まあ、こんな暇つぶしみたいにNHKの朝ドラの感想を追うのも馬鹿みたいだが、ドラマよりも感想の方が面白いのだから、仕方がない。その感想を見て理解するためには糞みたいなドラマの方も見る必要があるわけで、まったく逆立ちしている。
で、今日も見ました、「梅ちゃん先生」。
ああ、鳥肌が立った。昨日のラブシーンにも鳥肌が立ったけど。とにかく、気持ち悪さ満載のドラマになってしまった。
どこが気持ち悪いかというと、ノブが下村安岡両家族の前で梅子と結婚する了解を取ろうとするのだが、その時、安岡家は梅子が料理ができないことに難色を示し、下村家は、「こんな娘で済みませんが」と頭を下げるのである。
あのねえ、お医者様と、貧乏な町工場の後継ぎだよ。べつに、これからホンダやソニーに発展することが予言されているわけでもない、従業員3人、うち家族2名の家内工業だよ。
何を偉そうに! それに、下村家も、なぜそんなに下手に出るのだ? たかが貧乏工員に、大事なうちの娘はやれません、と拒否するのが自然だろう。そもそも、下村親父と安岡親父は犬猿の仲であり、両家の境界線を巡って法的な争いまでしようかという天敵だったではないか。親父くらいは拒否するかと思っていたら、「どうかよろしく頼む」だって。えーっ、あんた、ノブのこと、そんなに買っていたっけ。この二人の交流など、これまでまったく描写されていませんが? 天下の帝国大教授が、自分の娘を貧乏工員の嫁にやろうとは、何と言うリベラル、素晴らしい!(笑) でも、確かあんた、頑固親父キャラだったはずだけど?
いったい、この下村家の人々は、苦労して医者になった娘を町工場のおかみさんにさせて、料理や掃除洗濯をさせるつもりなのかな。それとも梅子は医者も続けながら、ノブやらその両親の面倒やらも見るのかな。それともノブが工場をやめて主夫(ヒモ)になるのかな。さっぱり分かりませ~ん。
まあ、このドラマの脚本家にまともな神経、合理的頭脳を要求してはいけないことは分かっているのだが、少なくとも最初の間はまともだっただけに、途中からのこのハチャメチャぶりは、やはり昨日の記事に出てきた総合プロデューサーの女に一番の原因があるようだ。つまり、「恋バナ」好きな自分の嗜好を勝手に持ち込んで、ドラマを滅茶苦茶にしたらしい。(「恋バナ」というのは「恋愛話」のようだが、嫌な言葉だ。などと言いながら私も使ってしまったが)
そのあたりの事情が「梅ちゃん先生」感想板に書いてあったので、それを(引用1)とし、ドラマの欠点分析については、「梅ちゃん先生」批判ブログの雄、「えみりーの鈴木先生的神経症ブログ。」を(引用2)とする。(ただし、絵文字の多い文章なので、転載すると読みにくくなるかもしれない。)
「厭なら見なければいい」というのが作り手側の常套句だが、実は「下手なドラマ」は、反面教師として、ドラマ作りのいい勉強になるので、そういうことに興味があるなら、見て損はない。ただし、愚劣なドラマの気持ち悪さが我慢できる人に限定されるが。
注:私自身は貧乏人だし、世間の金持ちはどちらかと言うと嫌いなので、上の記事や今回のタイトルはこのドラマのあまりの非現実性を批判しただけである。
(引用1)
終わりましょう49人がこの感想に票を入れています。採点:
投稿者:pum*****さん投稿日時:2012/8/4 1:56
少し前のこと、
「行き方(夢人注:「生き方」の意か?)ばかり描いてもつまらないしみなさん恋愛話が好きでしょう?」
というようなことをCPがどこかで話したらしい・・・笑いながら。
こんなぺらっぺらな作りでこんなこと言われると、
すごく○鹿にされた気分。
ナレーションとセリフで全部はしょって説明して
明日終わってもいいでしょう。
(引用2)
それよりあれだよな、この2人を無理矢理くっつける為に、松岡がアメリカに追いやられ、ノブカノが排除され、坂田が殺され、おじさんが逮捕され、お見合い相手が謝罪させられたんだよな
ラブストーリーの王道としては、周りの人達を多少傷つけるってのはあるっちゃーあるけれど、ハートに火がつかない2人の為にどれだけ酷いエピソードを積み上げるんだよ
しかも、そんだけ積み上げても盛り上がらない2人
「みんな恋愛が見たいでしょ」とか言っているらしいプロデューサーに、是非とも「Yahoo!みんなの感想G」をご覧になって頂きたいものですよ
別にYahoo!が世間の評価と必ずしも一致するとは思わないけれど。
だって真剣に見てわざわざ意見を投稿するには、それなりの強い愛情がなければ出来ない訳で、そこまで力の入っていない「時計代わり」「習慣だから」「ながら見」視聴者が大多数を占めているだろうって事も想像がつくから。
でもそんな人達も何らかの「違和感」を感じているだろうと思うし、そう願いたい
お父さんとおじさんの確執も、結局よく分からなかった
お父さんは頭が良かったから、金持ち下村家に引き取られた?
それは梅婆がお父さんを忌み嫌う理由にはなっていないよね?
梅婆は、頭が良くて小生意気なクソガキ(←お父さん)よりも、調子がいい陽造おじさんの方がかわいらしかった?
「息子が出来たみたいで嬉しかった」とか言っていたけれど、お父さんも息子 だよね?
ヒドイハナシダナーヽ(´ー`)ノ
陽造おじさんが度々梅婆にお金をせびるから、お父さんは弟に厳しくしていた?
それって今思い付いた「確執」じゃないの?
弟は貧乏な中で頑張って生きてきたんだからさ、自分だけ優遇されて来たお父さんが援助するのは当たり前じゃないの?
弟を深く思いやるって感じがないよね
松竹梅の兄弟もそうだけどさ
昨日も、ノブの所に行く松子と竹夫の行動は、本当に梅ちゃんの事を考えている様には見えなかった。
からかっているみたいだったし、小中学生の行動だったよね。
まぁ梅ちゃんとノブが小学生なんだから仕方ないけれど
あと警察に梅ちゃんだけしか行かないのも不自然だった。
昨日はおじさんをかばいまくった竹夫や梅母はどうしたんだよ
梅あげする為に、下村ファミリーの冷たさを強調してしまったよ
みんなおじさんの事は信じる癖に、お父さんの事は信用ないのね
しかもノブに言わせると、梅ちゃんはまるで天使の様な子
みんなの事を思っている
その中の一人じゃイヤだぁ
そんな無理矢理エピをねじ込んで来るなぁあぁあ
梅ちゃんは単なるゴシップ好きでしょーが
みんなの事を思ってる優しい子なら、マメにお父さんのお見舞いに行き、ギランバレー症候群の女子高生をフォローし、ノブカノの知り合いのおじいさんの事も気にかけるだろうがよ
医者としての仕事も地域に貢献している様子もほとんど描かれず、流れに身を任せて「がんばらない」梅ちゃんを誰が応援したいと思えるかっつーの
あーあ、ついつい言葉が荒くなってしまったえみりーでした
で、今日も見ました、「梅ちゃん先生」。
ああ、鳥肌が立った。昨日のラブシーンにも鳥肌が立ったけど。とにかく、気持ち悪さ満載のドラマになってしまった。
どこが気持ち悪いかというと、ノブが下村安岡両家族の前で梅子と結婚する了解を取ろうとするのだが、その時、安岡家は梅子が料理ができないことに難色を示し、下村家は、「こんな娘で済みませんが」と頭を下げるのである。
あのねえ、お医者様と、貧乏な町工場の後継ぎだよ。べつに、これからホンダやソニーに発展することが予言されているわけでもない、従業員3人、うち家族2名の家内工業だよ。
何を偉そうに! それに、下村家も、なぜそんなに下手に出るのだ? たかが貧乏工員に、大事なうちの娘はやれません、と拒否するのが自然だろう。そもそも、下村親父と安岡親父は犬猿の仲であり、両家の境界線を巡って法的な争いまでしようかという天敵だったではないか。親父くらいは拒否するかと思っていたら、「どうかよろしく頼む」だって。えーっ、あんた、ノブのこと、そんなに買っていたっけ。この二人の交流など、これまでまったく描写されていませんが? 天下の帝国大教授が、自分の娘を貧乏工員の嫁にやろうとは、何と言うリベラル、素晴らしい!(笑) でも、確かあんた、頑固親父キャラだったはずだけど?
いったい、この下村家の人々は、苦労して医者になった娘を町工場のおかみさんにさせて、料理や掃除洗濯をさせるつもりなのかな。それとも梅子は医者も続けながら、ノブやらその両親の面倒やらも見るのかな。それともノブが工場をやめて主夫(ヒモ)になるのかな。さっぱり分かりませ~ん。
まあ、このドラマの脚本家にまともな神経、合理的頭脳を要求してはいけないことは分かっているのだが、少なくとも最初の間はまともだっただけに、途中からのこのハチャメチャぶりは、やはり昨日の記事に出てきた総合プロデューサーの女に一番の原因があるようだ。つまり、「恋バナ」好きな自分の嗜好を勝手に持ち込んで、ドラマを滅茶苦茶にしたらしい。(「恋バナ」というのは「恋愛話」のようだが、嫌な言葉だ。などと言いながら私も使ってしまったが)
そのあたりの事情が「梅ちゃん先生」感想板に書いてあったので、それを(引用1)とし、ドラマの欠点分析については、「梅ちゃん先生」批判ブログの雄、「えみりーの鈴木先生的神経症ブログ。」を(引用2)とする。(ただし、絵文字の多い文章なので、転載すると読みにくくなるかもしれない。)
「厭なら見なければいい」というのが作り手側の常套句だが、実は「下手なドラマ」は、反面教師として、ドラマ作りのいい勉強になるので、そういうことに興味があるなら、見て損はない。ただし、愚劣なドラマの気持ち悪さが我慢できる人に限定されるが。
注:私自身は貧乏人だし、世間の金持ちはどちらかと言うと嫌いなので、上の記事や今回のタイトルはこのドラマのあまりの非現実性を批判しただけである。
(引用1)
終わりましょう49人がこの感想に票を入れています。採点:
投稿者:pum*****さん投稿日時:2012/8/4 1:56
少し前のこと、
「行き方(夢人注:「生き方」の意か?)ばかり描いてもつまらないしみなさん恋愛話が好きでしょう?」
というようなことをCPがどこかで話したらしい・・・笑いながら。
こんなぺらっぺらな作りでこんなこと言われると、
すごく○鹿にされた気分。
ナレーションとセリフで全部はしょって説明して
明日終わってもいいでしょう。
(引用2)
それよりあれだよな、この2人を無理矢理くっつける為に、松岡がアメリカに追いやられ、ノブカノが排除され、坂田が殺され、おじさんが逮捕され、お見合い相手が謝罪させられたんだよな
ラブストーリーの王道としては、周りの人達を多少傷つけるってのはあるっちゃーあるけれど、ハートに火がつかない2人の為にどれだけ酷いエピソードを積み上げるんだよ
しかも、そんだけ積み上げても盛り上がらない2人
「みんな恋愛が見たいでしょ」とか言っているらしいプロデューサーに、是非とも「Yahoo!みんなの感想G」をご覧になって頂きたいものですよ
別にYahoo!が世間の評価と必ずしも一致するとは思わないけれど。
だって真剣に見てわざわざ意見を投稿するには、それなりの強い愛情がなければ出来ない訳で、そこまで力の入っていない「時計代わり」「習慣だから」「ながら見」視聴者が大多数を占めているだろうって事も想像がつくから。
でもそんな人達も何らかの「違和感」を感じているだろうと思うし、そう願いたい
お父さんとおじさんの確執も、結局よく分からなかった
お父さんは頭が良かったから、金持ち下村家に引き取られた?
それは梅婆がお父さんを忌み嫌う理由にはなっていないよね?
梅婆は、頭が良くて小生意気なクソガキ(←お父さん)よりも、調子がいい陽造おじさんの方がかわいらしかった?
「息子が出来たみたいで嬉しかった」とか言っていたけれど、お父さんも息子 だよね?
ヒドイハナシダナーヽ(´ー`)ノ
陽造おじさんが度々梅婆にお金をせびるから、お父さんは弟に厳しくしていた?
それって今思い付いた「確執」じゃないの?
弟は貧乏な中で頑張って生きてきたんだからさ、自分だけ優遇されて来たお父さんが援助するのは当たり前じゃないの?
弟を深く思いやるって感じがないよね
松竹梅の兄弟もそうだけどさ
昨日も、ノブの所に行く松子と竹夫の行動は、本当に梅ちゃんの事を考えている様には見えなかった。
からかっているみたいだったし、小中学生の行動だったよね。
まぁ梅ちゃんとノブが小学生なんだから仕方ないけれど
あと警察に梅ちゃんだけしか行かないのも不自然だった。
昨日はおじさんをかばいまくった竹夫や梅母はどうしたんだよ
梅あげする為に、下村ファミリーの冷たさを強調してしまったよ
みんなおじさんの事は信じる癖に、お父さんの事は信用ないのね
しかもノブに言わせると、梅ちゃんはまるで天使の様な子
みんなの事を思っている
その中の一人じゃイヤだぁ
そんな無理矢理エピをねじ込んで来るなぁあぁあ
梅ちゃんは単なるゴシップ好きでしょーが
みんなの事を思ってる優しい子なら、マメにお父さんのお見舞いに行き、ギランバレー症候群の女子高生をフォローし、ノブカノの知り合いのおじいさんの事も気にかけるだろうがよ
医者としての仕事も地域に貢献している様子もほとんど描かれず、流れに身を任せて「がんばらない」梅ちゃんを誰が応援したいと思えるかっつーの
あーあ、ついつい言葉が荒くなってしまったえみりーでした
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