ネットに多い、「記事タイトル詐欺」である。タイトルにつられて記事を読んだが、「大幅値上げ」どころか、たった100円の値上げだ。月間100円の出費増って痛いか?
しかし、ネットフリックスのために言うなら、自分の会社で新作映画やテレビドラマを作るのはいいにしても、粗製乱造すぎるだろう。いったい、その制作にどれだけ巨額のカネを使っているのか。
それより、過去の名作映画や名作アニメを放映してくれたほうがどんなにいいか。世界の中には宮崎駿や高畑勲の初期作品を見たことがない層が膨大にいるのである。映画なら、黒澤明の中期までの作品は、何度でも見たい映画である。あるいは、ソ連のレフ・クリジャーノフ監督の「罪と罰」など、ほとんど誰も見たことがないだろう。そういう、隠れた名品を発掘して、世に知らしめることこそ大きな功績になるのではないか。ヨーロッパのクラシック映画にも、名作は多いはずだ。おそらく、映像芸術制作希望者すら、芸術映画の歴史的記念碑である「アンダルシアの犬」や「去年マリエンバードで」さえも見ていないと思う。
(以下引用)
Netflixが日本で値上げ、最低890円に--広告なしは1590円、最上位4Kプランは2290円

Netflixは10月10日、日本における動画配信サービスの値上げを明らかにした。
「広告付きスタンダード」が月額790円から890円に、「スタンダード」が月額1490円から1590円に、「プレミアム」が月額1980円から2290円にそれぞれ値上げとなった。
以下、全文を読む

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