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梅の木は枯れた

もはや「梅ちゃん先生」は批判するために見ているような状態だ。
で、ヤフー感想サイトで批判コメントを見て、その中にズバリと的を射た批判コメントを見つけて快哉を叫び、溜飲を下げる、という邪悪な楽しみ方をしている。
下記コメントなど、実に的確であり、このドラマの脚本家は、こうした批判コメントを全部読んで、勉強すればいいのである。
片岡鶴太郎は前から嫌いなタレントだったが、あまりにぴったりな役柄すぎてますます嫌いになった。そういう意味では、その息子役の「モモスモモ」じゃない、桃李とやら同様、脚本のせいで貧乏籤を引かされたようなものである。下手な脚本の害毒は、原発事故よりも大きい。(ドラマ製作においてはね)
もうどうでもいいんだが、ヤフー感想板では5段階評価で最低の1をつけた人が69%である。それももっともであり、ドラマの滑り出しの頃の爽やかでほのぼのとした印象はまったく失われた。ひたすら予定調和の結末に向って登場人物をやり繰りしながら無理に脚本を作った結果がこの支離滅裂さと陳腐さのオンパレードだろう。私が脚本家や演出家なら、この感想板を見れば自殺したくなるだろうな。このドラマに出た役者たちも可哀想である。戦後を庶民と共に生きた劣等生女医、という最初の設定は悪くはなかっただけに残念である。


(以下引用)


謝れだって? 見てるほうが恥ずかしいよ23人がこの感想に票を入れています。採点:
投稿者:pyo*****さん投稿日時:2012/8/1 9:08

見合いの場へ突然襖と共に倒れてくるどこかの親父。
慌てて謝るでもなく、ふてぶてしくビールを飲み続ける。
ヘラヘラととりなす女房。

これじゃ「下品」と言われても仕方ない。
あの見合い相手はいかにも嫌味な言い方させられてたけどね。
「私の大切な人達です。謝って下さい」
そんなの相手は知ったこっちゃないよ。
オマケに立ち上がって上からものを言うってどんな神経の女だ。
そんなに大事な人なら、その人に成り代わってまず非礼を詫びよ。
「私の知り合いなんです。大切な席で失礼しました」くらい言えんのかね。

ああいうズレてる正義感て、見てる方が恥ずかしいんだよ。

それと「結婚して大切な人が出来ると患者さんを大切に出来ないんじゃ」って摩訶不思議な言葉。
本気でこんな事考える人間がいるのか(笑)
そんなコト言ってたら複数の患者なんか診れないだろ。
第一、梅子ってそれほど患者を大事にしてた?
受け持っていたギランバレーの患者もほったらかしでとっとと開業しちゃうし。
開業すれば時間が自由なのをいいことにあっちこっちフラフラ。
嘘ばっかりなんで何も心に響きません。



アナタの言い分は正しい33人がこの感想に票を入れています。採点:
投稿者:goo*****さん投稿日時:2012/8/1 9:07
お見合い相手がつぶやいた「下品な人たちだ…」

よく言った!

誰が見たって、その通りです。

見合い会場の設定の陳腐さに閉口しながら我慢してましたが、今日の段取りはなんかもう破滅に向かってまっしぐら…

梅子の「大切な人ができたら患者さんを大切に思えないかも」にはケータイ投げたくなりました。

医者じゃなくても、フツーの人間として破綻してますよ。
ラブラブな旦那ができたら仕事に身が入らないんですぅ~って?
グーで殴ってやりたい。
医師免許返してください。

社会に出て責任ある立場にある人間なのに、30手前でもその自覚がない。
人と向き合う、人が好きだから、と言った過去のセリフが空々しくこだましてます。



一生2人でやってろ!周りを巻き込むな!44人がこの感想に票を入れています。採点:
投稿者:sho*****さん投稿日時:2012/8/1 8:36
結局2人が見合いして、お互いの「特別さ」を改めて気付き土曜日を迎えるんだろ?

ノブの見合い相手に「工場が小さくて」断られ、キレる鶴太郎だが、容姿を理由に相手を代えたアンタはキレる資格ないよ。因果応報、当然の結果。
オマケに襖越しに盗み聞き、有り得ない。同じ時間帯に同じ料亭(?)なのも有り得ないが。

梅も見合いする気ゼロな表情と発言。相手側にも失礼だし、両親の顔にも泥を塗る行為、馬鹿じゃないの?
「医者はたくさんの患者を大切にしなきゃいけない」ってさ、梅は患者はおろか身内や周囲を大切にしてるか?いつも自分第一のくせに。「医者って大変なの」と自己陶酔してるだけ。

早野夫妻に「どういういきさつで…」「結婚の決め手は?」等と平気で聞けるのも、自分が見合いする事を最優先に考えてる証拠。「患者第一」の医者なら、親しくなった患者でもそんな事は聞かない。

最初は良いキャラに思えたノブも、梅と本格的に絡んで大嫌いになった。2人の世界が大切なら、見えない所で勝手にやれ。



(追加) 例の感想板をさらに読んでいくと、面白い視点のものがあったので追加しておく。この脚本家のドラマ作りの手法(というか、初めてドラマを書く人間がやりがちな「辻褄合わせがすべて」式のドラマ制作法だが)をはっきりと見抜いた感想は珍しいので、紹介するのである。
この脚本家は、パターン的ストーリーの上にキャラをはめ込めばドラマは作れる、と思っているわけだ。そのキャラもまったく人物像の掘り下げが無いので、ヒロインはヒロインであるだけでしかなく、ヒロインの相手には「幼馴染」であればそれで十分、という実に低俗陳腐な脚本になってしまったのだろう。そもそも、全体の構想や途中の小事件、プロットの数をそろえるという準備はあったのだろうか。まあ、無かっただろう。最近の展開は行き当たりばったりを絵に描いたようなものだ。
要するに、この脚本家にとってキャラとはただの人形なのであり、生きた人間ではないから、適当に作ったその場しのぎのプロットに応じてキャラの人物像が奇妙な変化をしていく、という、役者泣かせの脚本になっている、ということである。


(以下引用)



もう本心から唾棄したくなるドラマ107人がこの感想に票を入れています。 採点:.

投稿者:kum*****さん投稿日時:2012/7/31 19:06.

陽造叔父さん、けっこう好きだったけど最近どうも変だなぁ~と思ってたら言いましたね。
「お前達、ホントにそれで良いのか?」「自分に嘘つくんじゃないぞ」
本来なら身内として喜ぶべき事だし、まだ見合いの段階なのに普通こんな事言うか?
まだ本人たちは互いのことを何とも思ってないってのにクサ過ぎない? このセリフ。
作者はまるでパズルか何かでもしてるような感覚で、登場人物をあちこち動かし、変に説明的なセリフで流れを作って、一件落着の安直ラブストーリーに持って行こうとしてるとしてるのがミエミエで、観ていて白けると言うよりこっちが恥ずかしくなる。
この作者の癖は「空いた所に誰かと誰かをくっ付ける」という超シンプルなもの。
加藤と松子の時もそうだったし、今度のノブもちゃんと咲江と別れさせてあるし。
それにしても不思議なのは、梅子が松岡や坂田医師を全く思い出さないということ。
もうそんな人達の事は忘れちゃったの?
「松岡さん、どうしてるだろう」って手紙の一通でも出そうよ。
「坂田先生、見守っていて下さい」って墓参りか仏壇に手を合わせようよ。
ホントに観てて残念なドラマだ。

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