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日本と世界の今年を占う

賀正。
って、なにが「正」なのか、世の中不正だらけなのに「正を賀す」のも何だかなあ、とは思うが、とにかく賀正。今年が、善良な人々にとってめでたい年になりますように。悪党どもにとってめでたくない年になりますように。
さて、あまり威勢のよくない書き出しになったのは、先ほど日本と世界の今年を易で占った結果が、あまり嬉しくないものだったからだ。まあ、霊力の無い私の占いだからどうということはない。毎度言うように、易などの占いは、思考を引き出す母胎の一つとして利用すればいいのである。信じるというよりは、そういう可能性がある、という「心の注意信号」として心の片隅にとどめて利用すればいい。

占ったのは三つ。「日本国民にとっての今年の運勢」「日本政界の今年の運勢」「世界の人々にとっての今年の運勢」の三つだ。後は、私個人の運勢も占ったが、それは秘密。

第一点「日本国民の運勢」は「艮為山」の3爻。卦の本文その他は読むのもうんざりだろうから省略して、私の解釈を書けば、「どつぼにはまって動けない」「上下相背いて苦難がある」ということである。これは具体的には、国民の意思にまったく反する政治が行われ、国民が苦しむことと考えられる。変爻(変卦)は「山地剥」で、これも不吉な卦である。すべてが剥がれ落ちる、つまり国民の困窮は極度に達するかもしれない。
第二点「日本政界の運勢」は「雷風恒」の初爻。私の解釈は、「現在の状態は基本的に変わらない」。具体的には自民党政権が参議院選でも勝つ、ということだろう。初爻の「浚うを恒とす。貞凶。よろしきところなし。」が暗示するのは、自民党政権が民主党政権の政策から(どぶ浚いのごとく)拙速にすべてを変えようとし、しかも頑迷頑固に妥協をつっぱねるために、多くの不幸が起こる、ということかと思う。変爻(変卦)は「雷天大壮」で、天に雷が轟くような大騒動が起きるか。(これはもちろん、私の解釈であり、「大壮」は「大いに壮んである」が基本の意味。雷はエネルギー、生命、騒ぎなどの象徴でもある。)
第三点「世界の人民の運勢」は、何と、これも「雷風恒」の初爻である。つまり、「変わらない」「凶」ということだ。このように連続してまったく同じ卦が出るのは珍しい。

いやはや、正月早々縁起でもないことを書いたが、まあ、私の易はお遊びだ。通常の思考では生じない要素を易の占示から取り入れ、思考を活性化させる、というのが、私が易をやる理由である。それに、「易経」の言葉の中には深い人生知が含まれているから、それを読むのも役に立つ。霊力のある人がやれば易で未来を予見できるかもしれないが、未来など分からないから夢も希望もあるし、自由意思の価値もあるのである。

ここからは私信だが、忠武飛龍さん、コメント有難うございます。私は自分のCM欄にどう書き込めばいいのかやり方も分からない馬鹿なので、ここでお礼しておきます。今後ともよろしく。







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HN:
酔生夢人
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男性
職業:
仙人
趣味:
考えること
自己紹介:
空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
それだけで人生は生きるに値します。

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