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姓抜きの芸名


姓(苗字・家族名)抜きで下の名前(個人名)だけを芸名とする人間に対する嫌悪感があるというのは私も同じで、例外がイチローである、というのも同じだ。
なぜなのかと考えてみると、下の名前というのは同名の人間がたくさんいるわけで、それを姓抜きで芸名とするということは、同名の人間の権利をその一人が図々しく独占する、完全私物化することになるからだろうと思う。もちろん、同姓同名というのもたくさんいるだろうが、下の名前だけの重複よりははるかに少ない。そこに姓と名が存在する意味もあるわけだ。
なお、イチローの場合は、カタカナ表記することで特別な存在として「商標化」されたという部分もあるため、抵抗感が少ないのかもしれない。(タケシもそれに近いか。)
まあ、たとえば、どうしようもなく不細工で不愉快な芸風の女や男が、あなたと同じ名前の下の名「〇〇」だけを芸名としたら、世界の「〇〇」はその不細工芸人が代表するわけである。それにあなたは我慢できるだろうか。或る意味、通常の芸名というのは、一般人にそういう被害を及ぼさないようにという配慮もあって名乗られたのではないか、という気もする。




  1. 名前だけ名乗りに抵抗を感じないのは、イチローだけかな。メジャーリーグのオールスターゲームでMVPを獲るクラスの人間だけは、名前のみの名乗りを許しても良いといううことなのかもしれません。



  2. 以前にも書いたことだが、「モーニング娘。」のように、句点を付加する表記を強要する変則的な名乗り方は好きになれない。「瑛太」とか「波瑠」みたいに名字抜き名前のみで活動するタレントの名前にも言及したくない。知り合いでもない人間を下の名前だけで呼ぶことには強い抵抗を感じる。




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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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