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革命政府の悪行は革命の意義をゼロにするか?

パリ五輪開幕式の反動で、フランス革命否定論までが沸き起こっているが、現代の政治と思想界の主流であり、DSが背後にいるリベラル勢力(伝統破壊勢力)への反感がその原動力だと思う。

で、世界の人がほとんど知らない(と思われる)「ヴァンデのジェノサイド」(「殲滅戦争」と言う人も多いようだが、軍隊と人民の闘争は大人と子供の喧嘩に近いものであり、戦争でも何でもないだろう。)がトゥゲッターにスレッドが立ち、多くの人間が我も我もと自論や感想や豆知識を披露し、時には叫んでいる。その中で珍しく冷静なコメントを転載しておく。
これが正解というわけではなく、そういう一面もあり、「なぜ住民全員を殺したか」の理由としては、かなり理屈に合っていると思う。ただし、これは理屈であり、住民弾圧虐殺勢力の心理の主軸は「王党派への憎悪」「革命防衛」だったことは確かだろう。私としては、なぜ搾取される側の農民が、王党派の肩を持ったのかが実に不思議である。まあ、ヴァンデでは王党派の情報工作が先行していたのだろう。(欧州の王政と日本の天皇制はまったく異なる、という自説にここでも注意を喚起しておく。)
なお、革命自体が革命主軸人物たちの権力闘争でもあるのはもちろんだ。むしろフランス革命の小説的面白さはそこにある。

(以下引用)
YOGAKUTIME@YOGAKUTIMEMAN

「ヴァンデの絶滅戦争」の意義を考察するならば・・・都市住民による農村住民に対しての略奪と物資消費の強制停止でないの。不況と不作とアメ独立戦争での蕩尽でフランス全体が貧困と飢餓に晒されていたわけだけど、腐っても農業大国だから、田舎には金は無くても家畜や食料という現物はあるわけでね、それを奪いつくし農村住民には消費させないための虐殺でしょ。王党派とか関係ないのよ実は。


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空を眺め、雲が往くのを眺め、風が吹くのを感じれば、
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