まあ、善意に解釈すれば、「いや、鬱そのものが消えたわけではなく、鬱が抑えられているだけの不健全な状態なのだから、これは病症である」ということなのだろうが、果たして鬱が完全に心から無くなることはあるのか。そんなのはサーバルちゃんのような低知能の能天気なけものフレンズだけだろう。通常の人間は常に悩みや苦しみや悲しみや不安を心の底に抱えているものだし、それを「抑えて」生きているのではないか。
昔の人間はそうした生の「四苦八苦」から解脱するために、哲学や宗教を真剣に考えた。そして、自分の力で悟りに至ったのである。しかし、今の人間は薬に頼って、薬物依存症状態で生きる。新興宗教に頼るのと同じ、安易な「対症療法」である。
まあ、カネがあれば人生の悩みの9割は生じないから、一般人にカネが無い現代日本人の庶民の大半が鬱になるのも当然だし、「けものフレンズ」の世界に憧れるのも当然だろう。(また、カネが無いための苦しみから抜け出そうとして、カネを獲得するための競争や闘争に加われば鬱を悪化させるから、ほとんど地獄である。)
一番簡単な悟りは「あきらめ」である。「あきらめ」は「明らかにする」ことが原義だと聞いたことがあるが、現状を明らかにし、自分の手に及ばないことはあきらめることだ。カネが無いから結婚をあきらめ、恋愛をあきらめる、というのも一種の「アタラクシア(平穏平和な心)」に至る道である。現実の世界に生きることをあきらめ、本やアニメのファンタジーの世界に生きるというのも一種の悟りだ。そうした小乗仏教的な悟り、つまり自分だけが涅槃に至ればいい、という考え方のエゴイズムが嫌だ、不幸な人間がこの社会にいる限り、自分は幸福になれない、というのもひとつの考え方だ。
私自身はまだ「日本をあきらめない」と、どこかの政党のスローガンみたいなスローガンを自分自身に掲げている。まあ、心の中のひとつの「旗」である。
(以下引用)
鬱と抑うつの違いは何ですか
ベストアンサーに選ばれた回答
抑うつは、「よくうつ」と読みます。
中には「そううつ病」という病気があり、そう状態とうつ状態を繰り返したりします。
それと区別する為に、抑うつという言葉を使っています。
うつ病と言えば、抑うつ状態がずっと続くので、抑うつとうつ病はほとんど同じ意味だと思いますが、
抑うつは特に病名ではないので、そこが違います。
抑うつというのは、状態のことを指しています。
抑うつというのは、気分が沈んで何もやる気が起きない状態です。
そううつというのは、気分がハイテンションになってしまって、今ならなんでもできるような気がしてしまう状態です。
お友達は抑うつということなので、気分が沈んでしまって、今心が疲れているのだと思います。
ベストアンサー以外の回答
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読み方は「よくうつ」です。抑うつの状態が2週間以上続くのがうつ病です。
(引用2「大摩邇」経由の「in deep」記事の一節)
そのようなベンゾジアゼピン系について、1970年代に書かれました「異端医療者の告白」では以下のように書かれています。ここにある「ジアゼパム系の精神安定剤」というのは、ベンゾジアゼピンの化合物のことです。
薬効などの詳細の各部については、40年の時間のタイムラグがあるので、今と違う部分もあるかと思いますが、大まかには当時の問題提起のままだと思います。
「史上もっとも売れる薬の秘密」より
適応症と副作用が同じという薬が存在する。つまり、その薬で効く症状とその薬で起こる副作用が同じなのだ。しかも、この種の薬は珍しくない。その一つが驚異的な売り上げを記録しているジアゼパム系の精神安定剤である。その添付文書を見ると、適応症と副作用がほとんど同じであることがわかる。
適応症: 疲労、抑うつ、激しい動揺、震え、幻覚、筋肉のけいれん
副作用: 疲労、抑うつ、激しい興奮状態、震え、幻覚、筋肉のけいれんこういう薬はいったいどんな基準で処方すればいいのか。この薬を処方して症状がつづく場合、どうすればいいのか。副作用を考慮して処方を中止すべきか、効能を期待して容量を倍にすべきか。こんな薬を処方する医者は、何を期待しているのか理解に苦しむところだが、一応、次の3つの推測が成り立つ。
1. 危険をおかしてもプラセボ効果を期待している。
2. 患者が苦しんでいる症状を増幅させる薬を投与することで、その症状を聖なるものとしてあがめようとしている。
3. 原始的な贖罪の儀式になぞらえ、投薬を中止したときに患者の症状が消えることを期待している。精神安定剤は年間6000万回も処方され、人類史上もっとも売れる薬となっている。たしかにこの薬にはそれだけの価値がある。適応症と副作用がほとんど同じこの薬は、科学・芸術・信仰が追求してきた「統一性」という理念を具現しているからだ。
最後の、
> 「統一性」という理念を具現しているからだ。
という文学的な表現の皮肉はさすがですが、当時でさえ「史上最高の売り上げ」を記録したこれらの系統の薬が、今はさらに記録更新となっています。
社会の状況を見ますと、これからも記録を更新していきそうです。
ここにある「適応症と副作用が同じ」というのは、大げさに感じる方がいらっしゃるかと思いますが、もし、ベンゾジアゼピン系の薬などを飲んだことがある方がいらっしゃるならば、そのどれでもいいですので、一般向けのインターネットのサイトで、薬効と副作用を調べてみるとおわかりになるかと思います。
たとえば、私が 25年くらい飲んでいたレキソタンという、ベンゾジアゼピン系の薬のページから抜き出しますと、こうなります。
[作用] 不安や緊張感をやわらげ、気持ちを落ち着かせます。
[副作用] いらいら、強い不安感、不眠、ふるえ、けいれん、混乱、幻覚、興奮、もうろう状態
日本で最も処方されているベンゾジアゼピン系の薬である「デパス」のページには下のようにあります。
[作用] 不安や緊張感をやわらげ、気持ちを落ち着かせます。
[副作用] いらいら、強い不安感、不眠、ふるえ、けいれん、混乱、幻覚、興奮、もうろう状態、息苦しい、起床時の頭痛・頭重感
私がベンゾジアゼピン系の薬を完全にやめることができたのは、故安保徹さんの本(どれか忘れましたが、安保さんはどの本も書いてあることは同じです)を読んだお陰で、その意味では安保さんは恩人でもあります。
30年近く飲んでいた私もやめられたのですから、時間はかかると思いますが、誰でも、ベンゾジアゼピン系の薬をやめることはできると思います。