ささやかなことでも人目を気にしてできない、というのはよくある話である。で、思い切ってやってみると心が解放され、自由度が日常的に広がる。つまり、自分が自分の精神的奴隷だったわけだ。
今、ネットフリックスでやっている「ハリスおばさんパリに行く」は、ロンドンで通いの家政婦をやっている貧しい老婦人(中年婦人と言うべきか。)が、ディオールの服に憧れ、節約をしてカネを貯めてパリに行き、ディオールの服を買うという話である。主演女優の顔が老化した南果歩みたいで、見るのが落ち着かないが、それ以外はよくできた「ハートウォーミング」な話なので、お勧めする。当然、老婆(?)にディオールのドレスが似合うわけもないが、きれいな服に憧れるのが女性というものだろう。
ちなみに、原作小説は何十年も前に読んだが、映画はかなり原作再現度が高い。というより、第二次大戦直後のロンドンやパリの風景や風物の再現度が高い上に、ファンタジー的な部分もあり、音楽はノスタルジックで、時代背景としてジュリエット・グレコのシャンソンや、実存主義哲学の話が「にぎやかし」として出て来るのも面白い。実存主義の本質が「給仕は給仕だろうか」である、というところなど、なかなかのものだと思う。若い人よりは、お年寄り向きかと思う。
(以下引用)
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少し前の絵日記ですが、今年もまたこの靴を履いております♪ 今年はショートパンツを生まれて初めて買ったよ、なんでもやっちゃえばいいじゃんね♪ このお話はこちらの本に収録されております〜他にもこんな感じのささやかな出来事たくさん描き残しておりますので、ぜひ amzn.asia/d/048LxYc3
2024-07-29 18:41:33
感想
@wacchoichoi 私もこの靴、子供の頃欲しかったの思い出しましたリカちゃんのキラキラ靴に似てて… 自分は買ってもらえなかったんですが、小学生になったらもはや足が大きすぎて子供用の靴は入らず大人になった今もメンズしか選択肢ないので、今も憧れを抱いたままですいくつになっても可愛いですやっぱり