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馬鹿梅子に愚劣な男ども

腹の立つニュースが多いので、ここではのんびりした話をしよう。
「梅ちゃん先生」の先行きが私は心配である。脚本を書いている人は、話の先の先まで考えて書いているのかもしれないが、現在進行中のドラマ内容だと、この先に不安が大きい。
第一に、登場人物がみんなアホすぎる。梅子はアホと言うより人がいいのだが、その人の良さはアホすれすれで、特に今回の「死病ノイローゼ」患者の一件は、これは笑って見ていられる内容ではない。実際にこんなおっちょこちょいの医者やインターンがいたら、患者の生命に関わるほどの暴走ぶりである。ドラマ的には「誤解が解けて無事に済みました。この失敗も梅子の成長に役立つでしょう」という結果オーライでこの一件を終わらせたが、現実ならば、このミスは患者の絶望と自殺に結びつきかねない内容である。もしもこのような安易な話の進め方でいいと脚本家が考えているなら、それは考え違いだろう。私はのどかな話、気楽なドラマが好きだが、医学を題材にしている以上、このような安易なドラマ進行は、ちょっと待ってくれ、と言いたい。話が人の生死を扱うかぎり、たとえ喜劇的ドラマとしても抑制と注意深さが必要なのである。そうでないと、「世間を誤らせる」ものになる。
第二に、梅子の周辺の人間どもの性格が悪すぎる。ドラマ作りのために付与した人間的弱点のレベルを超えた、「嫌な奴」、「馬鹿すぎる奴」を朝から見ると気分が悪くなる。具体的には梅子の隣人、安原家のオヤジと息子である。どちらも甘ったれで自分勝手な人間で、こういう人間が隣人ならば、私なら即座に引っ越すというレベルの人間だ。息子のほうは梅子と幼馴染で淡い恋愛感情もあるようだが、こいつも甘ったれの我がまま男で、くだらない劣等感とくだらない自己憐憫ばかりの男で、実にうっとうしい。
好きなドラマの話だのに、悪口や小言ばかりになったのは、私が「不機嫌モード」にでも入ったのかもしれない。
まあ、今後、「梅ちゃん先生」が楽しい内容になっていってくれることを期待したい。

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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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