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アメリカで革命が起こらない理由

「マスコミに載らない海外記事」のポール・クレイグ・ロバーツの記事の末尾である。(コピーは「ギャラリー酔いどれ」から取った。)

私も、同じことをずいぶん前から考えている。
私に小説を書く才能があれば、義士を集めて「世界の1%」を殺しまわる話を書くのだが、そんな能力も根気も無い。ハリウッド映画も、そういう話は作らないようだ。「一部の悪徳企業」を悪役に仕立てることはしても「1%全体」を悪役にした映画は作っていないのではないか。当然の話であり、ハリウッドはユダヤ(1%)に支配されているからである。
アメリカ人が現在のようなアメリカの状況に対して革命を起こさないのが何とも不思議に思えるのだが、彼らは「自分の力で社会的にのし上がることができる」というアメリカンドリームの中で生きていて、「勝ったものが偉い。負けたものが文句を言うのは見苦しい」という考えに支配されているのだろうと思う。何しろ、高校時代のアメフトの試合で勝った方が、その後何十年も負けた方をからかい、いじめることが当然とされているような社会である。(アニメ「キング・オブ・ザ・ヒル」にそういう話がある。このアニメは、絵柄はひどいが、アメリカ社会の現実を知るには最適である。コメディだが、一部のキャラクターの性格付けを除いて誇張はほとんど無いと思う。現実そのものがひどいから、それをありのままで描くだけでコメディや風刺になるのである。)
なお、田中芳樹の「創龍伝」は、ファンタジー的な物語だが、背後には世界のそういう「1%による支配」への批判、つまりこの現実世界への批判がきちんとある。ネットにおける田中芳樹への悪口は、そういう田中芳樹のスタンスに対する1%陣営下っ端工作員による「人格破壊工作」だろう。


(以下引用)

欧米やアジアの欧米傀儡諸国において、自由と民主主義が消滅する中、
これらの国々は、国家主権と国民による支配の貯蔵庫になるだろう。

欧米中での暴力革命と、1パーセントの人々の絶滅が、もうひとつのあり得る結果だ

例えば、フランス国民が、食べ物に対する支配権を、
モンサントとアメリカのアグリビジネスに奪われてしまったことに気づいてしまえば、
フランスの食生活を有毒食品へのとらわれの身に零落させたフランス政府閣僚は、
街頭で殺害される可能性さえある。

自分の人生のあらゆる側面を、全く思い通りにできなくなっていて、
自分たちの唯一の選択肢は、革命か死しかないということに人々が気がつけば、
こうした類の出来事が欧米至る所で起きる可能性がある。



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