方もあるはずです。これは少し前に話題になったホワイトカラーエグゼンプション(WE)と同じ発想です。WEは過労死法案とかサービス残業法案などと呼ばれ、とんでもなく評判の悪かった仕組みで自分も反対でした。
ただ、同じ仕事を能力の高い人が6時間で仕上げた場合と、普通の人が8時間で仕上げた場合、これは同じ給料でいいはず、というのは論理的に間違っていません。
漫画・ナニワ金融道で有名な青木雄二さんは「時給でアシスタントを雇っていた時、早く仕上げたヤツより、ノロノロ仕上げたヤツに沢山給料を払わないといけないのがバカらしくて、一枚いくらの出来高制度にした」といった話をしています。これがもっともシンプルな成果給の形でしょう。
自分も普段のレッスンで一回にいただける料金は同じです。それでも、お客様ごとにレッスンの準備にかかる時間はかなりバラバラで、人によって2~3倍以上は違います。当日のレッスンも延長料金を貰っていないので4時間で終わる場合もあれば6時間かかる場合もあります。
もちろん、これは自営業だから問題が無いわけで、雇用労働者であれば時間に応じて給料を払わなければ違法です。一般の企業では「労働時間が違っても同じ成果には同じ報酬を払う」というやり方は従業員に対しては出来ません。それを避けるために非効率であっても委託や請負といった形で業務のアウトソーシングが発達している、という経緯があります。
WEでの問題は、「10時間かかる仕事を8時間でやれと無理な指示を出して残業代を払わない」という場合です。これは本来運用や法律でコントロールできる部分のはずです(サービス残業の横行など、企業も政府も全く信用されていない事が、このような制度が導入できず、結果として仕事が終わっているのに他の人が居るから帰れないない、という訳の分からない状況を作っている原因である事を政治家や経営者はもっと理解すべきでしょう)。
こうやって考えていくと、別に1日8時間勤務にこだわる必要など全く無く、業務が効率よく進むならば、働きに見合った給料を適切に払うならば、そして企業と労働者が双方とも納得できるならば、働き方や勤務時間は大した問題ではないという結論にいきつきます。
スタートトゥデイが提案する6時間勤務制度に関して、仕事が3時で終わるメリットは非常に大きいでしょう。
家族が居れば待ち合わせをして3時から家族全員で遊びに行く事だって可能でしょう。
毎日遅くまで残業をさせられている人からすれば天国のような状況です。7時終わりの友人との待ち合わせまで買い物をして時間を潰す、スポーツジムで汗を流す、などの消費行動も発生し、景気にもプラスでしょう。
他社との連携もあり、全ての社員に適用されているわけでは無いと思いますが、シフト制もあわせれば全社員に適用する事も可能でしょう。
型にはまらない働き方としては「日本の不景気は女性差別が原因だ その3」でかなり大雑把ではあるものの自分も提案はしていますが、スタートトゥデイの凄い所は現実に実施している所です。一部上場の企業がこのようなユニークな働き方を導入する事には大変大きな意味があると思われます。
今の日本は「俺が苦しいからお前も苦しめ」という奇妙な嫉妬・怨念があるように思います。先日書いた「生活保護はもっと気楽に貰って良い」もタイムリーな話題であることを差し引いてもかなりのアクセスを頂きました。趣旨からして炎上するかもしれないと思いきや、幸い一部を除いて案外冷静な同意コメントも多数頂いています。
もちろん、生活保護を貰ってずるい!という嫉妬を感じている人も、その人の意地が悪いというより、酷い労働環境でプライドも個性も尊重してもらえないような(そして会社の利益にもつながらないような)働き方を強いられている現状があるからだろう、とも推測出来ます。
嫉妬・怨念のスパイラルを抜け出すには、ライフプランの土台となる「仕事」の部分で皆がもう少し気楽に働ける事がスタート地点になるのでは、と思っています。そういった意味で「6時間集中して働いて、さっさと帰ってプライベートを充実させろ」というスタートトゥデイのやり方は英断といっても過言では無いでしょう。
「長時間労働をするヤツは無能、長時間労働をさせるヤツはもっと無能」
・・・という常識を全ての人が持つべきです。
働き方が改善すればライフプランでもっとも重要な健康の部分が改善されます。健康を害すると、ライフプランにおける他の要素(仕事・お金・趣味・人間関係)全てに悪影響が及ぼされます。
多様な働き方に関して言えば、先日情熱大陸にも出演して話題になった安藤美冬さんは、大手出版社を辞めてノマドワーカー(フリーランス)になったといいます。大変失礼ながら、長期で考えた場合、大手出版社レベルの収入と比較すれば、辞めない方がより多くの収入を得られた可能性は高いだろうと思われます。
本人の意向は別にすれば、これは金銭的に見て会社にも本人にも損でしょう。もし自社の社員が情熱大陸で取り上げられるほどの活躍をしていたら、これは会社にとって業績的にも宣伝効果でも非常に大きいでしょう。社内に居ながらそういう活躍をさせられなかったという意味で、会社は安藤さんをうまく使えなかったとも言えます。
フリーランスの方が大手企業よりも安定して沢山稼げる可能性はごく一部の人間を除けば相当に低い事は間違いありません。個人の稼ぎは出版などを除けばレバレッジ(大量生産や規模の利益)を追求しにくいからです。最近では有料メルマガなどもありますが、これも稼げるのはごく一部でしょう。
それでもノマドや独立を選ぶ方が居るのは、勤務時間を含めた様々な制約を緩めて、ほどほどに働いてほどほどに稼ぐという手段が企業の中にほとんど無いこと、一言で言えば多様な働き方が企業内で認められないことも大きな原因の一つでしょう。
スタートトゥデイには時短勤務にとどまらず、革新的な働き方をさらに推し進めて欲しいと思います。
*追記
「長時間労働をするヤツは無能、長時間労働をさせるヤツはもっと無能」
・・・という文面に対して、「時間をかけて仕事をする人を「無能」と断じるのはいかがなものか」というコメントを頂いたので、誤解を解く意味でも追記しておきます。
自分もどちらかというと、一つの仕事に時間を掛けるタイプです。お客さんに送るメール一通に2時間とか普通にかけます。上で書いたように4時間で終わらせて良いレッスンに6時間も掛けたりします。コツコツ型を否定しているわけではありません。
成果を出すために時間を掛ける事が一番の方法ならば、それはなんら否定されるものではありません。
自分が批判したのは、長時間労働以外に利益を出す方法を知らない管理職や経営者です。
そういう人の下では長時間労働が付加価値だと勘違いした人しか生まれません。
残念ながらこれは現在の日本企業において多数派です。
そういう意味で、6時間で集中して働け、仕事の評価は時間ではなく成果だ、というスタートトゥデイの働き方は、従業員へのメッセージとしても仕事の進め方としても、非常に明確で良いやり方だ、というのが上記文面の趣旨です。
「ブロゴス」にしてはなかなかいい記事である。比率で言えば、「ブロゴス」の記事で読むに値する記事は1割以下と私は思っているから、滅多に読まないサイトだが、時々こういう記事もあるから、馬鹿にはできない。
日本社会を動かす「空気」の半分くらいは「嫉妬」であり、自分より恵まれた人間への「憎悪」なのではないだろうか。まあ、それは自分より「下」の人間への「軽蔑」や「軽視」、「上」の人間への「媚びへつらい」と表裏をなしているわけだ。
もちろん、それらの要素は日本社会だけに限定されるものではないが、下記記事に書かれた「俺が苦しいからお前も苦しめ」という「他人を自分と同列に引きずり下ろしたい」という感情は日本人に顕著なようだ。もちろん、私にもある。私が東電幹部や政府高官を批判する気持ちの中には「庶民が苦しんでいるのにのうのうと優雅な生活をしている」連中への憎悪があるし、あるいは嫉妬もあるかもしれない。(まあ、嫉妬よりははるかに憎悪や嫌悪だが)
しかし、そういう「自分と同じレベルに他人を引きずり下ろしたい」という感情は、実は上の人間(支配層)に都合良く利用されてもいるのである。いい例が生活保護法の一件だ。あの騒ぎこそ、自分より少し上の人間を自分と同じ泥の中に引きずり下ろしたいという感情そのものではないか。
我々がやるべきことは、自分への待遇を改善せよ、という要求であるはずだのに、他人への待遇を下げよ、と要求して満足している。こういう「下の人間の足の引っ張り合い」が日本の労働条件をどんどん低水準に落とし、労働者の給与水準をどんどん引き下げている最大の原因なのではないだろうか。
それで利益を得ているのは、もちろん上の人間なのである。
「上と下」の感情は、日本人の精神の最大の問題点であり、隣国憎悪の中にも「俺は日本人だからあいつらより上なはずなのに」という理不尽な「傷ついたプライド」が存在しているように思われる。
(以下引用)
「俺が苦しいからお前も苦しめ」という奇妙な嫉妬 ~スタートトゥデイの英断~
中嶋よしふみ
2012年05月31日 01:29
ゾゾタウンでおなじみのスタートトゥデイの興味深い試みを、内藤忍さんが伝えています。
具体的には午前9時から午後3時まで、昼休み無しで6時間勤務というワークスタイルを実践しているとの事。個人的に6時間ぶっ続けはちょっときついかなあと思いますが、非常に面白いと思います。
オプションとして、昼休みを取りたい人は取れるようにするとか、6時間で8時間分の仕事を求められてもちょっとキツイという人は2時間早く来る、もしくは通常通り5時や6時終わりにする、といった選択肢もあればより良いかなとも思います。
もちろん、6時間勤務が一番効率的だと会社が判断している以上、それに沿わない働き方を選ぶ人は人事考課で評価が下がるなど、ペナルティがあっても多分問題は無いでしょう。
あるいは勤務時間に関係なく、成果で報酬を決めるといったやり方もあるはずです。これは少し前に話題になったホワイトカラーエグゼンプション(WE)と同じ発想です。WEは過労死法案とかサービス残業法案などと呼ばれ、とんでもなく評判の悪かった仕組みで自分も反対でした。
ただ、同じ仕事を能力の高い人が6時間で仕上げた場合と、普通の人が8時間で仕上げた場合、これは同じ給料でいいはず、というのは論理的に間違っていません。
漫画・ナニワ金融道で有名な青木雄二さんは「時給でアシスタントを雇っていた時、早く仕上げたヤツより、ノロノロ仕上げたヤツに沢山給料を払わないといけないのがバカらしくて、一枚いくらの出来高制度にした」といった話をしています。これがもっともシンプルな成果給の形でしょう。
自分も普段のレッスンで一回にいただける料金は同じです。それでも、お客様ごとにレッスンの準備にかかる時間はかなりバラバラで、人によって2~3倍以上は違います。当日のレッスンも延長料金を貰っていないので4時間で終わる場合もあれば6時間かかる場合もあります。
もちろん、これは自営業だから問題が無いわけで、雇用労働者であれば時間に応じて給料を払わなければ違法です。一般の企業では「労働時間が違っても同じ成果には同じ報酬を払う」というやり方は従業員に対しては出来ません。それを避けるために非効率であっても委託や請負といった形で業務のアウトソーシングが発達している、という経緯があります。
WEでの問題は、「10時間かかる仕事を8時間でやれと無理な指示を出して残業代を払わない」という場合です。これは本来運用や法律でコントロールできる部分のはずです(サービス残業の横行など、企業も政府も全く信用されていない事が、このような制度が導入できず、結果として仕事が終わっているのに他の人が居るから帰れないない、という訳の分からない状況を作っている原因である事を政治家や経営者はもっと理解すべきでしょう)。
こうやって考えていくと、別に1日8時間勤務にこだわる必要など全く無く、業務が効率よく進むならば、働きに見合った給料を適切に払うならば、そして企業と労働者が双方とも納得できるならば、働き方や勤務時間は大した問題ではないという結論にいきつきます。
スタートトゥデイが提案する6時間勤務制度に関して、仕事が3時で終わるメリットは非常に大きいでしょう。
家族が居れば待ち合わせをして3時から家族全員で遊びに行く事だって可能でしょう。
毎日遅くまで残業をさせられている人からすれば天国のような状況です。7時終わりの友人との待ち合わせまで買い物をして時間を潰す、スポーツジムで汗を流す、などの消費行動も発生し、景気にもプラスでしょう。
他社との連携もあり、全ての社員に適用されているわけでは無いと思いますが、シフト制もあわせれば全社員に適用する事も可能でしょう。
型にはまらない働き方としては「日本の不景気は女性差別が原因だ その3」でかなり大雑把ではあるものの自分も提案はしていますが、スタートトゥデイの凄い所は現実に実施している所です。一部上場の企業がこのようなユニークな働き方を導入する事には大変大きな意味があると思われます。
今の日本は「俺が苦しいからお前も苦しめ」という奇妙な嫉妬・怨念があるように思います。先日書いた「生活保護はもっと気楽に貰って良い」もタイムリーな話題であることを差し引いてもかなりのアクセスを頂きました。趣旨からして炎上するかもしれないと思いきや、幸い一部を除いて案外冷静な同意コメントも多数頂いています。
もちろん、生活保護を貰ってずるい!という嫉妬を感じている人も、その人の意地が悪いというより、酷い労働環境でプライドも個性も尊重してもらえないような(そして会社の利益にもつながらないような)働き方を強いられている現状があるからだろう、とも推測出来ます。
嫉妬・怨念のスパイラルを抜け出すには、ライフプランの土台となる「仕事」の部分で皆がもう少し気楽に働ける事がスタート地点になるのでは、と思っています。そういった意味で「6時間集中して働いて、さっさと帰ってプライベートを充実させろ」というスタートトゥデイのやり方は英断といっても過言では無いでしょう。
「長時間労働をするヤツは無能、長時間労働をさせるヤツはもっと無能」
・・・という常識を全ての人が持つべきです。
働き方が改善すればライフプランでもっとも重要な健康の部分が改善されます。健康を害すると、ライフプランにおける他の要素(仕事・お金・趣味・人間関係)全てに悪影響が及ぼされます。
多様な働き方に関して言えば、先日情熱大陸にも出演して話題になった安藤美冬さんは、大手出版社を辞めてノマドワーカー(フリーランス)になったといいます。大変失礼ながら、長期で考えた場合、大手出版社レベルの収入と比較すれば、辞めない方がより多くの収入を得られた可能性は高いだろうと思われます。
本人の意向は別にすれば、これは金銭的に見て会社にも本人にも損でしょう。もし自社の社員が情熱大陸で取り上げられるほどの活躍をしていたら、これは会社にとって業績的にも宣伝効果でも非常に大きいでしょう。社内に居ながらそういう活躍をさせられなかったという意味で、会社は安藤さんをうまく使えなかったとも言えます。
フリーランスの方が大手企業よりも安定して沢山稼げる可能性はごく一部の人間を除けば相当に低い事は間違いありません。個人の稼ぎは出版などを除けばレバレッジ(大量生産や規模の利益)を追求しにくいからです。最近では有料メルマガなどもありますが、これも稼げるのはごく一部でしょう。
それでもノマドや独立を選ぶ方が居るのは、勤務時間を含めた様々な制約を緩めて、ほどほどに働いてほどほどに稼ぐという手段が企業の中にほとんど無いこと、一言で言えば多様な働き方が企業内で認められないことも大きな原因の一つでしょう。
スタートトゥデイには時短勤務にとどまらず、革新的な働き方をさらに推し進めて欲しいと思います。
*追記
「長時間労働をするヤツは無能、長時間労働をさせるヤツはもっと無能」
・・・という文面に対して、「時間をかけて仕事をする人を「無能」と断じるのはいかがなものか」というコメントを頂いたので、誤解を解く意味でも追記しておきます。
自分もどちらかというと、一つの仕事に時間を掛けるタイプです。お客さんに送るメール一通に2時間とか普通にかけます。上で書いたように4時間で終わらせて良いレッスンに6時間も掛けたりします。コツコツ型を否定しているわけではありません。
成果を出すために時間を掛ける事が一番の方法ならば、それはなんら否定されるものではありません。
自分が批判したのは、長時間労働以外に利益を出す方法を知らない管理職や経営者です。
そういう人の下では長時間労働が付加価値だと勘違いした人しか生まれません。
残念ながらこれは現在の日本企業において多数派です。
そういう意味で、6時間で集中して働け、仕事の評価は時間ではなく成果だ、というスタートトゥデイの働き方は、従業員へのメッセージとしても仕事の進め方としても、非常に明確で良いやり方だ、というのが上記文面の趣旨です。
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