「侮辱罪」厳罰化法案が可決 ネット中傷対策―衆院委
2022年05月18日11時54分
衆院法務委員会は18日、インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷対策として「侮辱罪」を厳罰化することを柱とする刑法改正案を、自民、公明両党などの賛成多数で可決した。19日の衆院本会議でも可決、参院に送付される見通し。与党は今国会成立を目指す。
法改正はネットで中傷を受けたプロレスラー木村花さん=当時(22)=が命を絶った問題がきっかけ。現在は拘留と科料しかない侮辱罪の法定刑に、1年以下の懲役と禁錮、30万円以下の罰金を追加する。