まあ、貧乏人としては「ざまあ」と思うだけだが、私は「メタバース」が社会を侵食するのも気に入らない。仕事以外のわずかな時間を架空世界で生活するなど、キチガイ沙汰である。それより、ぼんやりと窓の外の木の葉や空を眺めたほうがまだ生きる意味があるだろう。ザッカーバーグのあの非人間的な変な顔も嫌いだ。それはイーロン・マスクにも共通している。
メタバース (英: Metaverse) は、コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、3次元の仮想空間やそのサービスを指す[1]。日本にあっては主にバーチャル空間の一種で、企業および2021年以降に参入した商業空間をそう呼んでいる。将来インターネット環境が到達するであろうコンセプトで、利用者はオンライン上に構築された3DCGの仮想空間に世界中から思い思いのアバターと呼ばれる自分の分身で参加し、相互に意思疎通しながら買い物や商品の制作・販売といった経済活動を行なったり、そこをもう1つの「現実」として新たな生活を送ったりすることが想定されている[2]。(以下引用)
Metaのザッカーバーグ氏、今年だけで約10兆円も資産減少
最近の株式市場の暴落により、特にテクノロジー関連の富豪たちは大きく資産を減らしてしまっている。たとえばテスラ、SpaceXなどを率い、Twitterで世間を騒がせるのが大好きなイーロン・マスク氏は60億ドル、マイクロソフト共同創業者ビル・ゲイツ氏と、元妻メリンダ・フレンチ・ゲイツ氏はそれぞれ270億ドルと 260億ドル、米Amazon共同創業者ジェフ・ベゾス氏は460億ドルも、それぞれの資産を減少させた。 驚くほど粗末で失笑を買ったザッカーバーグ氏のVR自撮り画像 しかし、Meta(Facebook)のマーク・ザッカーバーグ氏の資産の減り方は尋常ではない。彼は今年だけで、なんと710億ドルも資産を減らしてしまっているのだ。これは記事執筆時点のレートで日本円に単純に換算すれば、10兆円ほどの額になる。 Bloombergは、ザッカーバーグ氏の年初の資産額は1250億ドルだったのが、いまや553億ドルにまで縮小したと伝えており、Forbesによる世界長者番付は昨年の3位から大きく転落した。またMetaの2022年第2四半期の純利益は、前年同期から36%、30億ドル以上減少した。 ザッカーバーグ氏の資産減少の原因は、財産の大部分を占めるMetaの株価の下落によるものだ。ザッカーバーグ氏はこれまでSNSのFacebookを主軸に、特定のユーザーデータに極度に最適化し、大量の広告を販売することで収益を挙げてきたが、アップルがiOS 14で導入したプライバシー保護の仕組みの変更によって、広告主によるユーザーの追跡が困難になり、その収益化能力が大きく低下した。 CBSが専門家の意見として伝えるところでは、Metaと、Snapchatを運営するSnapが、もっともiOSに依存してきたという。一方でiOSへの依存構造をあまりもたないGoogleの親会社Alphabetは、iOSの変化にあまり影響を受けていないという。 Metaの場合はこれに加えて、ザッカーバーグ氏が打ち出したメタバース戦略に1万人以上の人員を割き、年間約100 億ドルの予算を注ぎ込む一方、Facebookは今年2月に初めてユーザー数が減少したことが伝えられ、この日の株価の下落だけでザッカーバーグ氏は310億ドルを失ったとされる。 ただ、ザッカーバーグ氏は資産の減少など意に介せず、メタバース布教活動にご執心のようだ。先日には、ときに誤情報や陰謀論を打ち出すことも厭わない、悪名も人気も高いポッドキャスター、ジョー・ローガンの番組にゲストとして登場、メタバースが人々にとってどれほど便利でテクノロジーと「より健全な」関係を持つことができるようになるかを説いた。 また5月の年次株主総会では、ザッカーバーグ氏はメタバースビジネスについて、今後10年間はそこからの収益を期待するのでなく、基盤固めに費やすとし、2030年代なってから大きく会社に貢献するものになるとの見方を示していた。 Source: Bloomberg via: CBS News, Entrepreneur
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