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超訳「踊るドワーフ」前置き

別ブログに載せてあった記事だが、せっかくやった作業なので、これからあまりまとまった作業もできないだろうから、死ぬ前にこちらにも載せておく。65回くらいになる予定である。一度に1回にするか、数回分を一度に載せるかは気分次第だ。まあ、最初は一度に1回とする。
各回の文章量は少ないので、「日刊酔生夢人新聞」の小説欄と思ってくれればいい。

(以下自己引用)これ以降はこの「自己引用」という説明は抜きにする。
ちょっと妙な試みをしてみようと思う。昨年イギリスに旅行に行った時に買った「BEDTIME STORIES」という本の中に村上春樹の短編小説が載っていたのだが、同じ本に載っている他の作者を見るとナサニエル・ホーソンとかR・L・スチーブンソンとかモーパッサンとかロード・ダンセイニなどの大物がほとんどで、新しいところではウラジミール・ナボコフとかアーシュラ・K・ル・グインなど、やはり知名度の高い作家ばかりである。その中に入っているのだから、村上春樹も大したものである。
私は実はどちらかと言えば村上春樹の作品は苦手で、あまり読んだことは無いのだが、この中に入っていた「ダンシング・ドワーフ」を少し読んでみると、これがなかなかの傑作であると思われた。そこで、英語からの重訳という形で、この作品を訳してみようと思う。
もちろん、私はこの作品の日本語原作は読んでいない上に英語も不得意なので、誤訳がたくさん出てくると思うし、実は真面目に辞書を引く気もあまり無い。辞書を引くのは必要最低限にして、知らない単語の大半は推測で訳すつもりである。だから、村上作品のまったくのパチモンになるわけだが、それでも村上作品のテイストが少しは出ることになるのか、ひとつの実験である。
とにかく、この作品のファンタジー風味はたいしたもので、村上春樹は短編作家としてのほうが才能はあるような気がする。と言っても、先に書いたように私は彼の作品はほとんど読んでいないのだが。
なお、著作権の問題は、先に書いたように、これは英文からの翻訳であり、村上作品そのものではない、ということで見逃してもらいたい。むしろ、作品の宣伝になる、くらいの広い心を原著者にはお願いしたい。

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酔生夢人
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考えること
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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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